IBM、Red Hatと共に クラウド・ネイティブとマルチクラウド対応に向け ソフトウェアを刷新

- IBMソフトウェア製品は、パブリック・クラウドとプライベート・クラウド上で活用できるクラウド・ネイティブ(*)へ

- 企業は、ミッション・クリティカルなアプリケーションを1度構築すれば、パブリックでも、プライベート・クラウドでも、実行可能に

- Sprint社、Societe Generale社、Associated Bank社、Primerica社、Ilmarinen and Fiducia & GAD IT AG社は、クラウド時代に対応して自社のビジネスを変革するためにIBMとRed Hatを選択

AsiaNet 79922

[米国ニューヨーク州アーモンク - 2019年8月2日（現地時間）発] /PRNewswire/ -- IBM（NYSE：IBM）は本日、ソフトウェア・ポートフォリオをクラウド・ネイティブに刷新し、Red Hat OpenShift上で動作するよう、最適化したことを発表しました。企業は、ミッション・クリティカルなアプリケーションを1度構築すれば、すべての主要なパブリック・クラウド（AWS、Microsoft Azure、Google Cloud Platform、Alibaba、IBM Cloudなど）とプライベート・クラウド上でそのアプリケーションを実行できるようになりました。

新しいクラウド・ネイティブ機能は、IBM Cloud Pakと呼ばれる統合済みソリューションとして提供します。IBMが保証した、このコンテナ化ソフトウェアは、共通のオペレーティング・モデルと、共通のサービス(ID管理、セキュリティー、モニタリング、ロギングなど)を提供し、統合された直観的でわかりやすいダッシュボードを使用して、クラウド全体の可視性と管理を向上させます。

IBMは本日、以下の内容も発表しました。

・Red Hat OpenShift on IBM Cloud （https://www.ibm.com/cloud/blog/red-hat-openshift-on-ibm-cloud ）：IBMのパブリック・クラウドでのOpenShiftの柔軟なフルマネージド・サービスを提供します。自動化された回復力、データ・コンプライアンス、およびセキュリティーをワンクリックで展開し、新たな機能や手法を取り入れて企業のアプリケーションをモダナイズし、ハイブリッド・クラウド・インフラストラクチャーへの移行を支援します。

・Red Hat OpenShift on IBM Z and LinuxONE （https://www.ibm.com/blogs/systems/announcing-our-direction-for-red-hat-openshift-for-ibm-z-and-linuxone/ ）：IBMは、世界中で1日300億件以上のトランザクションを処理しているIBM Z、LinuxONEにRed Hat OpenShiftを提供します。既に、IBM Power SystemsおよびストレージはOpenShiftをサポートしています。

・Consulting and technology services for Red Hat （https://www.ibm.com/blogs/services/2019/08/01/ibm-services-drives-digital-reinvention-enabled-by-hybrid-cloud-with-red-hat/ ）：世界最大級のRed Hat認定コンサルタントチームによって、新しいIBMサ―ビスを提供していきます。8万人以上のクラウド・アプリケーション・サービスの専門家が、お客様のワークロードをクラウド環境に対応していくため、戦略立案、移行、構築、管理を支援します。

本日発表されたソフトウェアとサービスは、Red Hat OpenShift上で実装するために最適化されたIBMの広範なソフトウェア・ポートフォリオのうち、100以上の製品が対象となっており、IBMのハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォームで提供されます。これは、業界で最も包括的なエンタープライズKubernetesプラットフォームであるRed Hat OpenShiftや世界をリードするエンタープライズLinuxプラットフォームであるRed Hat Enterprise Linuxなど、オープンソース・テクノロジーに基づいて構築されています。このため、お客様はビジネスを展開する上で最も重要なアプリケーション、データ、ワークロードの要件に対応するため、最適なアーキテクチャーとアプローチを選択できます。

IBM クラウド＆コグニティブ・ソフトウェアのシニア・バイス・プレジデント、アーヴィンド・クリシュナ（Arvind Krishna）は、次のように述べています。「企業ワークロードのクラウド・シフトを加速させるために、IBMはソフトウェアを企業のデータセンターから解放しています。これにより、IBMは、1兆ドルを超えるハイブリッド・クラウド市場において、業界リーダーの地位をいっそう強固にします。IBMは、Red Hatと共に、あらゆるクラウド、アプリケーション、ベンダーに適用できる共通のオープン標準に基づき、数年かかるクラウド化に対応するため企業が必要とする基本的なツールを提供しています。」

