ミラノ国際博覧会で「和食;日本人の伝統的な食文化」の発信!

文化庁

平成27年9月16日

文化庁

ミラノ国際博覧会で「和食;日本人の伝統的な食文化」の発信!

2015年ミラノ国際博覧会 日本館 イベント文化庁 

「和食;日本人の伝統的な食文化」

-私たちの無形文化遺産を次の世代へ-

文化庁は、9月14日(月)、15日(火)、ミラノ市(イタリア)で開催されているミラノ国際博覧会において、ユネスコ無形文化遺産に登録された「和食;日本人の伝統的な食文化」の国際発信事業を行いました。

オープニングセレモニーには、青柳正規文化庁長官が出席し、「『和食』は、私たちの一人一人の日常生活の一部であると同時に、未来に残すべき無形文化遺産。『和食』を通じて日本の魅力を感じて頂けたら、是非日本にもお越し頂き、様々な文化を体験頂きたい。」とイタリア語でスピーチをしました。

会場では、「食」や「生活様式」が描かれている「屏風や浮世絵」などの文化財をデジタル化した映像を4Kモニターで投影。年中行事との密接な関わりや、新鮮で多様な食材とその持ち味の尊重などの和食文化の特徴が来場者に紹介されました。また、日本の学校給食が和食の継承の場として重要な役割を担っていることにも触れながら、日本の学校給食を実際に再現した「お月見団子汁」と「煮しめ」の試食体験コーナーも設けられました。

会場来場者からは「文化と伝統を大事にする日本に行って美術品を見てみたい。」「試食を食べて、心と体が温まる体験をした」など多くのコメントがよせられました。2日間で約2,500人の来場者が訪れ、盛況のうちに終了しました。

<開催概要>

■名称:「和食;日本人の伝統的な食文化」-私たちの無形文化遺産を次の世代へ-

※英文表記→“Washoku, traditional dietary cultures of the Japanese”

-Handing down our Intangible Cultural Heritage to the future generations-

■日時:9月14日(月) 11:00~(長官スピーチ)

※展示時間は9月14日(月)、15日(火) 10:00~21:00

■会場:イタリア ミラノ市 ミラノ国際博覧会 日本館

■登壇者:文化庁長官 青柳正規

■展示概要

・開会挨拶:文化庁挨拶

・デジタルアーカイブ:4Kモニター投影

・学校給食の試食

・漆器展示:輪島塗(協力 輪島市漆器商工課)

■主催:文化庁(共催:文部科学省)

■協力:輪島市

■監修:神崎宣武さん(神崎研究室 室長)、金田雅代さん(女子栄養大学 客員教授)

※会場投影したステージ上の動画はMEXT channel にて公開中 https://youtu.be/zYWw6X-Y9zc

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

大型スクリーンと4Kモニターに投影した浮世絵で和食文化を紹介

スピーチ後、現地メディアや来場者からの質問を受ける青柳長官 ※写真中央(左)

日本の行事食を取り入れた給食サンプル(展示物)

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