Rio TintoとAMG Metals & Materials、インドでの低炭素アルミニウムプロジェクトを評価へ

AM Green

 

ロンドン, 2025年4月17日 /PRNewswire/ -- Rio Tintoとエネルギー転換ソリューションプロバイダーであるAMG Metals & Materials(AMG M&M)は、インドにおいて再生可能エネルギーを活用した統合型低炭素アルミニウムプロジェクトの開発可能性を共同で評価するため、覚書(MOU)を締結しました。AMG M&Mは、GreenkoおよびAM Greenの創業者2名によって推し進められています。

 

 

 

 

 

両社は、再生可能な風力および太陽光エネルギーに加え、揚水発電によって安定化した電力を活用し、最大年産100万トン(Mtpa)の一次アルミニウム製錬設備および年産200万トンのアルミナ生産設備の開発可能性を共同で検討します。この開発には、インド国内の適地における年間50万トン規模の一次アルミニウム製錬設備の第一段階の可能性を評価するための調査が含まれます。

 

Rio Tinto Aluminiumの最高経営責任者であるJérôme Pécresse氏は、次のように述べました。「本調査は、グローバル規模での低炭素アルミニウム事業の展開を拡大しつつ、新たなプロジェクト推進手法や新興市場における機会を模索するという当社の目標に向けた重要な一歩です。AMG Metals & Materialsとのパートナーシップにより、再生可能エネルギーを活用した低コストかつ責任あるアルミニウム生産の実現可能性を評価することが可能になります。急速な経済成長と戦略的な地理的位置を有するインドは、本プロジェクトの実施に極めて魅力的な地域であり、当社が掲げるグローバルに多様性と強靭性を備えたアルミニウム事業の長期的ビジョンとも合致しています。」

 

本調査の一環として、AMG M&MはGreenkoと連携し、安定供給可能な再生可能エネルギーソリューションを検討する一方、Rio Tintoは商業的なアルミナ供給ソリューションの検討を進めます。本調査では、最もコスト効率の高いソリューションを特定するために、製錬技術の選択肢についても評価を行います。

 

AMG Metals & MaterialsおよびGreenkoのグループ社長であるMahesh Kolli氏は、次のように述べました。「ここ数年、当社は電気、分子、化学物質、燃料からなる多くの脱炭素ソリューションを提供することができました。それをさらに発展させ、素材分野へと拡大できることを非常に嬉しく思っています。この覚書は、自動車、建設、消費者向け包装など、さまざまな分野のグローバルなサプライチェーンにおける脱炭素化の取り組みを加速させるために、必要とされる低炭素金属を大規模に供給する可能性を秘めています。」

 

AMG Metals & Materialsについて

 

AMG Metals & Materialsは、インドを代表するエネルギー転換ソリューションプロバイダーであるGreenko Groupおよび、グローバルな脱炭素化ソリューションプロバイダーであるAM Greenの創業者であるAnil Chalamalasetty氏とMahesh Kolli氏によって設立されました。Greenkoは、太陽光、風力、水力を含む再生可能エネルギーの運転中容量として10GWを目前に控えており、インド全土で合計100GWhの単一サイクル蓄電容量の構築を進めています。AM Greenは、インド国内の複数の地域において低炭素アンモニアプロジェクトを展開しており、2030年までに年産500万トンのグリーンアンモニア生産能力の達成を目指しています。同社が現在カキナダで建設中の第一製造拠点は、年産100万トンのグリーンアンモニアの生産能力を有する予定であり、RFNBO基準に適合した世界最大級のグリーンアンモニア施設の一つとなる見込みです。この施設は、インドおよびOECD諸国におけるネットゼロ目標の達成を支援します。また、AM Greenは脱炭素化が困難とされる産業分野における脱炭素化を支援するために、グリーン苛性ソーダ、e-メタノール、オレフィン、バイオ燃料などのネットゼロ分子および化学品の生産能力の開発も進めています。詳細情報については、以下をご覧ください:www.amgreen.com

 

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(日本語リリース:クライアント提供)

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