IBM、Red Hatを340億ドルで買収完了 オープンかつ、ハイブリッドなクラウドの未来を切り拓く
IBM、Red Hatを340億ドルで買収完了 オープンかつ、ハイブリッドなクラウドの未来を切り拓く
・買収により、IBMはハイブリッド・クラウド・プロバイダーのリーダーとなり、高価値ビジネスモデルを強化し、幅広いお客様にRed Hatのオープンソース・イノベーションを展開していきます
・IBMはRed Hatの独立性と中立性を維持します。Red Hatは既存のパートナーシップを強化し、お客様に選択の自由と柔軟性を提供します
・Red Hatのオープンソースへの確固たるコミットメントは変わりません
・IBMとRed Hatはともに、次世代のハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォームを提供します
AsiaNet 79592
[米国ニューヨーク州アーモンク・ノースカロライナ州ローリー 2019年7月10日(現地時間)発] /PRNewswire/ -- IBM (NYSE : IBM)とRed Hatは本日、IBMがRed Hatの発行済み普通株式を1株当たり190ドル、全株式で合計約340億ドル相当を現金で取得し、買収が完了したことを発表しました。
写真 - https://mma.prnewswire.com/media/944459/IBM_Red_Hat.jpg
本買収により、Red Hatのオープンかつ、ハイブリッドなクラウド・テクノロジーと、175カ国以上でビジネスを展開するIBMの拡張性の高いイノベーションと深い業界知識が組み合わされ、ビジネス向けのクラウド市場を大きく変えていきます。IBMとRed Hatはともに、次世代のハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォームを提供し、イノベーションを加速させます。LinuxやKubernetesなどのオープンソース・テクノロジーを使って構築されたプラットフォームは、オンプレミス、プライベート・クラウド、複数のパブリック・クラウドにおける、各種データとアプリケーションの安全な管理を実現します。
IBM会長・社長 兼 CEOのジニー・ロメッティ(Ginni Rometty)は、「企業はいま、デジタル変革の次なる章に入り、ITインフラの近代化や、ミッション・クリティカルなワークロードの、プライベート・クラウドや複数ベンダーによる複数のクラウド環境への移行に取り組んでいます。ハイブリッド・マルチクラウド環境を管理するため、お客様はオープンで柔軟なテクノロジーと、それらを使ってシステムを安全に管理する、信頼できるパートナーを必要としています。IBMとRed Hatは、そのような企業のニーズに、他に類を見ない形で応えます。私たちは、ハイブリッド・クラウド・プロバイダーのリーダーとして、この先数十年にわたりお客様のビジネスを支えるテクノロジー基盤の構築をご支援して参ります。」
Red Hat社長 兼 CEOのジム・ホワイトハースト(Jim Whitehurst)は次のように述べています。「日々の対話を通じ、私たちはお客様が抱えている課題を明確に理解しています。テクノロジーを活用して、ビジネスをスピーディーに展開し、差別化を図るため共創を促進する企業文化や、どこでも柔軟にアプリケーションやワークロードを展開できるソリューションを必要としています。私たちは、オープンソースが、テクノロジーの業界標準になったと考えています。なぜなら、オープンソースは、先に述べた企業が抱える課題を解決するソリューションとなり得るからです。IBMとのパートナーシップにより、Red Hatはオープンソースによるイノベーションをより多くの企業や組織に提供できるようになります。さらに、選択の自由と俊敏性をもたらすハイブリッド・クラウド・ソリューションに対するお客様のご要望に幅広くお応えできるようになります。」
Red Hatは今後もジム・ホワイトハーストと現在の経営チームが統括していきます。ジム・ホワイトハーストはまた、IBMのシニア・マネジメント・チームに加わり、ジニー・ロメッティの直属となります。IBMではRed Hatのノースカロライナ州ローリーの本社、施設、ブランド、およびオペレーションを維持していきます。 Red Hatは、IBMのクラウド&コグニティブ・ソフトウェア事業の独立した部門として運営されます。
両社はビジネスモデルをクラウド化していくお客様の変革のご支援を通じ、企業向けのクラウド事業を継続的に大きく伸ばしてきました。
IBMのクラウドによる収益は、2013年度には全体の4 %でしたが、現在は25 %に増加しています。この成長は、IBMがクラウドに関するアドバイス、移行、構築、管理をお客様のパブリック、プライベート、オンプレミス環境にまたがって実施するにあたり提供する、as-a-serviceオファリング、ソフトウェア、サービス、そしてハードウェアによるものです。2019年第1四半期までの12ヶ月のIBMのクラウドの収益は、190億ドル以上に達しました。Red Hatの買収により、今後5年間でIBMの年平均成長率は約2ポイント上昇する見込みです。
