中国のシルクロードの拠点、西安がミラノで文化交流と都市ブランドを推進
「西安に出会う―シルクロード拠点と欧州の対話」都市文化交流アクティビティーと西安市プロモーション会議の開幕式
AsiaNet 201277 (0314)
【西安(中国)2025年12月2日新華社=共同通信JBN】11月24日、イタリアのファッションの都・ミラノで、「Meeting Xi'an: A Silk Road Hub's Dialogue with Europe(西安に出会う―シルクロード拠点と欧州の対話)」都市文化交流アクティビティーと西安市プロモーション会議の開幕式が開催されました。
2000年以上前、漢代の外交官張騫(Zhang Qian)が率いた西域への使節団は、中国と西洋の交流と協力への扉を開き、当時の長安(現在の西安)と欧州との強いつながりを築きました。現在、中国-欧州貨物列車(中欧班列)「Chang’an(長安)」の力強い汽笛と文化・経済協力の不断の深化と革新を背景に、西安は、より開かれた姿勢で新時代のシルクロードの1章を記し続けています。
このイベントには約100人のゲストが出席し、その中には在ミラノ中国総領事館の代表やミラノ市政府の関係者、Italy-China Association(伊中協会)の指導者たち、そして地元の文化・経済界の人々が含まれました。彼らは東洋と西洋の文明にまたがる対話を共に見届けました。
イベントは、神秘的な秦腔(Qinqiang opera)の変面パフォーマンスと、優雅で生き生きとした水袖舞で幕を開けました。続いて、秦腔の抜粋とイタリアオペラの選曲が並行して上演され、会場の雰囲気は最高潮に達しました。東西の芸術が融合し、時にぶつかり合う舞台は、観客から熱烈な喝采を受けました。
西安市宣伝部の常務副主任であるCui Qing氏は、都市プロモーションのスピーチで、西安は千年の歴史を誇る世界的に有名な古都であると同時に、活気あふれる現代の国際都市でもあると述べました。
近年、西安は開放政策や技術イノベーション、文化観光の公演などの分野で強い発展の可能性と活力を示してきました。Cui氏は、より多くの欧州の友人が投資やビジネス、交流や交渉、旅行のために西安を訪れ、古都の魅力を存分に体験し、西安の発展の新たなパートナーになることを期待していると述べました。
在ミラノ中国総領事のLiu Kan氏は、西安は古代シルクロードの起点で、中国文明の重要な発祥地の1つであり、シルクロード上でさまざまな文明の出会いと融合、そして共栄を見届けてきたと指摘しました。同氏は、今後、中国と欧州の都市が文化遺産の保護や都市再生、産業イノベーション、若者の交流などの分野でさらに協力を拡大することに期待を示しました。
ミラノ大都市圏政府の議員であるMarco Griguolo氏は、代表団の訪問を歓迎しました。同氏は、ミラノと西安はいずれも有名な歴史都市であり、文化遺産を保護しながら都市開発を促進するという共通の課題に直面していると述べました。今回の交流は、双方にとって相互学習と協調的な発展のための貴重な機会を提供します。
今回のプロモーション会議は、「Meeting Xi'an: A Silk Road Hub's Dialogue with Europe」と題した文化交流活動シリーズの正式な幕開けにもなりました。今後、西安はミラノ、ベネチア、マインツなど欧州各都市で、唐代風のストリート・フラッシュモブ、キャンパス交流セッション、西安の春節伝統に関する文化展示など、多彩なイベントを展開する予定です。
西安市人民政府新聞弁公室(Information Office of the Xi'an Municipal People's Government)の主催による今回のイベントは、豊かで多彩な文化交流を通じて西安とミラノの協力と対話の架け橋を築き、力強く発展する西安の新しい姿を世界に示しました。
ソース:Information Office of the Xi'an Municipal People's Government
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