LinkingとScratchを活用したIoT教育教材を開発

NTTドコモ

株式会社NTTドコモは、教育現場におけるプログラミング教育の普及をめざし、さまざまな センサーデバイスを連携させるプラットフォーム「Linking」と、プログラミング学習ツール「Scratch」を 活用したIoT教育教材を開発しました。

2018/2/13

株式会社NTTドコモ

LinkingとScratchを活用したIoT教育教材を開発

株式会社NTTドコモ(以下、ドコモ)は、教育現場におけるプログラミング教育の普及をめざし、さまざまな センサーデバイスを連携させるプラットフォーム「Linking®」と、プログラミング学習ツール「Scratch※1」を 活用したIoT教育教材(以下、本教材)を開発しました。

本教材は、「教室内の温度」や「物体の加速度」などのデータをリアルタイムにパソコンやタブレットで 収集、解析することが可能です。身近にある事柄をデータ化できるため、理科や総合学習などの科目での活用ができ、授業理解度の深化や授業効率化が期待できます。

また、簡易な操作でセンサーデータの収集ができるため、教師のITスキルに依存することなく授業を 実施することができます。児童は身の回りの事象に興味を広げることができ、広い視点でプログラミング的思考を育むことができます。

本教材は、2020年に小学校で必修化予定のプログラミング教育の目的であるプログラミング的思考の育成や、これからの時代に求められるIoT/AI/ビッグデータなどを牽引する人材育成に貢献できるもの です。プログラミング教育とセンサーデバイスの組合せにより、児童がセンサーデータの収集、活用を行う体験を通じて、データを収集することの意味や、どう活用すればよいのか、目的を達成するためには何を すればよいのかを学ぶ機会を創出できると考え、本教材の開発に至りました。

今回、神奈川県相模原市および、アイフォーコム株式会社と連携し、相模原市内の小学校で本教材を活用した授業を実施します。

今後もドコモは、本教材を活用し、日本の学校教育におけるプログラミング教育導入を支援してまいります。

※1 Scratchは MITメディアラボのライフロングキンダーガーテングループによって開発されました。

参考URL:http://scratch.mit.edu

* 「Linking」は、株式会社NTTドコモの登録商標です。

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