「2012ワコール ブラ・リサイクル」で回収したブラジャーを 15.93tのRPFに加工しました

ワコール

2012年5月31日

株式会社ワコール

「2012ワコール ブラ・リサイクル」にて回収したブラジャーを

15.93tのRPF(産業用固形燃料)に加工しました

株式会社ワコールは環境活動の一環として、2008年から取り組みを始めた「ブラ・リサイクル」を2012年2月12日「ブラジャーの日」から4月22日「アースデイ」までの間、全国のワコールの直営店およびワコール製品を取り扱う下着専門店を中心に合計 約750店舗で実施しました。

この期間中、不用なブラジャーを専用の回収袋に入れてお客様にご持参いただき、店頭で合計38,417袋の「ブラ・リサイクルバッグ」を回収しました。その結果、前年比259%の15.93tのRPF(産業用固形燃料)に加工処理をしました。

この加工されたRPF(産業用固形燃料)は、製紙会社などで燃料として有効に使われる予定です。

多くのお客様のご協力に感謝致しますとともに、いろいろな面でご支援いただきましたすべての皆様に厚くお礼申し上げます。

■ キャンペーン参加店舗数: 全国のワコールグループの直営店『アンフィ』『ウンナナクール』

『ランチ』『スビート』『ワコールデューブルベ』と、グループ会社の

『PEACH JOHN』の直営店、『ワコール』商品取り扱いの下着専門店

を中心に一部百貨店、量販店合計約750店舗で展開。

*上記以外に海外では、台湾ワコール(株)の、ワコール直営店および

お取引先約500店舗で実施し現地でRDFに加工しました。

 (上記の合計重量には含みません)

■ キャンペーン期間中 「ブラ・リサイクルバッグ」回収数:38,417袋

■ RPF(産業用固形燃料)加工重量:15.93t

  ※梱包資材を含んだ重量

  ※加工重量よりブラジャー1枚100gとして換算すると 約159,300枚のブラジャーと試算。

  

「ブラジャー・リサイクルキャンペーン」実施の背景

2008年から京都議定書の目標達成期間に入り、世界全体でCO2などの温室効果ガスを削減しようという気運が日々高まっています。 そのような中、株式会社ワコールも自社の環境方針に基づき、さまざま環境活動に取り組んでいます。

その一環として、お客様にご愛用いただき不用になったワコール製品の取り扱いも、メーカーとしての重要な責務と考え、2008年2月には自社で販売したブラジャーの回収・リサイクルを620店舗の協力を得て、試験的に実施し、2009年2月12日から4月22日には650店舗、2010年・2011年の同期間には約800店舗の協力を得、実施しました。

その結果、2008年には約30,000枚(回収袋からの推定枚数)、2009年には約35,900枚、2010年には約51,800枚、2011年には約61,500枚をお客様から回収し、今回含め5年間で約33,850kg(33.85t)の産業用固形燃料「RPF」にリサイクルすることができました。

環境を考えるとモノが捨てにくいといわれている今の世の中、このリサイクルに参加・協力をしてくださったお客様からは、「捨てにくい物が捨てられる」「エコに貢献できる」という声を頂いています。

またワコールの調査(※)でも、61%の女性が「ブラジャーを捨てるのにためらいを感じる(躊躇する)」と答えており、ブラジャーが捨てにくい物のひとつであることがうかがえます。

このようなことからブラジャーの回収・リサイクルには継続的な取り組みが必要と考え、このたび「2012ワコール ブラ・リサイクル」を実施致しました。

前回同様、加工したRPFを燃料としている製紙会社が製造した紙を利用してリサイクルバックの製作も行うことで循環型リサイクルに取り組み、更に今回は、ワコール製品の他、他社製品のブラジャーも回収の対象としました。

※ ワコールの調査 : ワコールと聖心女子大学 文学部 教授 菅原健介氏との共同研究

                                                  「女性の心理と下着に関する意識調査」(2007年4月発表)

株式会社ワコールは、今後も「製造した商品を最後まで責任を持つ」という企業姿勢と、自社の環境方針に基づき、環境活動に取り組んで参ります。

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プレスリリース添付画像

※加工されたRPF(産業用固形燃料)

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