Red Hatの2019年度(2018年3月-2019年2月)の収益は34億ドルで、前年同期比15 %増となりました。 6月に発表された2020年度第1四半期の収益は9億3400万ドルと、前年同期比15 %増でした。サブスクリプション収益も前年同期と比べて15 %増となりましたが、これは、同24 %増となったアプリケーション開発関連の収益も含まれています。また、サービスの収益も17 %増加しました。
ハイブリッド・クラウドの展望
企業がクラウドへの移行に取り組むにつれて、デジタル変革は転換期を迎えています。これまでにクラウドに移行されたエンタープライズ・ワークロードの割合は、約20%に留まります。クラウド移行の「第1章」は、ITコストの削減や、生産性の向上などユーザー向けアプリケーションのデジタル化が中心でした。しかし、「第2章」では、サプライ・チェーンや銀行の勘定系システムといったミッション・クリティカルなワークロードのクラウドへの移行と最適化が進展します。
企業が「第2章」で競争優位性を得るには、オンプレミス、オフプレミス、ならびに、パブリックやプライベート・クラウドなど、複数のインフラ環境にまたがって、シンプルで一貫性があり、統合された管理が必要になります。企業は1度構築すれば、様々なITインフラに迅速かつアジャイルに展開することができる、共通基盤を求めています。IBMの製品とソリューションは、お客様の新しいご要望を反映し、進化してきました。 Red Hatの買収は、IBMのハイブリッド・クラウドのリーダーシップをより一層強化します。
IDC のシニア・バイス・プレジデント 兼 チーフ・アナリストのフランク・ジェンス(Frank Gens)氏は次のように述べています。「企業は、競争力維持のためにイノベーションを加速する方法を模索しており、オープンソースと分散クラウド環境の利用によって、これまで不可能だった新しいデジタル変革を実現しようとしています。IDCは、今後5年間で、企業がクラウドとクラウドがもたらすイノベーションへの投資を大幅に増やすと見込んでいます。その多くがアプリケーションやデータ、そしてワークロードを異なる環境に移行できるオープンなハイブリッド・クラウドとマルチクラウドへの投資となり、今後さらに増えていくでしょう。Red Hatの買収と独立性維持の両立により、急進するハイブリッド・クラウド、マルチクラウドの世界で、IBMはオープンソースを活用し、企業の業界内の差異化を支援するパートナーとしての地位を確立するでしょう。」
ビジネス向けハイブリッド・クラウドの真価を引き出すIBMとRed Hatの協業は、デジタル変革の「第2章」に取り組んでいるお客様からすでに高い評価をいただいています。
デルタ航空のCEO、エド・バスティアン(Ed Bastian)氏は、「デルタ航空は、空の旅の体験を革新するために、常に最新かつ先端のテクノロジーの活用を検討しています。この目標を達成するため、当社は長年にわたってIBMとRed Hat両社と協業してきました。IBMとRed Hatは次世代のIT企業となり、私たちのデジタル変革に欠かせない存在となるでしょう」と述べています。
モルガン・スタンレーのマネージング・ディレクター 兼CIO、エンタープライズ・テクノロジー & サービス、マイケル・ポーザー (Michael Poser)氏は次のようにコメントしています。「Red HatとIBM両社の長年のパートナーとして、2社が一緒にもたらす強みに期待しています。ビジネス価値の飛躍的な向上においては、クラウド・テクノロジーが重要であり、大きく寄与することを確信しています。」
オープンソースへのコミットメントの強化とRed Hatの中立性の維持
IBMとRed Hatは、オープンソースについての強い信念と長きにわたる経験を持っています。両社はオープンソースを先進的なITソリューションの業界標準として確立するため、20年以上にわたり協業してきました。オープンなガバナンスを重要視し、コミュニティーとオープンソース・プロジェクトの発展に向け継続的な支援をしてきました。
IBMはRed Hat を買収することで、IT業界で最も重要なソフトウェア企業の1つを迎え入れました。Red Hatの先進的なビジネスモデルにより、Linux、Kubernetes、Ansible、Java、Cephなどのオープンソース・テクノロジーは、ビジネス向けソリューションにおいて主流となりました。中でも、Linuxは今日最も利用されているプラットフォームです。 Red Hat Enterprise Linux単体で、2019年には全世界で10兆ドル以上の収益を見込んでいます。また、2023年までには、新たに64万人がRed Hat関連の仕事に就く見通しです。
