低温で化学反応が速く進む手法を世界で初めて発見
2020.03.16
早稲田大学
科学技術振興機構(JST)
本発表の詳細は、早稲田大学のホームページをご覧ください。
https://www.waseda.jp/top/news/68615
■発表のポイント
・化学反応は高温ほど速く進むというアレニウスの法則がこれまで一般的だった
・外部から固体触媒に電位を与えることで、低温で化学反応が速く進む手法を世界で初めて発見した
■概要
早稲田大学大学院先進理工学研究科博士2年の村上 洸太(むらかみ こうた)氏および理工学術院の関根 泰(せきね やすし)教授らの研究グループは、外部から固体触媒に電位を与えることで、低温で化学反応が速く進む手法を世界で初めて発見しました。これまで化学反応は高温ほど速く進むというアレニウスの法則が一般的でしたが、その法則を打ち破る新しい概念です。
本研究成果は、2020年3月13日午前9時(英国時間)にイギリス王立化学会のジャーナル「Chemical Communications」のオンライン版に掲載されました。
【論文情報】
雑誌名:Chemical Communications
論文名:Key factor for the anti-Arrhenius low-temperature heterogeneous catalysis induced by H+ migration: H+ coverage over support
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースには、報道機関向けの情報があります。
プレス会員登録を行うと、広報担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など、報道機関だけに公開する情報が閲覧できるようになります。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 早稲田大学
- 所在地 東京都
- 業種 大学
- URL https://www.waseda.jp/top/
過去に配信したプレスリリース
運動学習の戦略にひそむ認知バイアス
7/24 12:00
液体ガリウムを使ってハイエントロピー酸化物超薄膜を作る
7/23 11:00
発酵ガスから化学原料へ
7/21 10:00
早稲田大学の研究者が学問の魅力を語るPodcast番組 ”博士一歩前”新シリーズ配信開始
7/16 15:00
女子の進学選択に影響する「親の期待」
7/15 10:00
バーチャルでの自己開示がリアルを超える
7/9 11:00
「早稲田大学人間科学部オープンラボ2025in所沢」開催のお知らせ
7/8 13:00
語彙の知識を洗練することで、より流暢な英語に
7/8 11:00
早稲田大学キャンパスツアー、参加者数が累計40万人突破
7/7 15:00
植物体内への糖輸送をリアルタイムで監視する「植物刺入型多酵素センサ」を開発
7/7 14:00
成人自閉スペクトラム症者と定型発達者における身体部位の脳内表象構造が類似
7/4 11:00
カカオの有効成分でスポーツ時の判断力が向上
7/3 11:00