畳に感謝「畳供養」、京都の“畳寺”こと「清浄華院」で開催

全畳振

2015年4月30日

全国畳産業振興会

畳に感謝「畳供養」、京都の“畳寺”こと「清浄華院」で開催

全国畳産業振興会(京都市南区)は28日、畳に感謝し畳の良さを見直してもらう「畳供養」(後援:京都市、京都府ほか)を、畳寺として親しまれている京都の「浄土宗大本山 清浄華院」で行った。

畳文化を次世代に継承する目的で、2013年より4月29日「畳の日」前後に開催している。

会場である清浄華院は、京都御所に隣接する浄土宗の大本山。平安時代に円仁が創建し、畳とほぼ同じ約約千年の歴史を持つ。境内の中核には約200畳の壮大な「大殿」があり畳寺とも呼ばれている。

供養では初めに、全国畳産業振興会の神邉 鑅一会長が「畳の良さを再認識してもらう行事。古い畳に感謝の気持ちを込めて供養することで、多くの人に畳を思い出してもらいたい。」と挨拶した。

また、火炉に貼られた古畳に、同振興会の渓 隆司理事が東京五輪を見据えて「畳でおもてなし」と墨書きし、畳業界の1年の振興を祈願した。その後、観光客など約300名が見守る中「畳文化世界へ発信」「畳の振興祈願」など全国の畳職人の願いを古ゴザに記した「護摩ゴザ」約300枚を炊き上げ、供養した。

来賓として来場した京都市の藤田 裕之副市長は「京都市では、まち・ひと・しごと・こころの京都創成を推進している。い草の香りや手触りの良さなど、こころを豊かにする「畳」は、次世代へと伝えていかなければならない文化である。」と話した。

振興会では「畳供養」開催を機に、京都市内の旅館やホテルなど、外国人観光客が訪れる施設へ必要に応じて腕利き畳職人「畳ドクター」を派遣し、適切なアドバイスなどを行う「畳でおもてなしキャンペーンin京都」を実施する。

東京五輪による訪日外国人増加に伴い、和室を増やして需要を拡大していく計画だ。

http://www.tatami.in

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

挨拶をする全国畳産業振興会の神邉 鑅一会長

全国の畳職人の願いを古ゴザに記した「護摩ゴザ」

観光客ら約300人が見守る中「護摩ゴザ」約300枚を炊き上げ、供養

観光客ら約300人が見守る中「護摩ゴザ」約300枚を炊き上げ、供養

観光客ら約300人が見守る中「護摩ゴザ」約300枚を炊き上げ、供養

畳のお守り入れと畳のハケの縁起物セットを受け取る観光客の皆様

このプレスリリースを配信した企業・団体

  • ※購読している企業の確認や削除はWebプッシュ通知設定画面で行なってください
  • SNSでも最新のプレスリリース情報をいち早く配信中