株式会社タカラトミー（本社：東京都葛飾区、代表取締役社長：富山幹太郎）の米国子会社TOMY International，Inc．（本社：米国イリノイ州、CEO：Curtis W. Stoelting、以下トミー・インターナショナル）と、株式会社ポケモン（本社：東京都港区、代表取締役社長：石原恒和）の米国子会社The Pokemon Company International（本社：米国ワシントン州、President：大久保賢司）は複数年のグローバルトイライセンス契約を締結いたしました。これにより、本社主導で進めている中国を含むアジア地域に加え、欧州、北米、オセアニア等における横断的な展開が可能となり、事業の最大化が見込まれます。

「ポケットモンスター」（以下「ポケモン」）は、1996年2月に発売された任天堂の「ゲームボーイ」用ソフトから誕生したコンテンツで、これまでに派生ソフトも含む全ソフトの累計販売数は全世界で約2億3000万本以上を記録、テレビアニメは77の国と地域で放映された実績をもち世界的に絶大な人気を誇っていますが（2012年3月末現在）、そのブランドマネジメントを行うのが株式会社ポケモンです。

株式会社タカラトミーは、1997年から「ポケモン」の商品化ライセンスを取得し、日本国内において、玩具ならびに玩具周辺商品の企画・開発・販売を行なってまいりました。また同時期には香港、台湾、韓国での販売も開始し、現在では販売地域をASEAN諸国へと拡げています。さらに昨年には中国への導入も始まり販売エリアの拡大も進んでいます。　

今回、The Pokemon Company Internationalとトミー・インターナショナルが、これまで地域によって異なっていた欧米における「ポケモン」のライセンス契約を締結することにより、タカラトミーグループは「ポケモン」のグローバルマスタートイパートナーとなり、世界各地域で、玩具ならびに玩具周辺商品の企画・開発・販売を行なうこととなります。

タカラトミーは、トミー・インターナショナル（旧：RC2 Corporation）をグループ化したことにより、欧米をはじめオセアニアでの販売力を強化しており、「ポケモン」を『常に新しく、魅力的なものにし続けることで、世界中の人からずっと愛される存在に』という株式会社ポケモンが掲げる目標に向けて、ベストパートナーとして市場拡大を目指してまいります。

トミー・インターナショナルはThe Pokemon Company Internationalとの今回の契約締結により、今年発売のゲームソフト『ポケットモンスターブラック２』および『ポケットモンスターホワイト２』（国内発売2012年6月23日）の関連商品を皮切りに、今後世界各地域に向けて商品を展開してまいります。

The Pokemon Company Internationalについて

The Pokemon Company Internationalは日本法人である株式会社ポケモンの子会社であり、アジアを除く全世界においてプロパティのマネジメントを行っています。また、ブランドマネジメント、ライセンス、マーケティング、ポケモンカードゲーム、ＴＶアニメ、ホーム・エンターテイメント及び公式ＨＰを展開しています。詳細については、www.pokemon.comをご参照下さい。

トミー・インターナショナルについて

トミー･インターナショナル (www.tomy.com) は、幼児から大人までをターゲットとした数多くの革新的で高品質な玩具（展開ブランド：『トミー』、『アートル』、『ジョニー･ライトニング』、『トミカ』）と、乳幼児並びにその母親のためのベビー用品（展開ブランド：『ザ･ファースト･イヤーズ』、『ラマーズ』、『JJコール・コレクションズ』、『ブーン』）を設計・生産・販売するグローバル企業です。トミー･インターナショナルは、また、『機関車トーマス』、『チャギントン』、『ダイナソー・トレイン』、『ジョン・ディア』、『くまのプーさん』、『ディズニー･プリンセス』、『カーズ』、『ディズニー･フェアリーズ』、『トイ･ストーリー』をはじめとする有数ブランドのライセンス商品も取り扱っております。トミー･インターナショナルの使命は、世界中の子供たちと、子供のいるみなさまの夢をかなえ、想像力をかきたてることです。トミー･インターナショナルの商品は、北米、南米、欧州及びオーストラリアの2万5千店を超える小売販売店でお買い求めいただけます。トミー･インターナショナルは、日本法人である株式会社タカラトミー（コード番号　7867　東証第１部）の完全子会社です。