広西チワン族自治区百色市の美しい景観が国連を「魅了」
WMOの2025年気象カレンダーに採用された百色の夜景
AsiaNet 200779 (0042)
【百色(中国)2025年4月15日新華社=共同通信JBN】国連世界気象機関(WMO)が主催する2025年カレンダー写真コンテストで、広西チワン族自治区百色市で撮影された「Electric Roasted Sea Bass(電気で焼いたスズキ)」と題された写真が、世界中からの数万点の応募作品の中でひときわ目立ち、WMOの2025年気象カレンダー用に採用されました。今年選ばれた唯一の中国作品です。
この「電気で焼いたスズキ」は写真愛好家のLiang Ke氏が撮影しました。息を呑むような光景の中で、無数の稲妻が雲間を突き抜け、夜空を照らしています。その下には、Youjiang River(右江)がまばゆいネオンの光を反射し、輝く光景を作り出しています。この写真はWMOの公式プラットフォームや、Facebook、Instagram、Flickr、LinkedInなどの世界中のソーシャルメディアで広く共有されています。この「鮮やかで光り輝く」百色の夜景は、国内外のネットユーザーから大いに注目されています。
百色市広報部(Publicity department of Baise city)は、近年、百色は人間と自然の調和のとれた共存の近代化を力強く推進してきたと紹介しています。百色は2024年、広西チワン族自治区で唯一の国家レベルの気候レジリエントシティー建設深化パイロットプロジェクトに承認されるとともに、新型汚染物質の管理に関する国家パイロットプロジェクト第2弾にも選定されました。市内の14の国家レベルと11の地域レベルの地表水モニタリング部門では、数年連続で水質基準適合率100%を維持し、同市の地表水質は全国9位です。2024年には、同市の大気質優良率は98.4%に達しました。
百色の生態環境の継続的な改善に伴い、Chengbi River Nature Reserveではleopard cats(ベンガルヤマネコ)やHainan partridges(ハイナンヤマウズラ)といった希少動物が頻繁に見られるようになりました。「鳥のパンダ」として知られるChinese merganser(コウライアイサ)は、10年以上にわたりここで越冬しています。
最近では、国家の一級保護野生生物種であるコウノトリが、右江区Sihuang Townで初めて観察されました。百色市は昨年、広西チワン族自治区Bangliang Gibbon National Nature Reserveと広西チワン族自治区Yachang Orchid National Nature Reserveの成果を中国生態環境省に報告しました。
China Agricultural University(中国農業大学)の准研究員であるWan Rong博士は、百色は独自の生態学的優位性を有していると指摘しました。同市は今後、健康食品や薬用食用資源といった産業に注力し、「生態資源、高度加工、ブランドマーケティング」を網羅するフルチェーンの消費者エコシステムを構築し、「グリーンポテンシャル」を活用して「経済的繁栄」を推進していくことができるでしょう。
ソース: The Publicity Department of Baise City
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