Red Hatの社長兼CEOであるジム・ホワイトハースト（Jim Whitehurst）は、次のように述べています。「Red Hatは、ハイブリッド・クラウド環境の基本構成単位となったコンテナとKubernetesを含むLinuxベース・テクノロジーでイノベーションを推進しています。このオープン・ハイブリッドのクラウド基盤によって、場所や時間にかかわらず、あらゆるアプリケーションを利用可能にするビジョンが実現されます。IBMの強力な業界専門知識と組み合わせ、熱意ある開発者やパートナーによる大規模なエコシステムのサポートを受けることにより、お客様は、自ら選択したテクノロジーで最新のアプリケーションを作成し、オンプレミスまたは複数のパブリック・クラウドにわたるマルチクラウド環境のいずれであっても、そのアプリケーションに最適な環境で柔軟に配備することができます。」

あらゆる場所におけるミッション・クリティカルなアプリケーション支援に向けた、IBMソフトウェアの変革

Cloud Pakは完全なソフトウェアのサポートを提供し、ハードウェアからアプリケーションまで保護し、クラウド上のミッション・クリティカルなアプリケーションの迅速な移行、統合、およびモダナイズを支援します。これらは簡単に導入でき、特定のお客様のユースケースに合わせて調整済みのパッケージとして提供され、使用量に基づく従量課金モデルを追加します。

現在、展開しているIBM Cloud Pakは以下の５種類です。

・Cloud Pak for Data：企業・組織がデータから得た洞察の提供を簡素化および自動化し、オープンで拡張可能なアーキテクチャーを提供し、5倍のスピードでAI向けデータの仮想化を実現します。

・Cloud Pak for Applications：ビジネスのモダナイズ、構築、実装、および実行に役立ちます。フィンテック分野のお客様の開発時間を84 %短縮させました。

・Cloud Pak for Integration：アプリケーション、データ、クラウド・サービス、APIの統合を支援します。統合コストの33%を削減するよう、設計されています。

・Cloud Pak for Automation：ビジネス・プロセス、意思決定、コンテンツの変革を支援します。銀行のお客様は、手動プロセスの80%削減を達成しました。

・Cloud Pak for Multicloud Management：マルチクラウドの可視性を提供し、ガバナンスと自動化を実現します。お客様は大規模なクラウド・ネイティブな環境の運用費を75%削減できました。

IBMとRed Hatが協業したお客様事例

IBMのハイブリッド・マルチクラウド・プラットフォームと、Red HatのOpenShift対応のIBMソフトウェアを活用することで、お客様は組織内部から変革を推進させ、競争の優位性を高めることができます。

Sprint社は、5Gなどの今後のネットワーク・テクノロジーについて理解を深め準備を整えるため、IBM Cloud Pak for Dataを採用しました。

SprintのOSSアプリケーション＆オペレーション担当バイス・プレジデント、ミシェル・ゲール（Michele Gehl）氏は、次のように述べています。「Watson StudioとWatson Machine Learningを活用するためにIBM Cloud Pak for Dataを採用しました。このコンテナ・ベースのプラットフォームを使用して、多様なデータセットから顧客対応の課題に関する洞察を獲得し、これに応じて対応するため、迅速にモデルを構築することができました。新しいCloud Pak for Data Systemは、既存のインフラストラクチャーにAIを迅速に追加するための優れた方法だと思います」、とゲール氏は指摘しています。

Societe Generale社は、イノベーションの推進と新たな顧客体験の提供に向け、マルチクラウド戦略を導入しました。

「ヨーロッパでも有数の金融サービスグループの1つとしてSociete Generaleは、スピードと敏捷性を備えた新しいサービスの提供に絶えず努力しています。その中心となるのは、技術力とビジネスの優先事項を一致させるために必要なイノベーションのための能力を提供するマルチクラウド戦略です」と、Societe GeneraleのグローバルCIO、カルロス・ゴンサウヴェス（Carlos Gonçalves）氏は語っています。 「Red Hatは、マルチクラウドのシームレスな運用していくうえで重要な役割を果たしてきました。IBMおよびRed Hatの両チームとの協業を拡大していくことを楽しみにしています。」

