住友理工の防振ゴムが、トヨタのレクサスLXに採用

~振動の低減により、運転時の操作性安定・乗り心地向上を実現~

住友理工

 住友理工株式会社(本社:名古屋市中村区、代表取締役 執行役員社長:清水和志)は、トヨタ自動車株式会社(本社:愛知県豊田市、代表取締役社長:佐藤恒治)とトヨタ車体株式会社(本社:愛知県刈谷市、代表取締役・社長:松尾勝博)の新開発ハイブリッドシステムを搭載したレクサスLXに、当社のキャブマウント(キャビンとフレーム間を支持する防振ゴム)が採用されたことをお知らせいたします。

 

レクサスLX

キャブマウント

 

 当社の最新技術では、レクサスLXをはじめとした、フレーム車特有の課題である操縦安定性能向上と低周波振動低減の両立に成功しました。この技術は、フレームのカップ部(凹部)に配置するアッパーマウント(防振ゴムの上側)のゴム内部に金具を内蔵する構造を採用することで、当社従来品よりも10%ものこじり特性向上を実現しています。その結果、車両が受けるブルブルとした低周波振動の低減に寄与しています。さらに、この新技術は、「直進安定性」や「操舵一体感」が改善し、快適な走りを提供します。従来品同等の耐久性を確保しつつ、フレーム車の利点である堅牢性やロードノイズ遮音性を損なうことなく、操縦安定性能の向上を実現しました。

 

 

キャブマウント取付位置

(フレーム白丸箇所の左右)

 

キャブマウント説明図

 

 住友理工グループは、経営ビジョン「2029 年 住友理工グループVision」にて、実現した

い未来社会像として、「自然と都市と人の空間が繋がる グリーンで快適な社会」を掲げていま

す。約70 年にわたって培った防振技術をさらに進展させ、次世代モビリティへの進化に対応

した製品の開発・供給を続けていくとともに、安全・快適の提供拡大に向けた技術の進化・融

合を推進してまいります。

 

<レクサスLX に搭載された住友理工 その他の製品>

■防振ゴム

エンジンマウント

サスペンション系防振ゴム(サスペンションブッシュ、コイルインシュレーター、ストラット

マウント、スタビライザーブッシュ)

■ホース

燃料系ホース、オイル系ホース、エアコンホース

■内装品

ヘッドレスト、アームレスト

■シール

コネクタシール、ワイヤーシール

 

※こじりとは、上下の動きにギャップが生じた際に生じる力の入り方のこと。例として、車線変更をした時に先にフレーム部が動き、遅れてキャビンが動く時などにこじりが生じる。

 

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

レクサスLX

キャブマウント

キャブマウント取付位置

キャブマウント説明図

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