オムロン、駅業務のオートメーション化に向けた実証実験を開始 第1弾「自律走行の警備ロボット」

オムロン

2018年11月22日

オムロン株式会社

オムロン、駅業務のオートメーション化に向けた実証実験を開始

第1弾「自律走行の警備ロボット」

オムロン株式会社(本社: 京都市下京区、代表取締役社長 CEO: 山田義仁)の子会社として、社会システム事業を担うオムロン ソーシアルソリューションズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 細井俊夫、以下 OSS)は、ロボットによる駅業務のオートメーション化に向けた実証実験の第1弾として、東京都が実施する「都営地下鉄施設内における案内・警備ロボット実証実験」に参画し、2018年12月より、都営地下鉄大江戸線 大門駅にて警備ロボットの実証実験を開始します。

今回の実証実験では、警備ロボットが大門駅の施設内を自律的に走行し、巡回しながら内蔵したカメラの映像を施設内のモニターに表示し施設内の状態を遠隔監視します。また、巡回中、ロボットに搭載した大画面のモニターを用いて駅の利用客への案内などを行います。今回の実証実験では、多くの人が行き交う駅環境におけるロボット活用の実用性の検証を行うとともに、利用客へのアンケート調査を通じて、駅や商業施設など、社会のさまざまな場面におけるロボット活用の課題を検証します。

近年、少子化に伴い労働力人口が減少する中、鉄道業界においても人手不足の課題が顕在化しています。一方で駅の利用客のニーズは多様化しており、より安心・安全・快適で利用しやすい駅の提供が求められています。OSSは、駅業務の省力化を進めながら多様な利用客のニーズに応えることができる「未来の駅」の実現を目指しており、今回実証実験を行う警備ロボットを皮切りに、さまざまな駅業務のオートメーション化を図っていきます。

OSSは、1967年に世界初の無人駅システムを実現して以来、鉄道業界において自動改札機、券売機、精算機などの駅務機器システムや遠隔監視サービス、安全システムなど駅運営に携わるシステムを提供し、運用サポートを行っています。この50年の歴史で培った駅業務のオートメーション技術と遠隔監視技術、運営ノウハウに加え、オムロングループが持つ「センシング&コントロール+Think」のコア技術を生かし、駅業務の省力化や、利用客の多様なニーズを充足する「未来の駅」の実現に取り組んでまいります。

               

                    オムロン製 警備ロボット

<オムロン株式会社について>

オムロン株式会社は、独自の「センシング&コントロール+Think」技術を中核としたオートメーションのリーディングカンパニーとして、制御機器、電子部品、車載電装部品、社会インフラ、ヘルスケア、環境など多岐に渡る事業を展開しています。1933年に創業したオムロンは、いまでは全世界で約36,000名の社員を擁し、117か国で商品・サービスを提供しています。詳細については、https://www.omron.co.jp/ をご参照ください。

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