Associated Bank社は、AIの拡張と開発期間短縮を目指してIBM Cloud Pak for Data Systemを採用しました。まず、顧客体験の向上のために新しいCustomer 360 のシステム、および分析結果の強化のためにデータ・ガバナンスが効いた新しいダッシュボードのプロジェクトに着手します。

同社のデータマネジメントのシニア・バイスプレジデントであるスティーヴ・ルーウェック（Steve Lueck）氏は次のように述べています。「Cloud Pak for Data Systemの優れた点の一つとして、そのスピードが挙げられます。それにより、分析プラットフォームを展開し、拡張することが可能となります。また、統合スタックには、データの質の向上やデータ資産の分類、データ連携、データ・サイエンスの構築や稼動に必要なものがそろっており、新しいモデルや分析アプリケーションを迅速に設計し、テスト、構築、導入をおこなっていくことが可能です。」

Primerica社は、顧客体験の最適化および、ミッション・クリティカル・ワークロードのモダナイズを目的としてIBMと連携しています。

PrimericaのCTO兼EVPのバリー・ペラス（Barry Pellas）氏は次のように述べています。「北米の中間層向けにサービスを提供する主要企業として、当社はアプリケーションのモダナイズや、お客様の期待に応えるような革新的な新サービスづくりに取り組んできています。IBMのプラットフォームは、私たちのハイブリッド･クラウド戦略を支えるための重要な役割を担っており、データの安全性を担保しながら迅速にこれまでにないような体験を提供できるよう、パブリック・クラウドとプライベート・クラウドの組み合わせを実現してくれます。」

Ilmarinen社は、フィンランドに本社を置く保険会社で、複数のIBM Cloud Pakを活用し、業務のモダナイズやデータ活用の最適化に取り組んでいます。

チーフ･テクニカル･アーキテクトのイャーニ・イコネン（Jani Itkonen）氏は、次のように述べています。「エンタープライズ・グレードのコンテナ化ソリューションを稼動することは私たちのアプリケーション・モダナイゼーション戦略に必要不可欠です。必要に応じて変更や拡張が可能で、引き続きより速く、より安全な方法で新しいサービスを常に提供できる状況を確保することができました。」

Fiducia & GAD IT AG社は、銀行業界向けITサービスを提供する企業で、顧客体験改革のためRed Hat OpenShiftを導入しました。

CIOのバーギット・フロンホフ（Birgit Frohnhoff）氏は次のように述べています。「当社では顧客体験の強化とお客様の主要な銀行業務を変革し、より迅速で顧客中心になれるよう、基盤となるコンテナ・プラットフォームとしてRed Hat OpenShiftを採用しました。私たちの分析やビッグデータ、機械学習の性能を強化できるIBMのCloud Pak for Dataの可能性についてより深く知ることができるので、非常に楽しみです。」

注：

* クラウド・ネイティブは、クラウド環境の利点を活用できるよう、クラウドでの利用を前提としたシステムやサービスです。

当報道資料は、2019年8月1日（現地時間）にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。

https://newsroom.ibm.com/2019-08-01-IBM-Transforms-Its-Software-to-Run-on-Any-Cloud-with-Red-Hat

IBM、ibm.com、IBM Cloud、 世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、http://www.ibm.com/legal/copytrade.shtml（US）をご覧ください。

＜お問合せ先＞

Faye Abloeser

IBM Media Relations

abloeser@us.ibm.com

日本IBM

広報 一ノ瀬

TEL：03-3808-5120

e-mail：Hazuki.Ichinose@ibm.com

（日本語リリース：クライアント提供）

IBM Transforms its Software to be Cloud-Native and Run on Any Cloud with Red Hat

PR79922

ARMONK, New York, Aug. 2, 2019 /PRNewswire=KYODO JBN/ --

  - IBM software products now cloud-native for public and private clouds

  - Enterprises can now build mission-critical applications once and run

    them on all leading public clouds or private clouds

  - Sprint, Societe Generale, Associated Bank, Primerica, Ilmarinen and Fiducia

    & GAD IT AG  turn to IBM and Red Hat to transform their business for the cloud era

IBM (NYSE: IBM(https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2540788-1&h=1909398514&u=http%3A%2F%2Fwww.ibm.com%2Finvestor&a=IBM ))

today announced that it has transformed its software portfolio to be cloud-native

and optimized it to run on Red Hat OpenShift. Enterprises can now build mission-critical

applications once and run them on all leading public clouds, including AWS, Microsoft Azure,

Google Cloud Platform, Alibaba and IBM Cloud and on private clouds.

