【ニュースレター】琵琶湖からはじまる滋賀の旅 湖上交通で広がる、滋賀ならではのおでかけスタイル
令和7年10月28日
滋賀県
琵琶湖からはじまる滋賀の旅
湖上交通で広がる、滋賀ならではのおでかけスタイル
滋賀県では、例年10月下旬から12月初旬にかけて紅葉シーズンを迎えます。2025年も、比叡山や湖東三山、琵琶湖周辺など各地で美しい紅葉が見頃を迎え、特に11月中旬から下旬がピークとなる見込みです。
関西地方の秋観光といえば「京都」が有名ですが、そのすぐ隣にある大津エリアは、観光客が比較的少なく、自然と文化をゆったり体験できる穴場です。JRや京阪電車でのアクセスも良好で、湖畔には三井寺や石山寺といった名所、温泉やグルメも充実しています。
そして滋賀ならではの「湖上交通」(=琵琶湖上を運航する観光船・小型クルーズなど)は、移動そのものが観光体験に変わる特別な手段です。波の少ない琵琶湖では揺れも少なく、快適。秋風を感じながら船に揺られる時間は、まさに非日常の旅。観光船や新航路クルーズ、歴史的な疏水船まで多彩なラインナップが揃い、この秋のおでかけを特別なものにします。
湖上交通の多彩なラインナップ
◼︎ LAGOクルーズ(2025年4月就航)/ 琵琶湖浪漫クルーズ

LAGOクルーズ(写真左:一番丸)は、小型船による新定期航路として、観光と地域移動の両面で利用できるのが魅力。
琵琶湖浪漫クルーズ(写真右:屋形船四季)は、普段は見られない湖上から、浮御堂や琵琶湖大橋の真下を通過する迫力の航路。びわ湖の景観と歴史を一度に楽しめる人気の観光クルーズです。
<LAGOクルーズ>
●運航区間:
〇大津港 ⇄ におの浜観光桟橋(LAGO 大津)
〇におの浜観光桟橋(LAGO 大津)⇄ 草津烏丸半島港(琵琶湖博物館)
● 料金:
〇大津港 ⇄ におの浜観光桟橋:片道500円(小学生以上)
〇におの浜観光桟橋 ⇄ 草津烏丸半島港:片道 大人1,200円、小人600円
● 運航日:土日祝(特定日一部運休あり。詳細は公式HPを確認)
● 予約:予約不要(15名以上は予約可)
<琵琶湖浪漫クルーズ>
● 運航区間:おごと温泉港 発着
● 料金:大人2,400円、小学生1,200円
● 運航日:土日祝(詳細は公式HPを確認)
● 予約:要予約
● お問い合わせ:琵琶湖浪漫クルーズ
◼︎ 湖上タクシー

尾上港の漁師たちが、季節やその日の天候でおすすめのコースを案内する観光船。自転車ごと乗船も可能で、琵琶湖を自転車で1周する「ビワイチ」のショートカットに人気です。
● 運航区間:長浜市湖北町尾上港発着(季節や天候に応じたコースを漁師が案内)
● 料金:1,500/1名(30分)
● 運航日:荒天時休(不定休)
● 予約:要予約
● お問い合わせ:湖上タクシー研究会
◼︎ ミシガンクルーズ /竹生島クルーズ

