細胞の目覚めの解明につながる遺伝子を発見

早稲田大学

2020/3/10 10:24

2020.03.10

早稲田大学

本発表の詳細は、早稲田大学のホームページをご覧ください。

https://www.waseda.jp/top/news/68589

 

■発表のポイント

・分裂酵母細胞が休眠から目覚める際の遺伝子の発現状態変化について解明した。

・その結果、ヒストンH3遺伝子の変動が休眠打破に重要な役割を果たすことを明らかにした。

・今後新たな制がん標的遺伝子の特定や、がん細胞の増殖を抑える創薬への道筋が期待される。

 

■概要

早稲田大学理工学術院の佐藤 政充(さとう まさみつ)教授および同大大学院先進理工学研究科博士2年の露崎 隼(つゆざき はやと)氏の研究グループは、同大理工学術院の竹山 春子(たけやま はるこ)教授および細川 正人(ほそかわ まさひと)次席研究員の研究グループ、産総研・早大 生体システムビッグデータ解析オープンイノベーションラボラトリ(CBBD-OIL)との共同研究により、シングルセル解析技術を改良することで、分裂酵母細胞が休眠から目覚める際の遺伝子の発現状態の変化について解明しました。その結果、休眠打破に重要とみられる遺伝子を網羅的に見つけ出し、中でもヒストンH3遺伝子の変動が極めて重要な役割を果たすことを明らかにしました。本研究により、今後様々な細胞が休眠から増殖を始めるメカニズムの解明につながり、新たな制がん標的遺伝子の特定や、がん細胞の増殖を抑える創薬への道筋が期待されます。

本研究成果は、2020年3月9日(月)午前10時(英国時間)に「Nature Communications」のオンライン版に掲載されました。

 

【論文情報】

雑誌名:Nature Communications

論文名:Time-lapse single-cell transcriptomics reveals modulation of histone H3 for dormancy breaking in fission yeast

DOI: https://doi.org/10.1038/s41467-020-15060-y 

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