ホクレン農業協同組合連合会「北のごはん倶楽部」News Letter vol.24

ホクレン

2017/10/27 14:00

平成29年10月

ホクレン農業協同組合連合会

『北のごはん倶楽部』News Letter vol.24

特集 「今年もおいしい新米をお届けします。 北海道、収穫の秋。」

北海道農協青年部協議会 副会長 堀田昌意氏

【特集】今年もおいしい新米をお届けします。北海道、収穫の秋。

9月初旬、収穫を1 週間後に控える北海道厚真町の生産者、堀田 昌意氏を訪ねました。秋空の下、「ゆめぴりか」の圃場は一面黄金色に染まっています。「今年は天候不順もあって不安な時期もありましたが、おいしいお米がとれそう」と笑顔。

今年の北海道米も期待できそうです。

『ゆめぴりか』や『ななつぼし』、北海道を代表するおいしいお米をつくり続けていきたい。

太平洋にほど近い厚真町は、米づくりの盛んな地域。堀田 昌意氏は36 歳。

「おいしい米づくり」や持続可能な農業に意欲的に取り組んでいます。

堀田氏に今年の米づくりと、これからの米づくりについて伺いました。

複雑な天候を見極め、今年もおいしいお米の収穫へ。

 「こんなに黄色くなって、ほっとしたよ」

 今年は天候が安定せず、ここに至るまでは不安な時期もありました。厚真町では、田植えの後まもなく低温が続きましたが、7 月に入るとぐんと気温が上昇。重要な冷害危険期は天気に恵まれ「今年はいいな」と思っていたら、7月の下旬から1カ月ほどは曇りがちの、涼しい日が続きました。しかし、お米が成熟する登熟期の8月下旬からは好天に恵まれ気温も高くなり、一気に挽回しました。

 「今年は見極めが難しかった」

 今年、堀田氏は田植えのあと、圃場の水を抜いて乾かす「中干し」をしていません。中干しすることで土に酸素を補給し、根腐れを防いで、根が強く張ります。また、根元から株分かれする「分けつ」を促進するので、株が増え、収量の増加にもつながります。

 「中干ししたかったけれど、我慢したんだよね。温度が低かったから」

 土づくりには中干しが効果的ですが、稲は水に浸かっている方が低温の影響を受けません。

 「どちらをとるかなんだよね。中干しするかしないかで悩んだけれど、結局やらないでよかった。今年も、おいしいお米になっているんじゃないかな」

競争から共有へ。北海道米の未来のために、新しい技術を導入。

 堀田氏自身は農業に携わって16 年。まだ学生の頃、堀田氏の父が初めてつくった「ななつぼし」を食べて、あまりのおいしさに衝撃を受けたといいます。その後、自身も父とともに米づくりに取り組むようになり、「ゆめぴりか」をつくり始めてまた、そのおいしさに感動しました。

 「恵まれた圃場環境に感謝し、低タンパクのおいしいお米が

つくれるよう、できることをきちんとやっています」

 「ゆめぴりか」には、その品質を守るためにタンパク値の基準がありますが、堀田氏は基準のさらに下を目指しています。

 堀田氏は、水田に直接種をまく直播栽培や自動操舵の農機など、最新の技術を積極的に取り入れています。新技術の導入により省力化・効率化を進め、未来に向けて持続可能な農業のかたちを探っています。

 厚真町では、カントリーエレベーターができて、地域のお米を「みんなでつくる、自分たちのお米」という意識が高まりました。堀田氏は、「親父の時代は競争だったけど、俺らは共有」と語ります。北海道農協青年部の仲間とは、SNS で栽培方法や導入した農機などの情報交換を行っています。

 「おいしいお米を求めて買ってくれる人がいれば、生産者もまた翌年おいしいお米をつくることができる。そんな『おいしい循環』が続いていくといいですよね。『ゆめぴりか』や『ななつぼし』など北海道を代表するお米をつくり続けていきたい」

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プレスリリース添付画像

北海道農協青年部協議会 副会長 堀田昌意氏

北海道農協青年部協議会 副会長 昌意氏

自動操舵ができるGPSをつけたトラクターの前で。

直播栽培の「大地の星」

上川農業試験場 庁舎の前で、左から川崎 恭雄氏、小池 理雄氏、平山 裕治主査、德永 善也氏

地方独立行政法人 北海道総合研究機構 農業研究本部 上川農業試験場

「赤毛」など明治以降の品種を圃場で育てている

人工交配が済むと、他の花粉がかから ないように袋がかけられる

試験圃場を視察する一行

上川ライスターミナル株式会社 鷹栖工場

サイロや乾燥について説明する、 上川ライスターミナル株式会社 村椿 英樹部長

乾燥や温度の調製を行う操作室

小池 理雄氏

川崎 恭雄氏

德永 善也氏

ホクレン 米穀事業本部 米穀部 主食課 課長補佐 松尾 一平

マツコ・デラックスさん

寺田心くん

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