Logo - https://mma.prnewswire.com/media/95470/ibm_logo.jpg

The new cloud-native capabilities will be delivered as pre-integrated solutions

called IBM Cloud Paks. The IBM-certified and containerized software will

provide a common operating model and common set of services – including

identity management, security, monitoring and logging – and are designed to improve

visibility and control across clouds together with a unified and intuitive dashboard.

IBM also announced today:

  - Red Hat OpenShift on IBM Cloud: (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2540788-1&h=4168662317&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2540788-1%26h%3D2543574268%26u%3Dhttps%253A%252F%252Fwww.ibm.com%252Fcloud%252Fblog%252Fred-hat-openshift-on-ibm-cloud%26a%3DRed%2BHat%2BOpenShift%2Bon%2BIBM%2BCloud&a=Red+Hat+OpenShift+on+IBM+Cloud ) A flexible, fully-managed service of

    OpenShift on IBM's public cloud – deployable in one-click with automated

    resiliency, data compliance, and security – to help enterprises modernize

    and migrate to a hybrid cloud infrastructure.

  - Red Hat OpenShift on IBM Z and LinuxONE: (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2540788-1&h=1278013578&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2540788-1%26h%3D2173441801%26u%3Dhttp%253A%252F%252Fwww.ibm.com%252Fblogs%252Fsystems%252Fannouncing-our-direction-for-red-hat-openshift-for-ibm-z-and-linuxone%26a%3DRed%2BHat%2BOpenShift%2Bon%2BIBM%2BZ%2Band%2BLinuxONE&a=Red+Hat+OpenShift+on+IBM+Z+and+LinuxONE )IBM will bring Red Hat OpenShift

    to their enterprise systems, IBM Z and LinuxONE, which collectively power

    more than 30 billion transactions a day globally. IBM already supports

    OpenShift on its Power Systems and Storage.

  - Consulting and technology services for Red Hat: (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2540788-1&h=3577910548&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2540788-1%26h%3D509100101%26u%3Dhttp%253A%252F%252Fwww.ibm.com%252Fblogs%252Fservices%252F2019%252F08%252F01%252Fibm-services-drives-digital-reinvention-enabled-by-hybrid-cloud-with-red-hat%252F%26a%3DConsulting%2Band%2Btechnology%2Bservices%2Bfor%2BRed%2BHat&a=Consulting+and+technology+services+for+Red+Hat ) New IBM services delivered

    by one of the world's largest teams of Red Hat certified-consultants and

    more than 80,000 cloud application services practitioners to help clients

    advise, move, build, and manage their workloads to cloud environments.

The software and services announced today, which include more than 100 products

from across IBM's expansive software portfolio optimized to run on Red Hat OpenShift,

will be delivered on IBM's hybrid multicloud platform. It is built on open source technologies,

including Red Hat OpenShift, the industry's most comprehensive enterprise Kubernetes platform,

and Red Hat Enterprise Linux, the world's leading enterprise Linux platform. As a result,

clients can select the best architecture and approach to address the most critical application,

data and workload requirements for their business.

"IBM is unleashing its software from the data center to fuel the enterprise

workload race to the cloud. This will further position IBM the industry leader

in the more than $1 trillion dollar hybrid cloud opportunity," said Arvind

Krishna, senior vice president, Cloud and Cognitive Software, IBM. "We are

providing the essential tools enterprises need to make their multi-year journey

to cloud on common, open standards that can reach across clouds, across

applications and across vendors with Red Hat."

