畳の良さを国内外にPRする「畳ワールドin東京」、羽田空港で開催

全畳振

2015年9月29日

全国畳産業振興会

畳の良さを国内外にPRする「畳ワールドin東京」、羽田空港で開催

全国畳産業振興会(京都市南区)は24日、畳をPRする「畳ワールドin東京」(後援:農林水産省ほか)を、東京都大田区の羽田空港第二旅客ターミナルで開催した。

9月24日の「畳の日」を記念して、国産畳の良さを国内外に向けて発信するために行われたイベントで、会場には熊本県八代産畳表を使った畳36枚を敷き詰めたステージが出現し、畳・い草にまつわる多彩なイベントが行われた。

イベントでは初めに、全国畳産業振興会の神邉 鑅一会長が挨拶。「国産の畳表は表面が傷みにくく艶やかで、い草のとても良い香りがするのが魅力。本日、畳の上でゆっくりくつろいでもらい、その良さを体感して欲しい。」と話した。

続いてたたみ振興議員連盟副会長の金子恭之衆議院議員(熊本5区)が「畳にはい草の抗菌効果、空気清浄、有害物質吸着効果などがあり、国産畳表を使って欲しい。」と挨拶した。

その後、熊本県・福岡県のい草生産者、畳のエプロンを身に着けた「畳メイド」、「くまモン」などが登場、国内の畳表・い草のPRを行った。畳以外のい草の活用法を知ってもらう目的で「畳メイド」がい草の青汁やい草クッキーなどを来場者に振る舞った。

また、数千種類もある畳縁や洋間を簡単に和室にできる置き畳の紹介、い草博士・北九州市立大学森田洋教授による畳のお手入れ方法・カビ対策法の講演、

全日本畳事業協同組合による最高30万円が当たる畳替えキャンペーン「tata2015」大抽選会、早稲田大学落語研究会による「たたみ寄席」の披露、来場者先着プレゼントなどが行われた。

ステージ周辺には、畳・い草、畳縁・置き畳、広島県の備後表を使った日本唯一の編み笠工芸士による実演、ミニ畳作り体験ブースが出展され、多くの来場者が訪れた。

振興会では2020年の東京五輪に向けて、国内外に畳を積極的にアピールして需要拡大を促していきたいと考えている。

全国畳産業振興会WEBサイト

htp://www.tatami.in/

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