【愛媛県宇和島市の柑橘農家を救いたい】神戸の災害ボランティア団体が支援開始

2018/8/20 09:00

NPO法人ユナイテッド・アース（本部：兵庫県神戸市／理事長：渕上智信）は、平成30年7月豪雨災害の復興支援として愛媛県宇和島市吉田町で活動を展開。産業復興を念頭にJAえひめ南立間中央支所と連携し、被災農家の再建に向け「摘果作業」や「納屋の土砂出し」など、人手不足が深刻な地域の農家をサポートいたします

2018年8月20日

特定非営利活動法人ユナイテッド・アース

江戸時代から200年以上続く基幹産業に甚大な被害

【愛媛県宇和島市の柑橘農家を救いたい】

神戸の災害ボランティア団体が支援開始

NPO法人ユナイテッド・アース（本部：兵庫県神戸市／理事長：渕上智信）は、

平成30年7月豪雨災害の復興支援として愛媛県宇和島市吉田町で活動を展開。

産業復興を念頭に「JAえひめ南立間中央支所」と連携し、被災農家の再建に向け

「摘果作業」や「納屋の土砂出し」など、人手不足が深刻な地域の農家をサポート

いたします。

平成30年7月豪雨に関する取材のお願い

江戸時代から200年以上続く基幹産業に甚大な被害
【愛媛県宇和島市の柑橘農家を救いたい】
神戸の災害ボランティア団体が農業支援を開始

ボランティア活動の風景

NPO法人ユナイテッド・アース（本部：兵庫県神戸市／理事長：渕上智信）は、

平成30年7月豪雨災害の復興支援として愛媛県宇和島市吉田町で活動を展開。

産業復興を念頭に「JAえひめ南立間中央支所」と連携し、被災農家の再建に向け

「摘果作業」や「納屋の土砂出し」など、人手不足が深刻な地域の農家をサポート

いたします。

愛媛県の発表によると被害総額は宇和島市の農業関係全体で150 億円近くにも上り、江戸時代から200 年以上続く柑橘農家は存続の危機に立たされています。

■数字で見る宇和島市吉田町の農業被害

宇和島市吉田町（約8000 人）では、豪雨災害で約1500 箇所の土砂崩れが発生し、町内1500 ヘクタールのミカン畑のうち128 ヘクタールが壊滅的被害。また、800ヘクタール分のスプリンクラーが９割も破損し、モノラック200 台以上、モノレール総距離150km 以上が損壊。

山ごと崩れてしまったみかん畑

■危機に立たされた宇和島市の基幹産業

宇和島市吉田町（特に白浦・深浦・白井谷）では、農家の大半が生活環境の復旧作業に従事されており、豪雨発生から３週間は農作業がほとんど出来ていません。また、ポンプが流され消毒もできない状況で、今の時期に消毒ができなければ今後何年にも渡って病害虫による影響が出てくる懸念があります。

今回の災害はミカン農家を続けるかどうかの判断に迫られるほどの被害であり、このまま復旧が長引いてしまえば高齢化する柑橘農家だけではなく、若くして就農した農家たちも、離農を考えざるを得なくなるかもしれません。

摘果作業

泥出し

ボランティア募集について

下記URLにて、ボランティアの受付を行っております。

詳細につきましては、リンク先ページをご覧ください。

https://uwajima.united-earth.jp/volunteer

支援金募集のご案内

現地にボランティアには行けなくても、支援いただく方法をご用意しております。

ご協力のほど、よろしくお願い致します。

https://donate.united-earth.jp/donate_projects/nishinihon/

■特定非営利活動法人ユナイテッド・アースとは

NPO・NGO・社会活動家・経営者・アーティスト・学生など理念に共感する市民が集い、共に社会貢献活動を実践するための組合的機能を持つ団体（2006年設立）として、「持続可能な循環型社会」を実現すべく、海外の貧困地域への自立支援活動や環境活動などにも尽力。また、2011年3月の東日本大震災発生以降は、宮城県を中心に震災支援活動を継続しており、国内外から集まった延べ2万8,000人以上のボランティアや団体、企業と共働し、被災地の復興と新しい社会モデルの構築に向けて活動を展開しております。