"Red Hat is unlocking innovation with Linux-based technologies, including containers

and Kubernetes, which have become the fundamental building blocks of hybrid cloud

environments," said Jim Whitehurst, president and CEO, Red Hat. "This open hybrid cloud

foundation is what enables the vision of any app, anywhere, anytime. Combined with IBM's

strong industry expertise and supported by a vast ecosystem of passionate developers and

partners, customers can create modern apps with the technologies of their choice and

the flexibility to deploy in the best environment for the app - whether that is on-premises

or across multiple public clouds."

Transforming IBM software to support mission-critical apps anywhere

The Cloud Paks provide full software support and help protect the entire

stack—from hardware to applications – to help clients rapidly migrate,

integrate and modernize mission-critical applications on any cloud. They are

easily deployed, delivered as packages tailored for specific client use cases,

and adding a consumption-based pricing model.

The first five IBM Cloud Paks are available today and include:

  - Cloud Pak for Data to simplify and automate how organizations deliver

    insights from their data and provide an open and extensible architecture

     to virtualize data for AI 500 percent faster(1).

  - Cloud Pak for Applications to help businesses modernize, build, deploy

    and run applications. It helped IBM customers in the fintech sector

    reduce development time by 84 percent(2).

  - Cloud Pak for Integration to help integrate apps, data, cloud services

    and APIs. It is designed to eliminate 33 percent of integration costs(3).

  - Cloud Pak for Automation to help transform business processes, decisions

    and content. A banking client was able to reduce manual processes by 80 percent(4).

  - Cloud Pak for Multicloud Management to provide multicloud visibility,

    governance and automation. It was able to help clients reduce operational

    expenses of supporting large-scale cloud-native environments by 75 percent(5).

Clients building the future with IBM and Red Hat

Across industries, businesses can leverage IBM's hybrid multicloud platform and

Red Hat OpenShift-enabled IBM software to help transform their organizations

from the inside out to increase their competitive advantage.

Sprint turned to the IBM Cloud Pak for Data to help it better understand and

prepare for upcoming network technologies, like 5G.

"We tapped into the IBM Cloud Pak for Data to take advantage of Watson Studio

and Machine Learning," said Michele Gehl, vice president, OSS Applications &

Operations, at Sprint. "With this container-based platform, we're able to build

models quickly to generate insights about client-facing issues from diverse

datasets and respond accordingly." Gehl said the new Cloud Pak for Data System

appears to be a great way to add AI into an existing infrastructure quickly.

Societe Generale implemented a multicloud strategy to drive innovation and

deliver new experiences for its customers.

"As one of the leading European financial services Groups,Societe Generale

continually strives to launch new offerings with speed and agility. Core to

that focus is a multicloud strategy that provides capacity for the innovation

we need to keep our technical capabilities and business priorities closely

aligned," said Carlos Gonçalves, Global CIO, Societe Generale. "Red Hat has

played a key role in helping us leverage the power of operating seamlessly

across multiple clouds, and we look forward to broadening our strong

collaboration with both IBM and Red Hat teams."

Associated Bank is adopting IBM Cloud Pak for Data System, for rapid deployment

and scaling of AI. Initial projects the bank is planning to work on include a

new Customer 360 system for improving client experiences and a new governed

data dashboard for improved analytics results.

"One of the great things about the Cloud Pak for Data System is the speed with

which we'll be able to launch and scale our analytics platform," said Steve

Lueck, Vice President, Data Management, at Associated Bank, which is in the

process of deploying several new systems. "The integrated stack contains what

we need to improve data quality, catalog our data assets, enable data collaboration,

and build/operationalize data sciences. We're able to move quickly with design, test,

build and deployment of new models and analytical applications."

Primerica collaborated with IBM to optimize the client experience and modernize

its mission-critical workloads.

"As a leading financial services provider to middle-income families throughout

North America, Primerica has been on a journey to modernize our applications

and rapidly deliver new services with the innovations our clients expect," said

Barry Pellas, CTO and EVP, Primerica. "The IBM platform is a key enabler for

our hybrid cloud strategy, allowing us to mix public and private clouds to

deliver exceptional experiences quickly, while keeping our data secure."

Ilmarinen, an insurance company based in Finland, is using multiple IBM Cloud

Paks to modernize its business and optimize the use of data.

