株式会社mediba（本社：東京都港区 代表取締役社長：大朝 毅 以下、mediba）は、2012 年7 月17日（火）より、広告主向けにDSP やターゲティング配信技術を用いて、インターネット広告の戦略的活用を提案・支援するサービス「mediba トレーディングデスク」を提供開始しますので、お知らせします。

日本におけるオンライン広告の市場規模は依然として拡大基調にあり、DSP(※1)を通じたリアルタイムでのオンライン広告取引は急速に普及しています。広告配信手法は、これまで主流であった「広告枠」単位での配信からオーディエンスデータを基にした「ユーザー(※2)」単位でのターゲティング配信へと変化し、最適なユーザーに、より最適な広告配信をすることが必要不可欠となりました。

「mediba トレーディングデスク」は、あらゆる広告配信技術を活用し、プロモーション戦略提案・設計からレポーティングまでを一括して行います。各DSP のパフォーマンスや広告効果の分析結果を基に、広告予算を自動最適化・配分出来るDSP 一元管理システムの利用やワンタグ機能(※3)、広告主サイトの来訪者分析結果を基にしたmedibaDSP の広告配信などが利用でき、より効率的かつ効果的な広告配信が実現できます。これにより広告主は、マーケティングサイクルを活性化させることが可能です。

ｍediba は、今後更なるDSP のサービス拡充を始め、企業のマーケティング活動をより豊かにするための仕組み・サービス構築に取り組んでまいります。

※1：DSP（Demand-side-platform）

広告主・広告会社のディスプレイ広告での広告在庫の買い付け、広告配信、掲載面・オーディエンスのターゲティングなど一連の作業を統合的に管理する事ができるプラットフォームです。

※2：会員の判別はすべてCookie 情報で判別しており、個人・端末を特定するような情報は使用しておりません。

※3：通常は複数の広告メニューを使用する場合はそれぞれの計測用タグをウェブサイトに設置する必要があるのに対して、ワンタグを用いる事によりそれら複数のタグを一つのタグにまとめる事が出来ます。各DSP のトラッキングタグ、リターゲティングタグを導入する為の工数・管理が削減でき、効率的に案件を運用できます。

■mediba トレーディングデスクの特徴

1.DSP 一元管理システムの提供

各DSP のパフォーマンスや広告効果を分析し、分析結果を基に広告予算を各DSP に自動最適化・配分する事が出来るマーケティング支援システムです。レポートを一元管理する事で配信データの比較・分析や次のプロモーション施策を戦略的に設計する事が可能となります。

2.ワンタグ機能の提供

ワンタグを使用する事で、各DSP のトラッキングタグ、リターゲティングタグを導入する為の工数・管理が削減でき、効率的に案件を運用できます。

3.各社DSP を提案・運用

広告主の要望に合わせて、各DSP の提案を行い、最適な広告キャンペーンを設計・運用致します。

4.medibaDSP の提供

ワンタグを通じて広告主サイトの来訪者分析を行い、その結果を基にmedibaDSP にて広告配信を行います。今まで広告出稿ごとに個別で管理・蓄積されていた広告配信データは、他の広告キャンペーンに活用する事ができませんでしたが、トレーディングデスク・ワンタグを通じ横断的に広告配信データを取得する事で、medibaDSP を活用した次のプロモーション施策に効果的・効率的に活用する事ができます。