会話からの情報漏洩をガードする「スピーチプライバシーガード」の受注開始について
日本板硝子環境アメニティ株式会社は、静岡大学発ベンチャー企業の株式会社Sound Conciergeと共同開発した「Speech Deformation System」を利用し、情報を含んだ会話内容を第3者へ解りにくくする「スピーチプライバシーガード」の受注を1月21日より開始いたします。
2013年1月9日
日本板硝子環境アメニティ株式会社
会話からの情報漏洩をガードする「スピーチプライバシーガード」の受注開始について
日本板硝子環境アメニティ株式会社(東京都港区、代表取締役社長 袴田正人)は、静岡大学発ベンチャー企業の株式会社Sound Concierge(静岡県浜松市、代表 川上福司)と共同開発した「Speech Deformation System※1(以下SDS)」を利用し、情報を含んだ会話内容を第3者へ解りにくくする「スピーチプライバシーガード※2」の受注を1月21日より開始いたします。
スピーチプライバシーとは、他人に聞かれたくない情報を含んだ会話が第3者に漏れ聞こえてしまうことで発生する情報漏洩の問題です。この問題は、金融機関相談窓口、調剤薬局窓口、医療機関診察室など、さまざまな場所で発生しています。書面や電子データの個人情報管理は、2005 年に施行された「個人情報保護法」により厳しく制限されるようになりましたが、会話からの情報漏洩は規制が無く容認されているのが現状です。こうした問題の解消を提案するのが「スピーチプライバシーガード」です。
間仕切りなどで区切られた空間において、当社が長年蓄積した遮音・吸音等の防音技術を駆使し、音場の調整による会話の漏れ聞こえを防ぐだけでなく、話者の音声をマイクロフォンで集音し、SDSによる変換処理を行い、変換したマスキング音※3 を隣接した空間にスピーカーから発生させることで、漏れ聞こえている会話の内容を解りにくくいたします。
※ 1・・・Speech Deformation System(特許申請中)とは、話者の音声を実時間で変換し、マスキング音を生成する音声アルゴリズムです。変換処理したマスキング音は、話者の音声を利用しているため、漏れ聞こえてくる音との違和感が少なく、話者の音声を集音したときのみマスキング音を提示するため、静粛性を確保することが可能です。
※ 2・・・スピーチプライバシーガードは、商標登録を申請しています。
※ 3・・・マスキング音とは、話し手の声にかぶせる音のことです。
<主な特長>
1. 最適な音響空間(音場)の設計施工をいたします。
2. 話者の音声を使用するため、自然で違和感の少ないマスキング音となります。
3. 会話していないときの静粛性が確保できます。
4. 2方向間(隣接ブースの双方間)のマスキングが可能です。(従来技術は1方向のみ)
<お問い合せ先>
日本板硝子環境アメニティ株式会社
東京本社 TEL:03-5421-7522 担当:岡本、落合
大阪支社 TEL:06-6222-7026 担当:土井
http://www.nea-ltd.com/kenon/speechPrivacy/speechPrivacy.html
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 日本板硝子環境アメニティ株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 建設業
- URL http://www.nea-ltd.com/
過去に配信したプレスリリース
ホテル・オフィスビル等向けに上階からの騒音を低減できる新技術を商品化
2013/12/2