既存マンションの100年長寿命化を支援 「マンション100年倶楽部」 7月創設

ヤシマ工業

築30年超の古いマンションが増加し、維持運営に支障を来たすところが急増しているため、ヤシマ工業とNPO建築物環境安全研究所が連携し、管理組合の支援組織「マンション100年倶楽部」を創設します。各会の専門家が連携し、スラム化の回避及び、マンションの長寿命化と資産価値を維持するための支援を行います。

2012年6月26日

ヤシマ工業株式会社

NPO建築物環境・安全研究所

既存マンションの100年長寿命化を支援する専門組織が7月に誕生 

- マンション100年倶楽部 -

ヤシマ工業株式会社とNPO建築物環境・安全研究所は共同でマンション管理組合の支援組織である「マンション100年倶楽部」を7月14日に創設します。

築30年を超える高年数マンションを中心に、維持運営に支障を来たしているマンションが急増しているため、幅広い分野の専門家や企業が業界の枠組みを超えて連携し、管理組合に対しマンションの長寿命化と資産価値を守るための支援を行います。同時に管理組合の交流も行います。

①管理組合の交流会 

100年マンション実現のための情報やノウハウの共有を行います

②各界の専門家(※)が連携して支援 

建物の長寿命化というハード面だけでなく、コミュニティづくり、資産計画、資産価値の向上といったソフト面でも専門家陣が本格的な支援をします。※マンション管理士、一級建築士、不動産鑑定士、ファイナンシャルプランナーなど

迫るマンション・スラム化の時代 崩壊を回避し、次世代につなげる

築30年超の高年数マンションが2012年ついに100万戸を突破。今後10年で倍増、更に10年で400万戸へと激増します。居住者の高齢化も急速に進行しており、現在全体の約半数の世帯主が65歳以上の高齢者と推定されます。特に築40年超のマンションでは世帯主の大半が80歳台の高齢者という所も出ています。

こうしたマンションでは空室、滞納、若い世代の住まい手不足などで運営が維持できず崩壊する「スラム化」の危機に直面しています

※詳細な背景やデータは添付の発表資料に掲載しています

“年数が経過するほどに魅力が高まるマンション” を実現する

これまで日本では「年数が経過すれば価値が下がる」のが常識でした。しかし本来は年数が経つほどに木が育つ、コミュニティが育つ、歴史や思い出が重なる、といった具合に本当の魅力が生まれます。この世界標準の考え方を日本で早期に実現するのも本組織の使命です。

建物の潜在寿命は100年を超えますが、魅力がなければ、若い世代が入居せず、結局運営は維持できなくなってしまいます。

ホームページは下記のとおりです。

http://www.kenchiku-kankyou.net/club/

1万棟の管理組合をネットワークに

2015年までに100人の専門家を連携し、首都圏を中心に1000管理組合を支援する計画です

その後、管理組合のネットワークを1万棟まで広げていくことを目指しております

マンション100年倶楽部 創立記念セミナー&管理組合交流を7月14日に開催します

日時: 7月14日(土)14:00-17:00 会場: ウラク青山

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