宇久高校「Ukuサイエンスパーク」で初開催！高校生の離島留学制度「体験入学・宿泊体験」を開催

【日時】令和7年7月26日（土）～8月24日（日）のうち最大2日間

長崎県

2025/6/30 17:21

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和7年6月30日

令和８年度から導入される宇久高校「Ukuサイエンスパーク」ではじめての開催

高校生の離島留学制度　「体験入学・宿泊体験」を開催

【日時】令和7年7月26日（土）～8月24日（日）のうち最大2日間

　長崎県では、夏休み期間中の令和7年7月26日(土)～8月24日(日)、全国の中学生・保護者向けに、高校生の離島留学制度の「体験入学」及び島外の参加者を対象とした「宿泊体験」を実施します。

　「高校生の離島留学制度」は、平成15年度から実施しており、これまで1,000名を超える生徒が留学しています。韓国語や中国語、英語の語学専門コースのほか、スポーツ専門のコース、雄大な自然の中で「生きる力」を育むコース、また令和8年度入学生より、自然科学分野などに興味を持った大学進学等を目指す人材を育成する制度を導入するなど、目的意識や意欲を持った生徒の特性を伸長することを目的としています。

　学校ごとの特色ある取組を体験する機会であるとともに、学習環境や生活環境について確認することができ、離島での学習や生活の不安を取り除きます。

＜体験入学・宿泊体験概要＞

【日時】令和7年7月26日（土）～8月24日（日）までのうち最大2日間

【対象校】宇久高校、対馬高校、壱岐高校、五島高校、五島南高校、奈留高校

【体験内容】学校紹介、授業体験、在校生との交流、しま親宅見学、自然体験活動など

【申込方法】下記リンクもしくは二次元コードからお申込みください。

https://www.pref.nagasaki.jp/bunrui/kanko-kyoiku-bunka/shochuko/ritoryugaku/taiken-nyugaku/

【補助制度】長崎県が中学生と保護者（１名分）の交通費・宿泊費を補助します。

（参加希望者の数によって補助額は変わります）

【申込締切】各学校で異なりますので、まずはHP等でご確認ください。

［壱岐］7月4日（金）　［五島］7月4日（金）　［対馬］7月10日（木）

［五島南］7月11日（金）［奈留］7月18日（金）［宇久］7月25日（金）

＜「高校生の離島留学制度」の卒業生について＞

　氏名：浦　真由紀さん

　就職先：五島市役所

　大学：長崎県立大学・地域創造学部　卒業

　出身高校：奈留高校（令和３年度卒業）

　出身地：長崎県佐世保市から離島留学を経験

―なぜ奈留高校に離島留学をしたのですか？

　中学3年生の進路を決める時期に、学校から配布された離島留学のパンフレットをみて、奈留高校に関心を持ちました。　実際に体験入学に参加してみて、島の雰囲気がとても気に入ったので、奈留高校に離島留学してみようと思いました。

―奈留高校への離島留学の思い出を教えてください。

　特に印象に残っているのは、３年間のホームステイ生活です。初めは、親元を離れて生活することが不安でしたが、ルームメイトやホームステイの方とも徐々に打ち解けることができ、楽しく過ごすことができました。ホストファミリーの方は学校のイベント事にもよく来てくれたり、話を親身になって聞いてくれたりして、いつも温かく見守ってくださったことが、とても嬉しかったです。

―大学ではどんなことを勉強・活動していましたか。

　大学では、公共政策を学びました。主に、地域の課題や魅力を体系的に知るために、地域へのフィー

ルドワークに参加していました。また、海外研修に参加したことをきっかけに、地域の日本語教室で日本語学習をサポートするボランティア活動にもチャレンジしました。

―五島市に就職したのはなぜですか。

　大学で進路を決定するとき、大学でのフィールドワークの学びを活かせる仕事に挑戦したいと思いました。五島は高校時代にお世話になった地域でもあり、島での生活が懐かしくも感じていたので、五島で地域に貢献できる仕事に就くことを決めました。今は、五島で生活している高校時代の友人とも交流があり、毎日楽しく過ごすことができています。

―奈留高校や離島留学を考えている中学生にメッセージをお願いします。

　離島留学に対して、期待や不安を抱えている方も多いと思いますが、体験入学等の機会を通じて、島や学校に行ってみると、生活のイメージが掴めると思います。

　離島留学で、自分の成長につながったこともたくさんあったので、中学生のみなさんにも離島留学にチャレンジしてみてほしいです！

奈留高校卒業の際の、港での見送り大学時代の海外研修の一コマ