「AIによるファイナンスにおける意思決定の再構築を」 Silotが800万ドルのシリーズAの資金調達が完了

Silot

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「AIによるファイナンスにおける意思決定の再構築を」

Silotが800万ドルのシリーズAの資金調達が完了

【シンガポール2019年3月12日PR Newswire】

 東南アジアを拠点とするインテリジェントソリューションプラットフォーム「Silot」が800万ドルのプレシリーズAの資金調達を完了させた。本シリーズの資金調達ではSBIインベストメントがリードインベスターであり、住友商事と株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下のKrungsri Finnovateと古株主のArbor Venturesがその後に続いた。今回の資金調達は、主にナレッジグラフ分野の研究、市場の開拓とファイナンス製品の革新に用いる予定だ。

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 Silotは2017年の初めにシンガポールで立ち上げ、シードラウンドで真格基金(Zhen Fund)からのエンジェル投資を得て、東南アジアにおける中国のエンジェルファンドの投資第1号となった。同年12月、SilotはArbor Venturesと斯道資本のプレシリーズAの投資を獲得した。

 Silotの核心は、高速で拡張可能なAI技術を通して、東南アジア銀行の伝統的な意思決定方式からスマート化へのモデルチェンジを支援することである。現段階の東南アジアにおいて、大部分の銀行のインフラと組織構造は、依然として大量の人的資源による金融機関における意思決定に依存している。それにより、意思決定の効率、データの連続性、パターンの展開性、多次元評価などが統合した要因がボトルネックとなり、銀行の効率性と運営と業務の開拓を阻害している。

 Silotは、AIを用いて銀行に拡張可能な意思決定エンジンを作成し、より効率的な決済体験、より安全な取引と顧客の獲得、より正確な信用意思決定ををもたらした。Silotは、東南アジアの金融業界を覆すような力強い発展をしている。サービスクライアントは、インドネシアの力宝グループの傘下にあるNobu Bankとタイ最大のカード発行会社Krungsri Bank(アユタヤ銀行)が含まれており、Krungsri Bankの戦略投資を得ている。Krungsri Bankのイノベーション及び金融科学技術部門の責任者Sam Tanskulは、「Silotチームは強力な技術力を備えており、私は初期の方からSilotを大変信頼していました。Silotと深く協力することは疑う余地のない賢明な判断だと思います。」と評価している。

 

 2018年、Silotはグローバルなイノベーション・プログラム「Visa’s Everywhere Initiative」の受賞プロジェクトで、初のアジア太平洋地域の最優秀賞を飾った。それだけはなく、MasterCard Start Path(マスターカード・スタートパス)支援対象に選定され、2018年世界唯一のVisaとMasterCardに愛顧を受けるファイナンステクノロジー会社となった。

 SBIホールディングスの代表取締役社長である北尾吉孝は、次のように述べています。「銀行各社はSilot社のインテリジェンスバンキングプラットフォームにより、同社のナレッジグラフ技術を使用して、AIを効果的かつ効率的に活用することが可能になります。このプラットフォームは、低コストで銀行と接続し、劇的に業務改善をもたらすことで、金融業界に変革をもたらすでしょう。SBIグループは、Silot社のステークホルダーとして、日本およびその他のアジア諸国の銀行がAIに対応できるよう支援したいと考えています。」

 今年の初め、SilotがアメリカのCIO Outlookが銀行テクノロジーのTop 20企業に選ばれ、Plug and Playの中東地域の金融インキュベーター企業となった。これに対し、中国のモバイル決済やインターネット金融が発展し成熟しているが、東南アジア市場を含む新興市場は、効率的且つ展開可能な解決プランとビジネスシーンに跨る「銀行脳」が欠けていた。Silotはこの市場のニーズに応じて生まれた革新的なスマートバンクプラットフォームであり、本シリーズの資金調達後、Silotはこの分野で更に展開を続けるつもりである。