IBMはあらゆる業界において、ビジネス向けオープンソースとハイブリッド・クラウドの利用の拡大と加速を目指します。同時に、Red Hatのオープンソース資産の独立性と中立性を維持します。これにはオープンソースに対する貢献、コミュニティー・リーダーシップ、開発モデル、また製品ポートフォリオ、販売戦略、パートナーおよびデベロッパーのエコシステム、そして独自の企業文化の保持が含まれます。
Red Hatのミッションと、確固たるオープンソースへのコミットメントは変わることはありません。オープンソースとハイブリッド環境に対し、今後も継続して選択肢と柔軟性を提供します。またRed Hatは、主要なクラウド・プロバイダーである、Amazon Web Services、Microsoft Azure、Google Cloud、Alibabaなどを含む既存のパートナーシップを拡大していきます。
IBMとRed Hatは、社会的責任に向けた強いコミットメントを共有しています。培ったテクノロジーと専門知識を活用して、世界の重要な社会課題の解決に貢献します。また、両社はSTEM(S=Science, T=Technology、E=Engineering、M=Math)領域での人材育成に寄与していきます。詳しくはこちらをご参照ください。
https://ibm.com/blogs/corporate-social-responsibility/2019/07/be-open-and-change-the-world/
本日の発表についての詳細は、https://newsroom.ibm.com とhttps://www.ibm.com/redhat をご参照ください。
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IBMの詳細については、https://www.ibm.com をご参照ください。
Red Hatについて
エンタープライズ向けオープンソース・ソフトウェア・ソリューションのプロバイダーとして世界をリードするRed Hatは、コミュニティーに支えられ、高い信頼性と性能を備えるLinux、ハイブリッドクラウド、コンテナ、Kubernetesテクノロジーを提供しています。お客様の新規および既存のITアプリケーションの統合、クラウドネイティブ・アプリケーションの開発、業界をリードするオペレーティング・システムによる標準化、および複雑な環境の自動化、セキュリティ確保、管理を支援します。受賞歴を誇るサポート、トレーニング、およびコンサルティング・サービスにより、Red Hatはフォーチュン500企業に対する信頼すべきアドバイザーとなっています。クラウドプロバイダー、システムインテグレーター、アプリケーションベンダー、お客様、およびオープンソース・コミュニティの戦略的パートナーとして、デジタル化した未来に備えるための準備を支援します。
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(日本語リリース:クライアント提供)
IBM Closes Landmark Acquisition of Red Hat for $34 Billion; Defines Open, Hybrid Cloud Future
PR79592
ARMONK, New York and RALEIGH, North Carolina, July 9, 2019 /PRNewswire=KYODO JBN/ --
- Acquisition positions IBM as the leading hybrid cloud provider and
accelerates IBM's high-value business model, extending Red Hat's open source
innovation to a broader range of clients
- IBM preserves Red Hat's independence and neutrality; Red Hat will strengthen
its existing partnerships to give customers freedom, choice and flexibility
- Red Hat's unwavering commitment to open source remains unchanged
- Together, IBM and Red Hat will deliver next-generation hybrid multicloud platform
IBM (NYSE: IBM) and Red Hat announced today that they have closed the
transaction under which IBM acquired all of the issued and outstanding common
shares of Red Hat for $190.00 per share in cash, representing a total equity
value of approximately $34 billion.
