VymoがEmergence Capitalとセコイア・インディア主催のシリーズBにおいて1800万ドルの資金調達に成功、外回りで働く営業チームを支援　#DoMore

Vymo

2019/8/13 11:35

アクサ生命、アリアンツ、VPバンク、デュポン、ゼネラリ保険会社など50以上の世界的企業がVymoのモバイル機器向けパーソナルセールスアシスタントを利用しデータ集積を自動化、状況分析し、営業のパフォーマンスを上げることで最高35%の売上向上を達成

AsiaNet 80006

【ニューヨーク、2019年8月8日、PRNewswire】Vymo（https://getvymo.com/?utm_source=PR&utm_medium=press_release&utm_campaign=Vymo%20raises%20Series%20B%20from%20Emergence%20Capital ）は外回りの営業チームがオフィス外でより効率的に活動するためのソリューションを提供する会社です。そのVymoが、Emergence CapitalのシリーズB 資金調達で1800万ドルの調節に成功したと本日発表しました。Emergence Capitalは起業家向けクラウド投資会社で、これまでにセールスフォース、Box、ヴィーヴァ、Zoomといった有名なSaaS企業に投資してきた実績があります。既存の投資者であるセコイア・インディアも今回のラウンドに参加しました。

今回の投資はVymoがニューヨークに本社を置き、米国へ公式参入することを受けて実施されました。さらに今後Vymoがアクサ生命、アリアンツ、AIA、ゼネラリ保険会社そしてアジア太平洋地域における主要銀行各社といった世界最大規模の保険・金融関連会社と取引し、グローバル市場において成長していくための推進力ともなります。

Vymoに登録しているユーザーの75％以上は毎日このアプリケーションにログインし、これを通じて、様々な営業活動を効率化を実現しています。更に、一般的に導入されている顧客管理システム（CRM）における標準値に比べ、Vymoを使用している顧客の活動量は2倍以上になっています。Vymoを使えば顧客の活動データが自動集積され、営業チームは潜在顧客や既存の顧客に対してもっと意味のある仕事に専念できるようになります。Vymoは豊富なコンテクスチュアルデータを利用することで、組織内で最も成績を上げている営業担当者はどんな行動を取っているのか学習し、それを営業チーム全体に向けた次のアクションとして推奨します。

Vymoは企業の販売売上を最高35%も向上させた実績があり、特に金融・保険企業での顧客管理戦略の効果を最大化することに長けています。企業は何百万ドルもの資金と多くの人員を顧客管理につぎ込んでいますが、営業チームから見ると、こうした投資が本当に売上面で効果として反映されるまでには至っていません。顧客管理システム利用率は平均で30%を下回っており、これは主に、外回りで忙しく働くチームには手動でデータ入力をする暇がないことに原因があります。リサーチとアドバイザリーを専門とするガートナー社も以下のように述べています。（https://blogs.gartner.com/todd-berkowitz/20161217-fearless_predictions/ ）「営業責任者は[セールスフォース・オートメーションシステムを]使いこなすことはできない。…このアイディアは失敗だ。」

実際にVymoを利用した様子を見る>> （https://www.youtube.com/watch?v=9saePnvir4M ）

「SaaS企業への投資の適切性を評価する場合、サービス解約や収益成長率といった、投資を遅らせている要因に目が向けられがちです。しかし、我々が投資してきた中で最も表立った会社各社が投資決定の際に共通して持っていた要素は、顧客の参加率が高く、意欲に溢れた会社だったということです。Vymoのユーザーアダプション率が驚異的に高く、50の世界的企業で働く10万人の営業担当者に利用されており、その数は今も増え続けているというように顧客ベースが安定的に拡大している状況を鑑みると、同社の提供するサービスは革命的であると言えます。何百万人もの人々の日常業務や生活を劇的に革新しており、我がEmergenceがぜひ業務提携をしたいと思う会社です。」と、今回の資金提供条件の一部としてVymoの理事会に名を連ねることになったEmergence Capital共同経営者であるジェイク・セイパー氏（Jake Saper）は述べています。