"The ability to run enterprise grade, containerized solutions, is a key part of our application

modernization strategy," said Jani Itkonen, chief technical architect, Ilmarinen Mutual Pension

Insurance Company. "It allows us to change and scale as needed and keeps us positioned

to always deliver new capabilities in a faster, more secure way."

Fiducia & GAD IT AG, an IT service provider for the banking industry,

implemented RedHat OpenShift to transform its customer experience.

"Fiducia & GAD IT AG is using Red Hat OpenShift as a base container platform to

enhance the customer experience and transform parts of their core banking

environment to become more agile and customer centric," said Birgit Frohnhoff,

CIO, Fiducia & GAD IT AG. "We're excited to learn more about the potential of IBM's Cloud Pak

for Data to enhance our analytical, big data and machine learning capabilities."

For more information on today's news,

visit: https://newsroom.ibm.com/ and https://www.ibm.com/redhat .

Learn more from IBM Cloud CTO Hillery Hunter:

https://www.ibm.com/blogs/think/2019/08/ibm-software-on-any-cloud/

Developers can learn more at:

http://developer.ibm.com/blogs/redhat-ibm/power-of-choice

About IBM

For more information about IBM, visit https://www.ibm.com

Media Contact

Faye Abloeser

IBM Media Relations

abloeser@us.ibm.com

(1) Performance measurements were gathered within a controlled test environment

at IBM Silicon Valley Labs using IBM data virtualization against various 100TB

data sources. The measurements taken in May 2019 and performance gains are

compared to IBM federation.

(2) Responses from IBM customers surveyed and Ovum's own data indicate that the

speed to market can be reduced by as much as 84%, depending on which market is

being evaluated. Figure 1 shows the reduction in time to market in the fintech

sector achieved using IBM Cloud Private, which was on average a drop from 180

days to 15 days. Sources: http://ibm.biz/Ovum-WP (Page 6)

(3) Based on customer experience and Total Economic Impact methodology

developed by Forrester Research, Inc.(The Total Economic Impact of an API

Management Solution (https://c212.net/c/link/?t=0&l=en&o=2540788-1&h=2960493228&u=https%3A%2F%2Fc212.net%2Fc%2Flink%2F%3Ft%3D0%26l%3Den%26o%3D2540788-1%26h%3D1040800316%26u%3Dhttps%253A%252F%252Fc212.net%252Fc%252Flink%252F%253Ft%253D0%2526l%253Den%2526o%253D2372609-1%2526h%253D417290729%2526u%253Dhttps%25253A%25252F%25252Fwww.ibm.com%25252Faccount%25252Freg%25252Fus-en%25252Fsignup%25253Fformid%25253Durx-13194%2526a%253DThe%252BTotal%252BEconomic%252BImpact%252Bof%252Ban%252BAPI%252BManagement%252BSolution%26a%3DThe%2BTotal%2BEconomic%2BImpact%2Bof%2Ban%2BAPI%2BManagement%2BSolution&a=The+Total+Economic+Impact+of+an+API+Management+Solution ), February 2017),

which includes the following statements on development

savings "A 30% improvement in time-to-market for internal development of data

and analytics projects" "A 35% improvement in time-to-market projects by public

developers consuming APIs" This includes a breakdown to cost savings specifically

that is much higher than what we are claiming here. The study surveyed IBM customers.  

(4) Forrester: The Total Economic Impact(TM) Of The IBM Automation Platform For

Digital Business - "With the Operational Decision Manager, the bank was able to

set up workflows that enable faster approval of 80% of all loan requests. "Some

loan approval processes were taking days, sometimes four to 10 days depending

on the exceptions; now 80% of our loan applications flow straight through and

are done in seconds." Source – https://www.ibm.com/downloads/cas/O5A0BD4R

(5) Reducing the operational expense of supporting large-scale dynamic

cloud-native environments is a key value proposition of container management

platforms. The survey discovered that, on average, organizations achieved a 75%

reduction in operational overhead in managing the cloud-native environment.

This operational efficiency gain comes in three main areas identified by the

survey where using a container management platform approach to cloud-native

management yields savings.

Sources: http://ibm.biz/Ovum-WP (Page 6)(Page 6)

SOURCE: IBM