世界最小幅・強固なアルミフレームにより軽量化を実現した高速インクジェットプリンターを開発

2013/09/12

富士ゼロックス株式会社

世界最小幅・強固なアルミフレームにより軽量化を実現した

高速インクジェットプリンターを開発

データプリントおよび印刷市場に向けフルカラーコンピュータープリンティングシステム

「1400 Inkjet Color Continuous Feed Printing System 」新発売

 富士フイルムグループの富士ゼロックス株式会社(東京都港区、代表取締役社長:山本 忠人)は、データプリントおよび印刷市場向けに、高速インクジェットプリンター「1400 Inkjet Color Continuous Feed Printing System (1400インクジェット カラー コンティニューアス フィード プリンティング システム)」を、9月13日から発売いたします。

 本商品は、インクジェットプリント方式を採用し、フルカラー両面で100m/分(A4 2up 両面換算で1,312ページ)*注1という高速出力が可能。また、出力スピード100m/分クラスで、世界最小幅で軽量というボディの開発に成功し、設置場所の制限が軽減されます。

現在販売中の上位機種注2の出力品質やバリアブル印刷には欠かせないデータプリントの信頼性を踏襲しており、コストパフォーマンスにも優れた商品です。

【主な特長】

①中赤外線ヒーターの採用により、100m/分クラスにおいて世界最小幅8,200mmの省スペース設計

②軽量で強固なアルミフレーム採用や、2台のインクジェットユニットによる床荷重の分散(500kg/m2以下)により、2階以上のフロアーにも設置可能

③新開発のコントローラー(高速RIP処理用アクセラレーター)により、毎ページデータが変わるバリアブルデータにおいてデータ変換処理スピードを高め、プリンター本体の出力スピードを最大限に発揮

④600×600dpiの高解像度でかつ、フォームオフセット印刷機で採用されている用紙走行安定化機構*注3を搭載することで、写真は美しく、文字・数字はより読みやすく、2次元バーコードも鮮明に印字

⑤操作性に優れたタッチパネルの採用により、プリンターの状態、JOBの状態、RIPの進捗状況が直観的に把握でき、オペレーション効率を最大化

 主に金融、生損保、証券、通信会社などの業界で発生する利用明細書、請求書等の個人のお客様に対して発行しているドキュメントの出力業務では、極めて短期間に集中した大量出力や、個人の興味関心のある情報を通知物に付加して購買行動の喚起を図るバリアブル印刷のニーズが高まっています。

 当社では、カラープロダクション分野において、高速プリンティング市場に新たに商品を投入することで、さらにラインアップを強化し、プリンターを活用されているお客様の業務拡大に貢献するとともに、印刷物をご利用いただくお客様への価値提供も高めてまいります。

*注1 JOBによってはプリントスピードが異なる場合もあります。

*注2 2800 Inkjet Color Continuous Feed Printing System

*注3 用紙の走行位置をエッジセンサーが監視し、EPC (Edge Position Control)ローラーが自動的に用紙の蛇行を抑制することと、テンションコートローラーによる用紙の一定張力制御により実現。

*この新商品は、JGAS(開催期間:10月2日~10月5日)にて出展を致します。

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1400 Inkjet Color Continuous Feed Printing System

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