SBIインベストメントについて

 SBIインベストメント株式会社(旧ソフトバンクベンチャーズ)はSBIホールディングスのベンチャー投資部門である。SBIホールディングスは2002年に東京証券取引所市場第一部に上場し、2006年にソフトバンクから独立。現在、SBIグループは証券、金融、保険、資産運用、仮想通貨取引、および金融テクノロジーのインキュベーターなどを擁する世界最大規模のインターネット金融コングロマリットで、フィンテック分野に特化した投資ファンドを設立するとともに、世界初のフィンテック・エコシステムを確立した、この分野における世界有数の金融グループである。SBIインベストメントはSBIホールディングスの投資部門として、これまでに800社以上に投資を行っており、そのうち約1/5がIPOやM&Aに成功している。SBIインベストメントは、投資先企業の経営者のビジョンや資質、マーケットの成長性、およびサービス/製品の新規性等に基づいて投資の意思決定を行う。さらに業界の専門家で構成されるアドバイザリーボードを設置し、多角的かつ総合的な投資判断を行っている。SBIインベストメントは、トップクラスのインキュベーションインフラを保有しており、自社の経営資源や経験を積極的に活用し、投資先企業の成長に貢献している。

Arbor Venturesについて

 投資の早期段階会社の全世界の風投企業である。金融サービス、AI、デジタルビジネス取引、クロスボーダーイノベーションの投資グループ会社を重視し、ヨーロッパ市場のように革新的な方式でアジアのチャンスをもたらしている。Arbor Venturesは、創始者の能力とビジョンを評価し、投資が買っていされれば、豊かな戦略的世界ネットワークを陥て、投資対象企業の発展を加速させる。

住友商事について

 住友商事は貿易とビジネス投資の分野で世界でリードしており、フォーチュン・グローバル500に選ばれた企業である。現在、65か所の国家と地域で110件の事務所があり、その中で日本国内は22件占めている。また、その下に900社を超える会社を抱えている。住友商事は、グローバルネットワークを利用して、各産業の製品の取引に従事し、顧客に豊富な金融サービスを提供したり、様々な性質のプロジェクトを運営しかつ成長のポテンシャルを持っている会社に投資している。住友商事の中核的な業務分野には、金属製品、交通及び建設システム、インフラ整備、デジタルメディア、日用品、不動産、鉱産資源、化学、電子製品などが含まれている。

Krungsri Finnovateについて

 Krungsri Bankのコーポレートベンチャーキャピタルで、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)の子会社である。資産規模により日本一、全世界第5位の金融グループである。三菱UFJ金融グループは360の歴史を超え、本部が東京に位置し、世界に50の都市を超える都市で2300か所以上のオフィスを置いている。サービス分野では商業銀行業務(コマーシャル・バンク)、証券取引、クレジットカード、資産管理などが含まれている。Krungsriは最大なクレジットカードパブリッシャーでタイ自動車ファイナンスの主力となる。Krungsriは、Silotのサービスの品質と成長のポテンシャルを十分に評価した後に、最初の取引先としての投資家となった。

Media Contact: Karl Li

Silot PR

Email: pr@silot.ai

Phone:(65)85061796

Visit www.silot.ai to access more information about the product, team, funding and other news from the company.

Silot.AIについて

 2017年3月に成立。高速で拡張可能なAI技術を通して、銀行への支援を取り組んでいる。2018年にグローバル・イノベーション・プログラム「Visa’s Everywhere Initiative」の受賞プロジェクトでアジア太平洋地域の最優秀賞を獲得、同時に東アジア地域で唯一、MasterCard Start Pathの支援に選ばれたの会社となる。同年、アメリカのCIO Outlookに金融分野におけるテクノロジープランのTop 25の企業として選ばれ、2019年にはTOP 20に選ばれた。「銀行のスマートブレイン」として、Silotスマートプラットフォームは、銀行の決済をはじめとしたマーケティング、クレジット、ルールなどの異なる意思決定のリンクをサポートし、データをAIによる分析を通して、応用可能なビジネスのリザルトとスマートな意思決定に変換してくれる。その高度な廉潔性と金融分野におけるAIの専門性が銀行の効率を大きく高め、銀行の新たなエネルギーを引き出している。

(日本語リリース:クライアント提供)

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