2012年度「One by One こども基金 奨学金」奨学生決定のお知らせ

2012年4月5日

日本アムウェイ合同会社

2012年度「One by One こども基金 奨学金」奨学生決定のお知らせ

-児童養護施設の子ども向け奨学金制度-

日本アムウェイ合同会社(本社:東京都渋谷区、社長:マーク・バイダーウィーデン)は、当社の社会貢献活動※2「One by One こども基金」のプログラムにおいて児童養護施設の子どもを対象に、大学入学後の奨学金制度※1「One by One こども基金 奨学金」の公募を行いました。応募総数110名の中から厳正な審査を行った結果、以下6名の児童養護施設の学生に決定しました。同奨学金は、新大学1年生6名に対して、それぞれ年額50万円、最大4年間の奨学金給付をいたします。

【2012年度 「One by One こども基金 奨学生」】 

1.岩手県の女子学生:国立大学(工学部)へ進学

2.滋賀県の女子学生:私立大学(社会福祉学部)へ進学

3.大阪の女子学生  :国立大学(教育学部)へ進学

4.広島県の男子学生:私立大学(工学部)へ進学

5.宮崎県の男子学生:国立大学(地域学部)へ進学

6.沖縄県の男子学生:私立大学(人文学部)へ進学

尚、当「奨学金」の選考にあたって、西澤 哲氏(山梨県立大学教授)/兼田智彦氏(日本こどもの虐待防止民間ネットワーク事務局長)/渡井さゆり氏(NPO法人「日向ぼっこ」理事長) 以上3名の方々に選考委員としてご協力いただきました。

【西澤 哲氏のコメント】

今期は、全国から100人を超える多数の応募をいただきました。その中から6人を選考させていただきました。言うまでもなく、とても大変な作業でした。子どもたち一人一人の応募書類を拝見し、大学や将来へのそれぞれの強い想いに触れさせていただいただけに、選に漏れてしまった子どもたちには本当に申し訳ない気持ちで一杯です。何とか、将来の夢が叶いますよう、心よりお祈りいたします。私が、養護施設の子どもたちとかかわるようになったのは、30年以上も前のことです。その頃、多くの子どもたちが中卒で就職しており、大学進学者はほとんど皆無という状況でした。そうした現状に対して、「いつか、施設の子どもたちが、希望すれば大学に進学できるような社会にしなくては」と考えたことを、今でも鮮明に記憶しています。それが、私の夢の一つだったように思います。この私の夢は、少しずつですが、現実になってきているような気がします。みなさんも、自分の夢を大切に、一歩ずつ進んでいってください。

【参考資料】

※1 「One by One こども基金 奨学金」概要

応募資格:児童養護施設に在籍し、大学・短期大学・専門学校への進学(平成24年4月入学)を予定している高校3年生

応募期間:平成23年11月7日から12月末日必着

募集人数:5~6名程度(選考段階で人数が変更する場合がございます)

給付内容:年額50万円を学校卒業まで給付

給付期間は進学した学校の卒業までの最短の在学期間とする(最大4年)

他の奨学金と併せて受けることができます。

詳細は公式ホームページ(http://www.1by1.jp/)からもご覧いただけます

※2 「One by One こども基金」

世界58の国と地域で展開するアムウェイが、2003年に各国でサポートが必要な子ども達のために始めた社会貢献プログラムです。2008年9月には、子どもを取り巻く環境として児童虐待問題の深刻さと、この分野への早急な支援ニーズが高まるなか、特に児童養護施設の子ども達への支援を目的とした「オレンジ・プロジェクト」を開始しました。同プロジェクトでは、啓発、日常支援、自立支援の3つの分野を中心に、それぞれの専門性が高いNPOと協働し、社会的養護が必要な子ども達への支援を行っています。

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  • 所在地 東京都
  • 業種 卸売業
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