電通、米国「ミュートシックス社」買収によりDTCマーケティング領域を強化

電通

2019年8月29日

株式会社 電 通

電通、米国「ミュートシックス社」買収によりDTCマーケティング領域を強化

 株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博、資本金:746億981万円)は、海外本社「電通イージス・ネットワーク」※を通じて、米国のデジタルパフォーマンス(運用型広告)、DTC(Direct-to-Consumer:消費者直販)マーケティングエージェンシー「MuteSix Inc.」(本社:ロサンゼルス市、CEO:Steve Weiss、以下「ミュートシックス社」)の株式100%を取得することにつき、同社株主と合意しました。

 2015年に設立されたミュートシックス社は、米国の有力なデジタルパフォーマンスエージェンシーとして急成長を遂げてきました。現在では120名の専門家が、DTCマーケティング領域においてFacebookなどソーシャルプラットフォームのダイレクト広告、コンテンツ制作等のソリューションを、スタートアップから成長企業まで幅広い顧客に対して提供しています。

 本件買収の目的は、当社グループのグローバルネットワーク・ブランドの1つで、デジタルパフォーマンス領域に強みを持つ「iProspect」(アイプロスペクト、本拠地:英国ロンドン市)の米国におけるDTC顧客基盤の拡大とソーシャルコンテンツに関するサービス機能の強化にあります。今後当社は、ミュートシックス社のブランド呼称を「MuteSix, an iProspect Company」(ミュートシックス・アン・アイプロスペクト・カンパニー)へと改称し、より競争力の高いデジタルパフォーマンスマーケティングサービスを提供します。

 なお、本件が当社の2019年12月期の連結業績に与える影響は軽微です。

※電通の海外事業を統括する「電通イージス・ネットワーク」(ロンドン)は、10のグローバルネットワーク・ブランドを中心に世界でビジネスを展開しています。10のブランドとは、Carat、Dentsu(Dentsu Brand Agencies)、dentsu X、iProspect、Isobar、mcgarrybowen、Merkle、MKTG、Posterscope、Vizeumを指します。

【ミュートシックス社の概要】

正式社名:MuteSix Inc.(ミュートシックス社)

本社所在地:米国カリフォルニア州ロサンゼルス市

設立:2015年12月

株主構成:株式取得後、電通イージス・ネットワーク100%

収益(Revenue):1730万USドル(約18.3億円)(2018年12月期)

代表者:Steve Weiss (CEO)

従業員数:120名

事業内容:ソーシャルプラットフォームの広告、コンテンツ制作等を中心に、デジタルパフォーマンスマーケティング領域全般のサービスを提供

以 上

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