江戸時代の絵画の基盤を支えた狩野派(かのうは)の美を熊本で堪能

熊本県

2012年8月31日

熊本県

~江戸時代の絵画の基盤を支えた狩野派(かのうは)の美を熊本で堪能~

細川コレクション「細川家と狩野派の美」開催中!!

 熊本県立美術館では、9月23日(日)まで、細川コレクション「細川家と狩野派の美」を開催中です。

 

 江戸時代において、狩野派は代々将軍家の御用絵師をつとめ、その影響は全国各地の大名家にも及びました。この狩野派は、江戸時代における絵画の教育システムを作り上げ、多くの有名な絵師も最初は狩野派に学びました。いわば、江戸時代の絵画の基盤を支えたのは狩野派であると言えます。

 

 江戸時代に肥後熊本を治めていた細川家にも、江戸で交流のあった狩野派の優れた作品が数多く伝わっています。本展では、これらの江戸狩野派の伝世品と、熊本に根付いた肥後狩野派の画業を紹介します。江戸時代の大名文化形成に、たしかな一翼を担った狩野派の美を、ぜひ熊本でご覧ください。

■期日

 平成24年7月18日(水)~9月23日(日)

■会場

 〒860-0008 熊本市中央区二の丸2番

 熊本県立美術館本館 細川コレクション常設展示室II (別棟 永青文庫展示室)

 TEL:096-352-2111

■開館時間

 午前9時30分~午後5時15分(入館は午後4時45分まで)

 ※休館日 月曜日(祝日の場合は開館し、翌日が休館日になります。)

■観覧料

 一般200円(150円)、大学生120円(100円)

 ※( )内は20名以上の団体料金、高校生以下無料、障がい者手帳をお持ちの方無料

■細川コレクションとは

 細川コレクションは、江戸時代に肥後熊本を治めていた細川家に伝わる文化遺産であり、東京都文京区にある公益財団法人永青文庫に所蔵されています。細川家に代々伝えられ、散逸することなく保存されてきた武具や書画、茶道具、能道具、調度品などの他、細川護立氏(公益財団法人永青文庫の創設者)によって収集された近代日本画や洋画の名品、禅画、刀剣、刀装具、中国、東洋の美術品など、多岐にわたります。

 これらの作品は、永青文庫のほか、熊本県立美術館の常時展示室でも鑑賞できます。さらに、羽田空港第2旅客ターミナル3階に日本初となる空港内美術館「ディスカバリーミュージアム」がオープンし、そちらでも鑑賞可能です。

※詳しくは下記HPをご覧ください。

 http://www.museum.pref.kumamoto.jp/event/kikaku/20120717-0923_hosokawakanohanobi/index.html

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付ファイル

プレスリリース添付画像

狩野探信<群鶴図屏風> 

狩野養信<春秋高隠図>

狩野養長<牡丹に金鶏図衝立>

このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。

プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。

プレスリリース受信に関するご案内

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中