Photo - https://mma.prnewswire.com/media/944459/IBM_Red_Hat.jpg
The acquisition redefines the cloud market for business. Red Hat's open hybrid
cloud technologies are now paired with the unmatched scale and depth of IBM's
innovation and industry expertise, and sales leadership in more than 175 countries.
Together, IBM and Red Hat will accelerate innovation by offering a next-generation
hybrid multicloud platform. Based on open source technologies, such as Linux and Kubernetes,
the platform will allow businesses to securely deploy, run and manage data and applications
on-premises and on private and multiple public clouds.
"Businesses are starting the next chapter of their digital reinventions,
modernizing infrastructure and moving mission-critical workloads across private
clouds and multiple clouds from multiple vendors," said Ginni Rometty, IBM
chairman, president and CEO. "They need open, flexible technology to manage
these hybrid multicloud environments. And they need partners they can trust to
manage and secure these systems. IBM and Red Hat are uniquely suited to meet
these needs. As the leading hybrid cloud provider, we will help clients forge
the technology foundations of their business for decades to come."
"When we talk to customers, their challenges are clear: They need to move
faster and differentiate through technology. They want to build more
collaborative cultures, and they need solutions that give them the flexibility
to build and deploy any app or workload, anywhere," said Jim Whitehurst,
president and CEO, Red Hat. "We think open source has become the de facto
standard in technology because it enables these solutions. Joining forces with
IBM gives Red Hat the opportunity to bring more open source innovation to an
even broader range of organizations and will enable us to scale to meet the
need for hybrid cloud solutions that deliver true choice and agility."
Red Hat will continue to be led by Jim Whitehurst and its current management
team. Whitehurst is joining IBM's senior management team, reporting to Ginni
Rometty. IBM will maintain Red Hat's headquarters in Raleigh, North Carolina,
its facilities, brands and practices. Red Hat will operate as a distinct unit within IBM
and will be reported as part of IBM's Cloud and Cognitive Software segment.
Both companies have already built leading enterprise cloud businesses with
consistent strong revenue growth by helping customers transition their business
models to the cloud.
IBM's cloud revenue has grown from 4 percent of total revenue in 2013 to 25
percent today. This growth comes through a comprehensive range of as-a-service
offerings and software, services and hardware that enable IBM to advise, build,
move and manage cloud solutions across public, private and on-premises
environments for customers. IBM cloud revenue for the 12-month period through
the first quarter of this year grew to over $19 billion. The Red Hat acquisition is expected
to contribute approximately two points of compound annual revenue growth to IBM
over a five-year period.
Red Hat's fiscal year 2019 revenue was $3.4 billion, up 15 percent year-over-year.
Fiscal first quarter 2020 revenue, reported in June, was $934 million, up 15 percent
year-over-year. In that quarter, subscription revenue was up 15 percent year-over-year,
including revenue from application development-related and other emerging technology
offerings up 24 percent year-over-year. Services revenue also grew 17 percent.
The Hybrid Cloud Opportunity
Digital reinvention is at an inflection point as businesses enter the next chapter of their cloud
journey. Most enterprises today are approximately 20 percent into their transition to the cloud.
In this first chapter of their cloud journey, businesses made great strides in reducing costs,
boosting productivity and revitalizing their customer-facing innovation programs.
Chapter two, however, is about shifting mission-critical workloads to the cloud and optimizing
everything from supply chains to core banking systems.
To succeed in the next chapter of the cloud, businesses need to manage their
entire IT infrastructure, on and off-premises and across different clouds –
private and public – in a way that is simple, consistent and integrated.
