スパリゾートハワイアンズを運営する常磐興産株式会社（本社：福島県いわき市）は、4月23日、今年入社した新人フラガール（正式名称：スパリゾートハワイアンズ・ダンシングチーム）5名の練習を開始しました。

今年入社したフラガールは第48期生で、福島県いわき市1名、福島県福島市1名、茨城県北茨城市1名、東京都八王子市1名、滋賀県大津市1名の5名です。

4月2日常磐興産に正社員として入社するとともに、附属のダンサー養成学校である常磐音楽舞踊学院（学院長：斎藤一彦、福島県知事認可各種学校）に入学。入社式後は他の正社員と合同で常磐興産の集合教育を受けてきましたが、本日から常磐音楽舞踊学院でダンスレッスンを開始し、7月のステージデビューを目指します。

レッスン初日は常磐音楽舞踊学院のクウレイ尚子助教授、ホクラニ橋本講師の指導により、ポリネシアンダンス（フラとタヒチアンダンス）の基本姿勢、足のステップ、手や腰の動きを中心に行いました。

初めての練習を終えて新人の鈴木璃央（すずき・りお、福島県いわき市出身、19歳）は、「初めての練習はとても難しいと思いましたが、福島やいわきの皆さんはもちろん、お客様を笑顔にできるようなダンサーになれるよう頑張っていきたいと思います」、井上茜（いのうえ・あかね、滋賀県大津市出身、18歳）は、「小学生の頃からずっと憧れていたフラガールになれるという実感がはじめて湧きました。先輩と同じステージに立てるのかまだ不安ですが、一日一日を大切に努力していきたいと思います」と意気込みを述べました。

また指導にあたったクウレイ尚子助教授は、「昨年入学した47期生は震災直後の過酷な状況の中でもレッスンに励み、ステージデビューを果たしました。48期生は、レッスン場所やレッスンカリキュラムなど、震災前の状況に戻っており、恵まれているということを忘れないでレッスンに励んで欲しい」と話しました。

現在フラガールの人数は、今年度の第48期生5名の加入により総勢38名となり、創業以来三番目の規模（昭和44年度43名、昭和45年度40名）となります。

当社では、国内屈指の湯量を誇る「温泉」とならび、経営資源であるフラガールによる「ショー」を震災復興の象徴として一層強化し、次の時代に継承していきたいと考えております。