日本最大の国際海事展 SEA JAPAN 2012 いよいよ開幕!!

インフォーマ

1994年より2年に一度開催をしてきた『SEA JAPAN』が2012年4月18日からの開催で、ついに記念すべき開催10回目を迎える。日本最大の国際海事展として日本の海事産業とともに歩んできた本展示会だが、今回は10回目に相応しく、展示面積、出展社数ともに過去最大規模での開催となる。

2012年4月16日

SEA JAPAN 運営事務局

過去最大!27の国と地域から466社が出展!国際海事展SEA JAPANは記念すべき開催10回目!!

過去最大!27の国と地域から466社が出展!国際海事展SEA JAPANは記念すべき開催10回目!!

1994年にパシフィコ横浜での初開催以来、2年に一度開催をしてきた『SEA JAPAN』が2012年4月18日からの開催で、ついに記念すべき開催10回目を迎える。日本最大の国際海事展として日本の海事産業とともに歩んできた本展示会だが、今回は10回目に相応しく、展示面積、出展社数ともに過去最大規模での開催となる。本格的国際展示会となる本展示会にはドイツ、ノルウェー、デンマーク、オランダ、フィンランド、韓国、中国が海外パビリオンを形成する一方、(社)日本舶用工業会が主催するジャパンパビリオンが過去最大のパビリオンを形成する。4月10日現在で27の国と地域から参加する185社の海外企業を含む、計466社の出展が決定しており、来場者数は18,000人を見込んでいる。

新設!「ジャパンパビリオンテーマゾーン」

海運会社、造船所、舶用機器メーカー、大学、研究機関、官庁、業界関連団体が一同に集結!!

日本海事産業を牽引する企業が集結する「ジャパンパビリオン」に、今までのSEA JAPANにはなかった新たな試みとして「テーマゾーン」が設置される。「テーマゾーン」には舶用機器メーカーはもとより、日本を代表する海運会社、造船所、大学、研究機関、官庁、業界関連団体が出展し海事立国「日本」 の最新テクノロジーを紹介する。海事関連展示会において舶用機器メーカー以外に日本を大代表する海運、造船、大学、研究機関、官庁及び業界関連団体が一同に会することは非常に稀であり、世界に誇る日本の海事クラスターをまとめてみることができる世界唯一の機会となる。世界的な海運・造船不況の中、日本のマーケットに大きな影響が出始めているが、日本の海事クラスターがまとまって出展をすることで日本の技術力の高さを証明すると共に日本海事産業の健在ぶりを内外に向けアピールしていく。また、「テーマゾーン」は世界の海事産業最大の課題である「GHG削減(省エネ)」、「環境保全」に展示の主眼を置いており日本発世界最先端の新技術を世界に向け発信する。

10th Anniversary 特別イベントも充実

第一次南極観測隊 白石氏そして石巻市長による講演開催 

本展示会では10th Anniversary として様々なセミナーやステージイベントが予定されている。会場内に設置された特設ステージでは、4月19日(木)の13:30より、TBS系ドラマ「南極大陸」でも有名になった「第一次南極観測隊」に参加した北村泰一氏を招き、敗戦から10年、まだ日本が復興に向け苦境に立たされていた時代に、日本中に感動を巻き起こした南極観測隊の当時のエピソードを語っていただく。

4月20日(金)には、同じく「会場内東6ホールイベントステージにて「復興支援」と題し石巻市長 亀山 鉱氏が復興の現状と今後の展望についての講演を行う。SEA JAPANにゆかりのある水産業や造船業が盛んな「水産都市」であり、また、臨海部に木材加工や飼肥料等の製造業も数多く立地する「港湾都市」という2つの基幹産業を有する石巻市にスポットをあてることで震災による風評被害の克服等、多くの課題を海事産業関係者が一堂に集う本展で紹介する。

主催者:UBMジャパン株式会社 代表取締役 クリストファー・イブからのメッセージ

SEA JAPAN見どころ

1994年にSEA JAPANを立ち上げてから18年が経ちました。世界の海運・造船市場は世界経済的不況の影響を受け大変動の時代に直面しています。日本の海事産業もこの影響を避けられない状況下にあります。しかしその中においても、記念すべき10回目に過去最大の規模での開催が出来ることは、いまだ日本の海事産業界が世界的に注目されている証拠であり、日本の各出展社が世界と戦っていく力があることの証明であると考えております。今回のSEA JAPANにおいては、(社)日本舶用工業会の全面協力により日本の海事クラスターを前面に押し出した「ジャパンパビリオンテーマゾーン」を設置することができます。私個人は世界の海事関連展示会を数多く見てきましたが、海事産業界に関わる全ての企業、団体研究機関、官庁が一同に会する展示会を見た経験がありません。このことは、日本の世界へ誇る技術を研究段階の川上の部分から、完成品となっている川下の分野まで隈なく見渡すことの出来る非常に有効な機会と考えております。

全ての産業界において「省エネ」「環境対応」が重要なキーワードとなっている中、海に囲まれた日本は貿易量の99.7%を船での輸送に頼っており、世界的にも責任がある問題となっています。また、世界的な法規制の厳格化も進んでおり近年、出展社の中には、生態系への影響を考えたバラスト水処理装置CO2、NOx、SOx削減に関する環境へ配慮した製品を展示する出展社が非常に増えておりますし、10thAnniversayセミナー内でもこれらの技術についての紹介が数多くされます。

また、今回は10th  Anniversary セミナーの他に4月18日・19日に開催される国際会議にも力を入れています。基調講演に三菱商事(株)より代表取締役社長の小林建氏をお招きし、資源・エネルギーの海外大型投資を含めた世界経済の現状と展望を語っていただくと共に、資源・エネルギー輸送に切り離すことのできない海運業界への期待も語っていただきます。その他にも、海運、造船、舶用機器の分野より日本を代表する講演者をお招きし、各業界の展望と戦略についての座談会を開催いたします。

繰り返しとなりますが、10回目を迎えることができましたことを大変うれしく思うとともに、今後もSEA JAPANが世界に向けた情報発信の場として皆様にご利用いただけるよう、努力を続けてまいります。

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