日本でのデータ通信が無料に!訪日台湾人向け情報アプリがデビュー

6月19日、訪日台湾人旅行客をターゲットにした情報アプリ「i-Sim開心」の日本verがリリースされました。 広告をクリックすれば、無料で日本で使えるデータ通信がチャージできる、非常に革新的なアプリです。

7月31日

株式会社東方インターナショナル

日本でのデータ通信が無料に!訪日台湾人向け情報アプリがデビュー

株式会社東方インターナショナルによりますと、6月19日、訪日台湾旅行者をターゲットに、スマホデータ通信を無料提供出来る、日本の情報アプリ「i-Sim開心(kaixin)」がリリースされました。

台湾の大手通信社、中華電信股份有限公司(Chunghwa Telecom Co., Ltd)と香港のMVNOサービスGreen-i SIM Motion株式会社、株式会社東方インターナショナルが協業し、開発されたアプリです。現在、台湾の中華電信ユーザーは、1200万人にも上ります。

6月8日には、台湾で「i-Sim開心」の記者発表会が行われました。発表会に参加した第9回立法委員の陳雪生(Chen Xuesheng)氏は「Green-i SIMは、台湾観光業界の活性化に大きく貢献できる」と話しました。この日の発表会は、多くの台湾・香港のメディアに取り上げられており、話題となっています。

「i-Sim開心」アプリの記者発表会でスピーチをする陳雪生氏

「i-Sim開心」アプリの記者発表会でスピーチをする陳雪生氏(2017年6月8日 撮影)(c)東方新報/ Green i-sim提供

まず、このアプリの特徴は台湾の中華電信ユーザーであれば誰でも使用でき、訪日台湾旅行者にスマホのデータ通信を無料で提供出来るところです。また利用者はアプリ内の広告をクリックするのみで、無料でデータの利用分を増やすことができます。したがって、日本へ出発前に広告をクリックしておけば、SIMカードの交換をしなくても、日本ですぐスマホデータが使用できる仕組みになっており、最大1.5GBのデータを使用することが可能となっています。

過熱する海外旅行への人気に伴い、訪日台湾人旅行者数は年々成長を続け、2016年には416万人にまで達しました。親日家が多いことで知られる台湾は、中国に次いで世界で2番目に日本観光が盛んな地域です。加えて、台湾は日本の最西端である与那国島から約100キロほどの場所に位置しており、日本に最も近い国のひとつです。格安航空会社(LCC)が使えることもあり、気軽に訪日する観光客が多いと言われています。

「i-Sim開心」は、日本国内で観光ガイドブックとして使うことができます。例えば、免税店や百貨店、ホテル、レストランなどの情報がリアルタイムで知ることが出来ます。旅行者に絞ったサービスだからこそ、広告もそのターゲットユーザーにとって有用なものが多く表示されます。広告を出す側にとっても、出した広告をクリックしてもらえる確率が高くなり、観光客誘致にも大いに効果が期待できると考えられます。

「i-Sim開心」アプリのメイン画面

「i-Sim開心」アプリのメイン画面(c)東方新報

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「i-Sim開心」アプリのメイン画面

「i-Sim開心」アプリの記者発表会でスピーチをする陳雪生氏

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  • 所在地 東京都
  • 業種 広告・広報
  • URL http://www.tohonet.com
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