セコイア・キャピタルの取締役社長であるシャイレシュ・ラクハニ氏（Shailesh Lakhani）もこれに同意して、「創業期からのパートナーとして、我々はVymoがあらゆる側面で急速な成長を遂げるのを見てきました。その中でも最も注目すべきは、世界の大企業のモバイルベースで働く営業担当者たちに、Vymoのサービスがこぞって受け入れられてきたことです。Vymoは大企業での販売・頒布事業のあり方に、各社に共通する基準を設定し得るという点で、他社にはない力を持っています。ヤミニ氏、ベンカット氏、そしてこれまでの成功の上に建て上げられてきた彼らの素晴らしいチームに敬意を表します。これからのさらなる飛躍を確信しています。」とコメントしています。

成長と拡大

Vymoは過去数年に渡って前年比3倍の成長を維持しており、7カ国に進出しています。

Vymoが顧客層を拡大する中で、特に増加したのは主要な金融機関におけるサービス導入でした。同社の顧客の8割以上は金融サービス関連の会社で、その9割以上が大企業です。例えばAIAやアクサ生命といった企業がVymoを複数の国にまたがって利用しており、直接売上と代理店売上両方の管理に役立てています。アクサ生命保険株式会社タイのCEOクロード・セーニュ氏（Claude Seigne）は、「アクサ生命タイではVymoを利用することで、営業チームが十分かつタイミングに合った顧客との接触を持てるようになりました。おかげで顧客との間により深い関係性と信頼を築くことができています。」とコメントしています。

Vymoの米国市場への参入は、銀行や保険会社にとって鍵となる現在の時機にちょうど適っています。 2019年のアクセンチュア消費者動向調査（https://www.accenture.com/us-en/insights/financial-services/financial-services-consumer-study-2019 ）によれば、銀行や保険会社の顧客はさらに個人のニーズに特化したサービス、そして生身の人間同士のコミュニケーションに、デジタル手法を効果的に取り入れたサービスを望んでいるということが分かっています。Vymoは企業の商品に関心を持っている人や既存の顧客に対して、データやインテリジェンスを活用することでこうした価値の高いコミュニケーションを実現し、信頼性の向上とともに顧客保持を可能にします。

Vymoの共同設立者兼CEOであるヤミニ・バット氏（Yamini Bhat）は、「Emergence Capitalと提携することで、彼らが行動データを利用してエンドユーザーに価値をもたらす商品や会社を創り上げてきた、その知見を我が社でも使えるようになることを大変嬉しく思います。」とコメントしています。

Vymoについて

Vymoは営業活動データを自動集積し、組織内で最も業績の良いセールスマンから学習し、それを次に取るべき行動に向けてチームに提案することができる、モバイルベースのパーソナルセールスアシスタントです。Vymoを使えば顧客管理システムにデータを手動入力する必要がなくなります。さらに、部課長の立場にある人はその場で部下を指導することができるようになり、経営者はデータに基づいてビジネス上の決定を下すことができるようになります。

Vymoは、アクサ生命、アリアンツ、AIA、ゼネラリ保険会社、そしてアジア太平洋地域の一流銀行といった50以上の世界的企業において、10万人の営業担当者に利用されています。本社はアメリカにあり、シンガポール、日本、オーストラリア、インドに支部を置いています。Vymoはガートナー社から顧客管理部門での「クールな会社」として認定されており、CBインサイツのデモ・デ―では優勝を果たし、マイクロソフト社の「AI フォー・オール」賞を受賞した経験もあります。

今後のイベント:

9月23-26日: 秋季Finovate 2019、ニューヨーク

9月23-25日: インシュアテック・コネクト2019、ラスベガス

今後のウェビナー:

保険会社は売上と販売実績の抜本的変革に向けて、最新・最先端技術をどのように利用すべきか– 講師: Vymo社CEOヤミニ・バット氏、Novarica副社長ケビン・ラール氏（Kevin Rall）