SGホールディングス株式会社（本社：京都市南区、代表取締役会長：栗和田榮一、以下「当社」）は、当社子会社であるSG HOLDINGS GLOBAL PTE. LTD を通じて、台湾に拠点を置くMorrison Express Worldwide Corporation（以下「Morrison社」）の全株式を、2025年5月20日に取得しました。

　当社は、2030年に向けて、「Grow the new Story. 新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」というSGHビジョン2030を掲げ、ありたい姿として「お客さまおよび社会において、必要不可欠な存在(＝インフラ)であり続けること」と定義しています。2025年4月からは中期経営計画「SGH Story 2027」をスタートし、「トータルロジスティクスの高度化とグローバル物流の基盤拡大」を基本方針として、重点戦略に取り組んでいます。

　グローバル物流においては、当社グループのExpolanka Holdingsがアパレル・日用雑貨の海上フレイトフォワーディングに強みを持ち、事業を展開しています。一方でMorrison社は、電子部品・半導体の航空フレイトフォワーディング事業に強みがあり、両社の強みを掛け合わせ、新規顧客の獲得、海上・航空それぞれのノウハウを生かした調達、事業展開エリアの拡大などのシナジー創出が期待できることから、当社グループの企業価値向上に大きく寄与するものと判断し、同社株式の取得を決定したものです。

　2025年2月の発表当初は2025年7月1日の株式取得を予定していましたが、両社が前向きに取り組んだことにより、本日5月20日に全株式の取得が完了しました。

　今後は、協働推進体制を構築し、相互のリソースを共有・活用することにより、可能な限り早期にシナジー創出を図るとともに、お客さまの物流課題解決に寄与するサービスを提供してまいります。

■Morrison Express Worldwide Corporationの概要