南京とイスタンブール、文化遺産の保全で協力強化へ
中国とトルコの研究者らが、本イベントで協力プロジェクトを開始。
AsiaNet 201649(0118)
【イスタンブール2026年7月9日新華社=共同通信JBN】中国・南京とトルコ・イスタンブールの政府関係者や学者らが今週イスタンブールに集まり、「Nanjing-Istanbul Urban Civilization Dialogue」に参加し、文化遺産の保全と持続可能な都市開発について意見交換を行いました。
この対話は今月2日に開催され、中国国務院新聞弁公室(China's State Council Information Office)と在アンカラ中国大使館が共同で組織し、南京市人民政府新聞弁公室(Information Office of the Nanjing Municipal People's Government)が主催しました。地方政府、国際機関、学術界、出版業界、文学関係者、メディアから100人以上の代表者が参加しました。
専門家らは、南京とイスタンブールは、古代の城壁や豊かな文化遺産を抱えつつ急速に成長する大都市であり、非常に似た都市課題に直面していると述べ、両都市が進めている保全の取り組みは古代からの歴史都市に重要なモデルを提供していると指摘しました。
Nanjing University's School of Architecture and Urban Planning(南京大学建築・都市計画学院)のLu Andong教授は、この対話は「文明が都市を通じてどのように受け継がれ、革新されるのか」に焦点を当てたと述べ、イスタンブールのイェディクレ・ボスタンから南京の歴史的街区に至る生きた遺産の保全は、遺跡の保存・修復工事と同じくらい重要であると指摘しました。
参加者は、南京とイスタンブールは歴史的背景が異なるものの、共通する保全課題が多く、実践的な解決策を共有することは双方にとって有益だとの認識で一致しました。
City History, Promotion and Tourism Department of the Istanbul Metropolitan Municipalityのトップを務めるHuriye Merve Gedik氏は、この対話が、両都市が遺産保全の経験を共有するための重要なプラットフォームを提供したと述べました。
Gedik氏は「私たちは何千キロも離れていますが、互いの建築や歴史を知ることは双方を豊かにしてくれます」と語りました。
5世紀に築かれたイスタンブールの古代城壁は、当初は約22キロメートルにわたって延びていました。現在残っている7.2キロの区間で修復が進むなか、Gedik氏は、14世紀の明代に築かれ、現存する城壁として世界最長級の規模を誇る南京の城壁が遺産保全の面で貴重な教訓を与えてくれることから、南京は理想的な比較対象であると述べました。
かつて古代のシルクロードを通じて、商品や人々、そして文化・思想の交流によって結ばれていた南京とイスタンブールは、遺産保存における協力を通じて新たな絆を築きつつあります。参加者らは、この対話が、両都市の歴史的遺産を守るだけでなく、それを未来の世代へ受け継いでいくという共通の姿勢を明確に示したと述べました。
ソース:The Information Office of the Nanjing Municipal People's Government
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