お役立ちニュースレター ~9月1日は防災の日です~
変化に富んだ我が国の自然環境は、私たちに豊かな恵みをもたらしてくれる一方で、 時に甚大な自然災害を引き起こします。 「防災の日」である9月1日を機に、あなた自身とあなたの大切な人を守るため、 「私たちにできる防災対策」を考えてみませんか?
平成28年8月31日
内閣府政府広報室
お役立ちニュースレター ~9月1日は防災の日です~
あなた自身とあなたの大切な人を守るために、
考えてみよう、一人ひとりができる防災対策
変化に富んだ我が国の自然環境は、私たちに豊かな恵みをもたらしてくれる一方で、時に甚大な自然災害を引き起こします。例えば、地震や津波、台風、高潮、豪雨による水害や土砂災害そして火山噴火などの自然災害が、毎年のように日本のどこかで起きています。
こうした自然災害による被害をできるだけ少なくするためには、国や地方公共団体などによる防災対策(公助)や地域のコミュニティによる防災対策(共助)のほかに、私たちひとり一人が自ら取り組む防災対策(自助)も大切です。
「防災の日」である9月1日を機に、あなた自身とあなたの大切な人を守るため、「私たちにできる防災対策」を考えてみませんか? 「政府広報オンライン/お役立ち記事」から、防災対策のヒントをご紹介します。
政府広報オンライン
災害時に命を守る一人一人の防災対策
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html
◆日ごろの対策が大切です
①住まいの安全対策
専用の突っ張り棒や金具で家具を固定して倒れないようにする、窓や食器棚のガラスには飛散防止フィルムを貼るなど、日頃から家の中の安全対策を徹底しましょう。
②危険な場所や、避難所・避難経路を確認する
お住まいの付近にどのような危険があり、災害から命を守るためにはどのような避難行動をとる必要があるのか、自治体の公表しているハザードマップなどを参考に、日頃からしっかり認識しておくことが大変重要です。
平常時から、避難場所や避難ルート、家族間での連絡手段、お住まいの市町村からの情報を入手する方法などを十分確認してください。
③非常備蓄品や持ち出し品などの確認
大災害により電気や水道などのライフラインが止まっても、ある程度は自力で生活できるよう、飲料水や非常食などを備蓄しておくことが大事です。また、自宅が被災して避難所で過ごさなければならない場合がありますので、避難所生活に必要なものをリュックサックなどに詰めておき、いつでもすぐに持ち出せるよう備えておきましょう。
詳しくは、政府広報オンライン
「命を守るために知ってほしい『特別警報』」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/4.html
◆災害情報を知る
災害が発生したときの適切な行動は、そのとき、その場所に応じて異なります。日ごろから、いろいろな場所で、いろいろな災害が起こったときのことをイメージし、「今、ここで、災害情報を見聞きしたらどう行動すべきか」を状況に応じて考える習慣をつけましょう。
[主な災害情報]
①緊急地震速報
緊急地震速報は、大きな地震が発生したときに、地震の発生直後に地震計でとらえた観測データを素早く解析して、震源や地震の規模(マグニチュード)、予想される揺れの強さ(震度)を自動計算し、大きな揺れがくることを事前に知らせる警報です。
緊急地震速報は、最大震度5弱以上の揺れが予想されるときに、震度4以上の揺れが予想される地域に対して発表されますが、その仕組みのために発表が間に合わない、予想震度に誤差が出る、などの限界が生じることがあります。
※緊急地震速報の受信方法
緊急地震速報は、気象庁の発表を受けて直ちに各自治体に設置してある防災行政無線や、テレビ・ラジオのほか、携帯電話(スマートフォンを含む)の「緊急速報メール」などで伝えられます。
緊急地震速報を見聞きした際には、周りの人に声をかけながら、「周囲の状況に応じて、速やかにあわてずに、まず身の安全を確保する」ことが重要です。
このほか、専用受信端末などがあり、気象庁が発表する警報や予報のほか、独自に個別地点の震度などを予想して知らせます。
②津波警報
気象庁では、地震の発生に伴って津波による災害の発生が予想される場合、津波の高さに応じて「大津波警報」「津波警報」「津波注意報」を発表しており、地震発生後およそ3分間で、地震の規模や位置を推定。全国を66区域に分けた津波予報区に対して、津波警報・注意報の第1報を発表します。
「巨大な津波」または「高い津波」という表現で、大津波警報や津波警報が発表された場合は、東日本大震災のような巨大津波が襲って来る可能性がある非常事態です。とにかく直ちに逃げる判断こそが命を守ります。
※津波警報を確認したら
・大津波警報・津波警報を見聞きした場合には、直ちにより高い安全な場所を目指して避難してください。
・震源が陸地に近い場合など、津波警報が津波の襲来に間に合わないことがあります。沿岸部や川沿いの地域で地震の揺れを感じたら、津波警報が発表されていなくても、すぐに避難を始めましょう。
詳しくは、政府広報オンライン
「緊急地震速報」と「津波警報」いざそのとき、身を守るために!
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201410/4.html
③特別警報
警報の基準をはるかに超える危険度の高いものが「○○特別警報」として発表されます。
特別警報が発表されたときは、経験したことのないような大雨や暴風など、異常な現象が起きる状況です。そのため、ただちにお住まいの市町村の避難情報に従うなど、適切な行動をとることが重要です。仮にこの数十年間、災害発生の経験がない地域でも油断は禁物です。
※特別警報の対象
大雨・暴風・高潮・波浪・大雪・暴風雪
※地震・津波・噴火に関しては、危険度が非常に高いレベルのものについて、
「緊急地震速報」「大津波警報」「噴火警報(居住地域)」という名称で発表されます。
「特別警報」が発表されない場合でも、災害が発生しないということではありません。大雨や暴風など気象に関する災害のおそれがあるときは、特別警報が発表される前に、時間を追って段階的に「気象情報」「注意報」「警報」などが発表されるので、最新の情報の入手に努め、注意・警戒をしてください。
詳しくは、政府広報オンライン
命を守るために知ってほしい「特別警報」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/4.html
この記事もオススメです。
政府広報オンライン
・「緊急地震速報」と「津波警報」 いざそのとき、身を守るために!
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201410/4.html
・命を守るために知ってほしい 「特別警報」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201307/4.html
・災害時に命を守る 一人一人の防災対策
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201108/6.html
・「大雨や台風の気象情報に注意して早めに防災対策・避難行動を行いましょう」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201206/1.html
・「土砂災害の危険箇所は全国に53万箇所!土砂災害から身を守る3つのポイント」
http://www.gov-online.go.jp/useful/article/201106/2.html
政府インターネットテレビ
「自然災害から命を守るために!最低限知っておきたい自助・共助」(約11分)
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg14068.html
<<防災・減災のための電子書籍>>
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