北九州市立いのちのたび博物館「地質学会表彰」受賞!「行ってよかった美術館＆博物館2012」第2位!

2012/10/18 10:30

平成２４年１０月１８日

北九州市役所

北九州市立いのちのたび博物館が「日本地質学会表彰」受賞！トリップアドバイザー「行ってよかった美術館＆博物館ランキング2012」全国博物館中第2位に選定！

　この度、北九州市立いのちのたび博物館（http://www.kmnh.jp/index.php）は、地質学に関する多彩な展示や幅広い講座の企画・実施などによる「自然・環境保全活動および地質学の教育・普及への貢献」が評価され、日本地質学会から平成２４年度“日本地質学会表彰”を受賞しました。

　また、世界最大の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の日本法人トリップアドバイザー(株)が、過去１年間に投稿されたクチコミ評価をもとに「行ってよかった美術館＆博物館ランキング２０１２」を発表し、北九州市立いのちのたび博物館が全国博物館中、第２位に選定されました。

　いのちのたび博物館は平成１４年１１月に開館し、本年１０周年を迎えます。これまで魅力ある展示活動や、講座、教育普及プログラムの充実などに努め、平成２３年１月には入館者３００万人を達成するなど、多くの来場者を迎えています。

　今回の受賞・選定を契機に、さらなる博物館活動の充実に取り組んでいきます。なお、博物館では平成２４年１０月２０日～１２月２日まで、開館以来収集や研究を行った標本や資料を展示する秋の特別展「いのちのたび博物館１０年のあゆみ」を開催し、より多くの皆様の来館をお待ちしています。

１　北九州市立いのちのたび博物館とは

　北九州市立いのちのたび博物館は、「自然と人間の関わりを考える共生博物館」を理念とし、「知的アクセス権を保障する博物館」「セカンドスクールとしての博物館」「研究の成果を教育・普及に生かす博物館」を目指して、自然史分野・歴史分野がー体となった西日本最大級の博物館として平成１４年１１月に誕生しました。

　当博物館は、生命の進化の道筋を自然と人との両面から展示解説し、未来へ向けて私たちの生き方を考えるために「いのちのたび」をコンセプトにしています。４６億年前の地球誕生から現代までを、さまざまな化石、動植物標本、歴史資料などからひもとき、常設展示のほか、さまざまな企画展・特別展や講座、体験教室などを実施しています。平成２３年度から平成２４年度にかけては、「対決！恐竜展」や「地球と生命」などの展示活動、また自然史に関する興味深い話題や最新の研究成果などを広く市民に知ってもらうため、学芸員が企画・実施する室内での講座や野外観察会などの教育普及活動を幅広く実施しています。

２　日本地質学界表彰とは

　日本地質学会は、地質学の発展や普及を目指し、今から100年以上前の1893年に創立された学会で、大学や研究機関の研究者、教師などの社会人、大学院生など4500人以上が所属しています。

　地質学の教育活動、普及・出版活動、新発見および露頭保全、あるいは新しい機器やシステム等の開発をとおして、地質学界に貢献のあった非会員の個人、団体および法人に対して同会より授与される賞です。

３　「行ってよかった美術館＆博物館ランキング２０１２」とは

　全国の美術館、博物館を実際に訪れたユーザーが、トリップアドバイザーに平成２３年９月から平成２４年８月に投稿した口コミの、星評価（５段階）の平均、口コミの投稿数などをもとに独自のアルゴリズムで分析し集計したものです。

【この件に関するお問い合わせ先】

　北九州市立いのちのたび博物館

　普及課、自然史課

　電話：093-681-1011

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。