ミシガンクルーズ(写真左)は、赤いパドルが印象的な外輪船で南湖を周遊します。眺望はもちろん、楽しい音楽や多彩なお食事などが楽しめる、滋賀を代表する大型観光船です。
竹生島クルーズ(写真右)は、湖東の長浜港と湖西の今津港どちらからも乗船でき、パワースポット巡礼のほか、周辺観光と併せて、びわ湖を横断する湖上交通としても利用されています。
<ミシガンクルーズ>
● 運航区間:大津港発着※ 柳が崎湖畔公園港(びわ湖大津館)、におの浜観光港(びわ湖大津プリンスホテル)は、予約がある場合に寄港。
● 料金:コースにより異なる(例:60分クルーズ 2,600円/おとな1人)
● 運航日:毎日運航(時期により便数が異なる。詳細は公式HPを確認)
● 予約:予約不要(船内で食事をする場合は要予約)
● お問い合わせ:琵琶湖汽船
<竹生島クルーズ>
● 運航区間:長浜航路(長浜港~竹生島港 往復)、今津航路(今津港~竹生島港 往復)、びわ湖横断航路(今津港~竹生島港~長浜港)の3区間
● 料金:長浜航路(3,600円/おとな1人)、今津航路(3,200円/おとな1人)、びわ湖横断航路(3,400円/おとな1人)
● 運航日:毎日運航(時期により便数が異なる。詳細は公式HPを確認)
● 予約:予約不要
● お問い合わせ:琵琶湖汽船
◼︎ オーミマリン

信仰の島である竹生島や多景島をめぐる観光船。彦根駅から無料シャトルバスも利用できます。
お正月には、竹生島までの「初詣船」など特別運航も実施しています。
● 運航区間:彦根港~竹生島・多景島
● 料金:コースにより異なる(例:竹生島航路 往復 3,500円/おとな1人)
● 運航日:毎日運航(一部コースは運航日が異なる。12月1日~2月末は冬季ダイヤのため一部運休あり)
● 予約:要予約
● お問い合わせ:オーミマリン
なぜ滋賀で湖上交通が発展したのか?
鉄道網が整う以前、琵琶湖の湖上交通は、陸路よりも効率的でスピーディーに物資を運ぶことができる重要な手段でした。
中世には織田信長が琵琶湖の水運を重視し、築城や港の整備を進めたと伝えられています。さらに明治時代には、京都と滋賀を結ぶ琵琶湖疏水を通じて、物資の輸送が盛んに行われていました。
その名残は、今も県内各地に受け継がれています。
たとえば、国内で唯一“湖の上で人々が暮らす島”である沖島と対岸を結ぶ「航路沖島通船」は、湖上交通の歴史を今に伝える大切な存在です。
湖上交通を使って、この秋こそ行きたいおすすめ回遊スポット3選
① LAGO 大津

2025年3月24日(月)にオープンした、和菓子舗たねやが手掛ける新店舗。琵琶湖を一望する和菓子のショップには工房とカフェを併設し、焼きたての「たねやカステラ」や季節の和菓子が楽しめます。また、敷地内には多様な木を植え、近江の里山の自然に習い、豊かな森を育んでいます。
LAGO 大津には船で行き来することもでき、クルーズ前後に立ち寄れば、食・自然・船旅がつながる特別な時間に。湖を間近に感じながらくつろげるテラスもあり、大津観光の新定番として注目を集めています。
②三井寺(大津市)

滋賀を代表する古刹で、比叡山延暦寺と並ぶ天台寺門宗の総本山。国宝・重要文化財を数多く有する境内は、秋になると一面が紅葉に染まり、特に観月舞台や観音堂からの眺望が人気です。
2025年は11月8日(土)~12月7日(日)まで「秋の特別拝観」が実施され、通常非公開の文化財や紅葉景観をあわせて楽しむことができます。歴史と自然が調和する空間で、湖上交通と組み合わせた滋賀ならではの紅葉体験が叶います。
③おごと温泉

開湯1200年の歴史がある温泉地で、琵琶湖を一望できる露天風呂や宿泊施設が充実。湖上交通の寄港地でもあり、クルーズ後に温泉でくつろげるアクセスの良さが魅力です。
カップルや家族連れに人気の宿泊旅館から、日帰り入浴可能な施設まで揃い、観光の合間に立ち寄りやすいのも特徴。秋の紅葉シーズンは湖畔の自然と温泉で、心身ともに癒されるひとときを過ごせます。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 滋賀県
- 所在地 滋賀県
- 業種 自治体
- URL http://www.pref.shiga.lg.jp/
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