卵黄由来ペプチド「iHA(アイハ)」に関節軟骨修復効果

エバーライフ

株式会社エバーライフ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:浅井 克仁)と株式会社ファーマフーズ(本社:京都府京都市、代表取締役社長:金 武祚)は、卵黄由来ペプチド「iHA」※(以下、iHAと表記)の関節軟骨修復効果を確認いたしました。

2012年10月16日

株式会社 エバーライフ

―「病は気から」から「病は脚から」の時代へ―

卵黄由来ペプチド「iHA(アイハ)」に関節軟骨修復効果

―10月12日 第9回 たまご研究会にて発表―

株式会社エバーライフ(本社:福岡県福岡市、代表取締役社長:浅井 克仁)と株式会社ファーマフーズ(本社:京都府京都市、代表取締役社長:金 武祚)は、卵黄由来ペプチド「iHA」※(以下、iHAと表記)の関節軟骨修復効果を確認いたしました。

また、iHA経口摂取のヒト臨床試験では、自己評価・医師による客観的評価双方のアンケート結果において、関節痛の痛みの緩和が認められました。

この研究成果を、2012年10月12日(金)、京都大学ローム記念館で開催された「第9回たまご研究会」にて発表いたしました。

※iHAとは…株式会社ファーマフーズが開発した、卵黄から抽出、精製されるペプチドで、鶏卵の中に約1~2%含まれています。

【研究の背景】

厚生労働省の調査によると、要支援・介護の原因として、変形性膝関節症などの関節疾患は第4位にランクされています。同じく運動器の障害として、第5位の骨折や転倒と合算すると、その割合は第1位の脳血管疾患にも匹敵し、運動器の障害が高齢者のQOLを著しく阻害していることが明らかであり、その対策は火急の課題と言えます。また、変形性膝関節症の患者数は、潜在患者も含めると、2,350万人に及ぶという調査結果※もあり、今後の顕在化が懸念されています。(添付画像①)

※吉村典子:CLINICAL CALCIUM 2009: 19(11); 1572-1577.

【研究概要とその成果】

①マウス軟骨前駆細胞株(ATDC5)を用いたin vitro試験を行い、iHAの細胞増殖効果、ヒアルロン酸産生促進効果および軟骨細胞への分化促進効果を確認しました。(添付画像②)

②ウサギ膝軟骨損傷モデルを用いたin vivo試験を行い、膝軟骨損傷手術を施したウサギにiHAを3週間経口投与することで、軟骨損傷部位の有意な回復が認められました。(添付画像③)

③ 膝関節の痛みを有する男女51名に、iHAを8週間経口摂取させ、痛みの変化を評価しました。iHAを投与した群において、被験者が主観的に評価するVASスコア等の改善が認められました。また、医師による客観的評価においてもiHAを摂取した群で有意な改善が得られています。(添付画像④)

以上の結果から、経口投与したiHAが損傷した関節軟骨に対して有用であることが示されました。

今後、長期摂取による有効性、及びその作用機構の解明等を行っていきます。

【iHA関連製品情報】

 なお、株式会社エバーライフは、8月11日(土)、発売10年目を迎える『皇潤』にこの新成分iHA(アイハ)とビタミンD3を追加配合し、さらに、低分子化ヒアルロン酸の配合量を従来品から約20%増量した『皇潤プレミアム』をリニューアル新発売いたしました。

 http://www.everlifegroup.jp/koujun.html

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