「最後の陰陽頭」土御門晴雄卿が揮毫(きごう)した社号額を復元、京都・晴明神社

晴明神社

平安時代の陰陽師「安倍晴明公」をまつる晴明神社(京都市上京区、宮司:山口 琢也)が、二の鳥居の社号額を新調し、平成29年3月22日(水)午前10時より社号額設置奉告祭を斎行いたしました。

平成29年3月22日

京都・晴明神社

二の鳥居の社号額設置奉告祭を斎行 

「最後の陰陽頭 (おんみょうのかみ)」

土御門晴雄卿が揮毫した社号額を復元

現在本殿に掲げられている社号額

162年ぶりの復元

この度当神社では、昭和60年まで二の鳥居に掲げていた社号額の復元をいたしました。現在は一般の方々の目に触れる機会が少ない本殿に掲げている「晴明社」と施された社号額をかつてのように二の鳥居に掲げ、みなさまの目に触れられるようにとの思いから復元を試みました。

そして文化財修復の株式会社さわの道玄(京都市中京区/代表:澤野道玄)の製作により、このほど162年ぶりに当時の輝きを取り戻し見事に復元することができました。

御朱印にも使用

社号額に施された「晴明社」の文字は、御祭神 安倍晴明公の直系子孫である土御門晴雄卿が安政元年に揮毫され当神社に奉納されたものです。

晴明神社 御朱印

また、この「晴明社」の字は現在当神社の御朱印でもあり、ご参拝の印としてお頒ちしています。

【社号額の仕様】

幅:610mm 高さ:1010mm 木厚:30mm 素材:本欅材(上質)  拭き漆(4回塗)/手彫文字彫刻/枠・縁・文字 漆金箔押/四隅金具・晴明桔梗(五芒星)は銅地に漆金箔押/裏面銅板巻

【土御門 晴雄(つちみかど はれたけ)】

平安時代の陰陽師 安倍晴明公の直系子孫。晴明公から数えて34代目にあたる。天保13年(1842)に陰陽頭(陰陽寮長官)となる。安政6年(1859)には民部卿に転じ、元治元年(1864)には従三位となった。※ 安倍家は室町時代に天皇から姓を賜り、以降 土御門家に。 ※ 明治に入り陰陽寮は廃止されたため、最後の陰陽頭である。

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プレスリリース添付画像

現在本殿に掲げられている社号額

晴明神社 御朱印

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