佐賀県唐津市×早稲田大学 地域連携ワークショップ2019開催

早稲田大学

2019-07-30

学校法人 早稲田大学

早稲田の学生が唐津で考えるまちづくりへの挑戦

早稲田大学では、「佐賀県唐津市×早稲田大学 地域連携ワークショップ2019」を開催します。

このワークショップは、地域が実際に直面している課題について、学部も学年も様々の早稲田大学学生がチームを作り、実際に地域に赴いてフィールドワークを行い、地域でのアクティビティを体験し、自治体関係者や地域住民と一緒に課題解決策を練り上げ、最終的に報告会にて自治体や住民に提案する、実践型のワークショップです。

今年度のワークショップは、唐津市役所との連携のもと、唐津市を舞台に学生が自然(再生可能)

エネルギーによる地域経済活性化や課題解決策を考えます。

【実施概要】

・名称 佐賀県唐津市×早稲田大学 地域連携ワークショップ2019

・主催 早稲田大学教務部教育連携課、佐賀県唐津市

・参加学生数 14名(2チーム)

・スケジュールは下記参照

【早大生が取り組むテーマ】

エネルギーを地産地消で循環させる仕組みを活用して、

地域の経済活性化や課題の解決につながる政策を提案してください

唐津市では、自然(再生可能)エネルギーを含めた新エネルギーの地域への導入を、新産業創出、雇用拡大の切り札ととらえ、公共施設への太陽光発電や下水バイオガス発電の導入、さらに民間企業による風力発電やバイオマス発電設備などを進めています。唐津市における地域課題としては、人口減少に伴う経済規模の縮小、少子高齢化による労働力不足や一人暮らしの高齢者の増加、また、ハウスみかんをはじめとした農水産業(加工含む)が多いことから、化石燃料依存度が高いことによるコスト増などが挙げられ、豪雨災害などへの防災機能の強化も急務となっています。また環境省においては、SDGs(持続可能な開発目標)の実現を地域レベルで具現化した「地域循環共生圏」を進めていますが、そのモデル地域として唐津市版地域循環共生圏の実現を進めており、同時にエネルギーの地産地消を目的とした地域エネルギー会社の設立を予定しています。そこで、地域住民の方や地元企業、自治体等にヒアリングを行い、この地域エネルギー会社を軸とした地域経済の活性化及び地域課題の解決を効果的に進める具体的な提案をしてください。

【スケジュール】

※スケジュールは変更の可能性があります

事前調査期間 7月12日(金)~8月4日(日)

・学生による自主的事前調査、提案の方向性確認

・フィールドワーク期間中の活動計画

フィールドワーク①(現地調査)@唐津市 8月5日(月)~8月10日(土)

・唐津市長訪問

・市内にて現地調査・ワークショップ

・事前調査で検討した先にヒアリング

・仮説に対して実際に現地調査を⾏い検証

提案の作成 8月11日(日)~8月30日(金)

・大学キャンパスにてグループワーク

・チームごとに提案内容の検討

フィールドワーク②(現地調査)@唐津市 8月31日(土)~9月3日(火)

・市内にて提案検証(フィールドワーク)

・提案内容のブラッシュアップ

最終報告会@唐津市 9月3日(火)

・自治体関係者、地域住民、地元企業等を前に提案発表※唐津市市民交流プラザ

【地方創生と早稲田大学】

早稲田大学には約5万人の学生が在籍していますが、約1万5千人が1都3県(神奈川・千葉・埼玉)以外からの学生で、2019年度現在で約7,900人が外国人学生と、日本において多様性やグローバル化が最も進んでいる大学の一つであると言えます。

地方から本学に入学し、卒業後、地元を含めた地方で活躍する。関東からの入学者や外国人学生が本学の地域連携の取り組みや地方体験をし、卒業後、UIターン就職や地方活性化に通じる起業等で地方に貢献する。このような人材の育成・輩出は、本学が担うべき重要な責務のひとつと考えています。

地方創生が国家的な重要課題として位置付けられる中で、本学では国内外のさまざまな地域と連携し、地域課題の解決に取り組んでいます。本学のこのような地方連携の事例は、2018年度に行われたプロジェクトだけでも900以上を数えます。

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