「第5回 牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」作品募集について

Jミルク

2017年7月5日

一般社団法人Jミルク

キミ、アナタの思い描く「牛乳ヒーロー」「牛乳ヒロイン」を募集

2017年9月30日(土)消印有効

応募1作品当たり50円を「FAO飢餓撲滅草の根募金」に寄附

国連食糧農業機関(FAO)との連携で小学校の食育推進

 一般社団法人Jミルクが、子ども達に「牛乳を大切に思う気持ち」を育てることを目的で実施している「牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」では、世界の飢餓や食料問題への理解促進も併せて進める観点から、国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所と連携し、子ども達の応募1作品あたり50円を「FAO飢餓撲滅草の根募金」に寄附させていただきます。

 この取り組みは、昨年度から開始されましたが、教育関係者の高い評価により、コンクールへの応募総数は2倍に増え2万件を超えました。

 なお、本コンクールへの応募を、夏休みの宿題にして、家庭と連携した食育活動に取り組む学校も多くあります。

【「牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」とは?】

 「牛乳ヒーロー&ヒロインコンクール」は、いつも学校給食で飲んでいる「牛乳」について、栄養や酪農家や工場で働く人々の工夫や努力を学ぶことを通して、「牛乳の大切さ」を子ども達に理解してもらうことや、学校現場での食育活動を支援することを狙いに、一般社団法人Jミルクが、平成25年から開始しました。

 昨年実施された第4回牛乳ヒーロー&ヒロインコンクールからは、食べ物の大切さへの理解をさらに深めることを目指し、国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所と連携した活動も開始しました。「FAO飢餓撲滅草の根募金」への協力もその一環です。

 その結果、国際的な食料問題や飢餓問題を併せて身近に学べる教育的な意義への評価も頂き、従来に増して、全国の小学校(約1,000校)から積極的な応募があり、第3回(平成27年度)に比べ2倍超の21,725点の作品が寄せられました。

【児童1作品につき50円を「FAO飢餓撲滅草の根募金」に寄附】

 「FAO飢餓撲滅草の根募金」は、本コンクールへの児童1人1作品の応募につき50円を寄付するもので、昨年度は、1,086,250円を、Jミルクから子ども達に代わり募金させていただきました。

<コンクール後に届いた小学校教職員からお便りから>

 給食の残食について課題意識を持ち、「どうにかできないか」と給食委員会で一生懸命に取り組む児童がおり、キャラクターを作成し校内啓発しようと作品づくりに取り組んだそうです。応募作品は受賞を逃しましたが、コンクール後にFAOの募金感謝状とともにその児童の「思い」を全校児童の前で共有。校内掲示板にも応募作品含めて掲示したところ校内で大きな反響があったそうで、コンクール参加による教育的な効果があったことも報告いただきました。

【コンクールと連動し「給食の食べ残し」「食品ロス」など教材提供】

 なお、Jミルクでは、小学校での食育で、児童が身近な食品を通じて食の大切さ、栄養や健康、食を支える生産・流通に関わる人たち、食と生命や自然とのつながりなど、多様な切り口での学習ができるよう、毎日の給食などで児童が飲んでいる「牛乳」を題材に教材を作成し学校に提供しています。

【FAOとの連携に至った背景】

 FAOでは、本コンクールの作品募集開始日である6月1日を、2001年に、「World Milk Day」として牛乳の食料的な意義を考える記念日にしました。日本でもこの趣旨に賛同し、世界各国と連携して、6月1日の記念日を起点とした牛乳の価値や酪農乳業の仕事への理解を高める活動を展開しています。

 一方、FAOでは、世界の飢餓問題の深刻な現状を、日本の人々が正確に認識し、国際的な食糧問題への取り組みを積極的に支援することを求めています。例えば、牛乳については、「アジアの子ども達に一日一杯の牛乳を!」を標語にしたプロジェクト「デイリー・アジア」の活動を進めています。

 現在、世界には、食べ物がなく栄養不足にある人々が約8億人います。2050年までには世界人口は97億人になり、全員に十分な食料を提供するには、世界の食料生産量を現在より60%も増やす必要があります。しかし、日本国内で廃棄される食べ物の量は一人当たり一日にするとごはん茶碗で約1杯分もあります。こうしたことを子どもの頃から学ぶ意義は、ますます増加しています。

 これらを踏まえ、平成28年度より、本コンクールを、単に「牛乳を大切に思う気持ち」を育てるだけではなく、世界の食料問題についても考え、児童一人ひとりが食を大切にする態度につながる教育機会の提供とするため、FAO飢餓撲滅草の根募金を実施することになりました。

【参考:第4回コンクールの最優秀賞】

 昨年度の最優秀賞(農林水産大臣賞)の「牛乳ヒーロー」は『ミルク三銃牛』。世界中のみんなの健康を守る三銃牛が、栄養不足にならないようにパトロールし、骨密度測定をしたり、おいしい牛乳を届けたりするヒーローとして描いてくれました。「牛乳ヒロイン」の『ミルばあちゃん』は、ミルクが健康長寿に貢献するものとして、「ミルクを飲んで体を強くして100才をめざそう」という意味合いも込めたキャラクターを描いてくれました。

 いずれも子どもたちが牛乳について学び、「牛乳を大切に思う気持ち」を、子どもならではのユニークな発想で表現した作品でした。これ以外にも応募された20,000点以上の作品に込められた子どもたちの思いはそれぞれ。身近にある牛乳の特徴を自分なりに捉えて、作品に描かれています。

【応募の規定等】

【テーマ】    キミの思い描く「牛乳ヒーロー」か「牛乳ヒロイン」

【規 定】    八つ切りサイズ(参考サイズ:38㎝×27㎝)までの画用紙に描いてください。

         絵具、色鉛筆、クレヨンなど自由です。切り絵は不可。

【締め切り】 2017年9月30日(土)消印有効

【応募宛先】 〒104-0028 東京都中央区八重洲2-1-6 八重洲kビル7F

       「牛乳ヒーロー&ヒロイン」コンクール事務局

【入賞者発表】Jミルクホームページ内、朝日小学生新聞紙上にて発表

       (2017年11月中旬予定)

【賞】

○最優秀賞:農林水産大臣賞(2名)

 (牛乳ヒーローキャラクター、牛乳ヒロインキャラクター各1作品)

○特別賞5名、優秀賞30名、団体賞5団体

○参加賞 応募者全員

【後援】

農林水産省、文部科学省、国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所、

独立行政法人農畜産業振興機構、公益社団法人全国学校栄養士協議会、

一般社団法人中央酪農会議、一般社団法人日本乳業協会、一般社団法人全国牛乳流通改善協会

【応募に関するHP(Jミルク内サイト)】

http://www.j-milk.jp/hero&heroine/index.html

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プレスリリース添付画像

ミルク三銃牛

ミルばあちゃん

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