Businesses are seeking one common environment they can build once and deploy in
any one of the appropriate footprints to be faster and more agile. IBM's offerings have evolved
to reflect new customer needs and drive greater growth. The acquisition of Red Hat further
strengthens IBM as the leader in hybrid cloud for the enterprise.
"As organizations seek to increase their pace of innovation to stay
competitive, they are looking to open source and a distributed cloud
environment to enable a new wave of digital innovation that wasn't possible
before. Over the next five years, IDC expects enterprises to invest heavily in
their journeys to the cloud, and innovation on it. A large and increasing
portion of this investment will be on open hybrid and multicloud environments
that enable them to move apps, data and workloads across different environments,"
said Frank Gens, Senior Vice President and Chief Analyst, IDC.
"With the acquisition of Red Hat, and IBM's commitment to Red Hat's independence,
IBM is well positioned to help enterprises differentiate themselves in their industry
by capitalizing on open source in this emerging hybrid and multicloud world."
The collective ability of IBM and Red Hat to unlock the true value of hybrid
cloud for businesses is already resonating among customers moving to the next
chapter of digital reinvention.
"Delta is constantly exploring current and emerging technology as we transform
the air travel experience," said Ed Bastian, CEO, Delta. "We've been working
with both IBM and Red Hat for years to deliver on that goal, and as they
together build the next generation IT company, they will be an essential part
of our digital transformation."
"As a long-standing partner of Red Hat and IBM, we look forward to capabilities
that these two companies will bring together," said Michael Poser, Managing
Director and Chief Information Officer, Enterprise Technology & Services,
Morgan Stanley. "We know first-hand how important and impactful cloud
technology contributes to unlocking business value."
IBM Reinforces Commitment to Open Source and Red Hat Neutrality
IBM and Red Hat have deep open source values and experience. The two companies
have worked together for more than 20 years to make open source the default
choice for modern IT solutions. This includes the importance of open governance
and helping open source projects and communities flourish through continued contribution.
With Red Hat, IBM has acquired one of the most important software companies in
the IT industry. Red Hat's pioneering business model helped bring open source –
including technologies like Linux, Kubernetes, Ansible, Java, Ceph and many
more – into the mainstream for enterprises. Today, Linux is the most used
platform for development. Red Hat Enterprise Linux alone is expected to
contribute to more than $10 trillion worth of global business revenues in 2019.
By 2023, an additional 640,000 people are expected to work in Red Hat-related jobs.
IBM has committed to scaling and accelerating open source and hybrid cloud for
businesses across industries, as well as preserving the independence and
neutrality of Red Hat's open source heritage. This includes its open source
community leadership, contributions and development model; product portfolio, services,
and go-to-market strategy; robust developer and partner ecosystems, and unique culture.
Red Hat's mission and unwavering commitment to open source will remain
unchanged, and Red Hat will continue to offer the choice and flexibility
inherent to open source and hybrid IT environments. Red Hat also will continue
to build and expand its partnerships, including those with major cloud providers,
such as Amazon Web Services, Microsoft Azure, Google Cloud and Alibaba.
IBM and Red Hat also share a strong commitment to social responsibility and a
sense of purpose for applying technology and expertise to help address some of
the world's most significant societal challenges. Together, the two companies
have committed to expanding this longstanding commitment through new joint
initiatives, addressing education and skills, civic and societal needs and
Science, Technology, Engineering, and Math (STEM) workforce development.
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About IBM
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About Red Hat, Inc.
Red Hat is the world's leading provider of enterprise open source software
solutions, using a community-powered approach to deliver reliable and
high-performing Linux, hybrid cloud, container, and Kubernetes technologies.
Red Hat helps customers integrate new and existing IT applications, develop
cloud-native applications, standardize on our industry-leading operating
system, and automate, secure, and manage complex environments. Award-winning
support, training, and consulting services make Red Hat a trusted adviser to
the Fortune 500. As a strategic partner to cloud providers, system integrators,
application vendors, customers, and open source communities, Red Hat can help
organizations prepare for the digital future.
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SOURCE IBM
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