業界初!「使い捨て岡持ち」がテイクアウト業界に革命を起こす!

あまから

2020年5月7日

有限会社 あまから

 

昭和9年創業の洋食店「グリルあまから」(福井県)の三代目が海洋ごみ問題を解決するために、レジ袋もプラスチック容器も使わない「使い捨ての岡持ち」を開発しました。全国各地に営業所を持つ食品包装資材専門商社 株式会社折兼と専売契約を締結し、5月25日より全国発売いたします。

 

 

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◆◆業界騒然!レジ袋もプラスチック容器も使わない「使い捨てのOKAMOCHI」◆◆

2019年、プラスチック容器7,445億円、レジ袋1,098億円、ストロー99億円 合計8,642億円が使用されたのに対して、環境にやさしい自然素材のバガスを使ったバイオ容器は16億円と全体の0.19%弱しかありません(富士経済 参照)。理由は大きく分けて①見栄えの悪さ ②多段に積めない ③レジ袋を必要とする の3点です。その大きな弱点を解決した商品がこの画期的なOKAMOCHIです。

 

OKAMOCHIの主な特徴】

●バガス素材容器対応    ●カップも紙製        ●カップのフタも紙製

●多段式梱包容器      ●1.5Kgまで積載可能    ●ゴミ分別の必要なし

●紙製食品容器×2       

 紙ストロー、おしぼり

 紙ナプキンを収納

 

◆◆「OKAMOCHI」webサイト ◆◆

             https://insp.site    

※お問い合わせ先は本文末をご覧ください。

 

 

特許   【第6143006号】

特許申請中【特願2019―40073号】

商標   【6047547号】

 

◆◆新型コロナウイルスの影響で海洋ごみが加速◆◆

新型コロナウイルスの感染拡大が全国に広がり、営業自粛を迫られている飲食業は売上が8~9割減と壊滅的な打撃を受けています。そのためほとんどの飲食店はテイクアウトで売上を確保しようと店頭販売を開始しました。結果、レジ袋と食品プラスチック容器が爆発的に消費される状況になり、海洋ごみ問題がより深刻な状況に陥っています。海洋ごみの多くは、街でポイ捨てされるレジ袋とプラスチックごみが川から海に流れ込んだものであります。この問題を解決するには、海洋ごみを回収するだけではなく、飲食業からレジ袋とプラスチック容器を使わないお持ち帰りを提供する必要があります。そこで「レジ袋も食品容器も使用しない一体型の多段式梱包容器」を考案し、特許【特許第6143006号】を取得、商品化することができました。

 

◆◆「岡持ち」から「OKAMOCHI」へ。開発のきっかけと想い◆◆

当店「グリルあまから」は、福井県で昭和9年創業の洋食屋です。創業当時洋食屋は珍しく,福井市内に3店舗ほどしかなかったそうです。高度経済成長期(1954年~1970年)には社会全体が忙しく会社で食事をする人が多くなり、自宅でもお店の味が楽しめる「出前文化」が発達しました。そのとき活躍したのが「岡持ち」です。いくつもの料理を多段に積んで、お店で使っている器で出前をし、後で回収することによりゴミを出さない自然環境にやさしいシステムでした。しかしファーストフードやコンビニの進出により、24時間どこでも安価に食事ができるようになり「岡持ち文化」は廃れてしまいました。2018年、ウミガメの鼻からストローを引き抜く衝撃的な映像から世界中で海洋ごみ問題が深刻な状態にあることがわかりました。カフェチェーンやファーストフードなどの業界リーダーが脱プラスチックを宣言し、取り組みを始めましたがストローなど一部分に限られました。そこへ新型コロナウイルスの感染が世界中に広がり、先が見通せない長期的な営業自粛に入ったため、飲食業は損失を補填するためにテイクアウトを始めました。それは海洋ごみ汚染をもっと深刻にする状況を作りました。このままでは海の汚染が進み、魚が取れなくなります。そして原材料の仕入れ価格が上昇し、巡り巡って飲食業界全体の首を絞めることになります。何とか昔のような自然環境にやさしいお持ち帰りができないかを必死に考え、できた商品がこの「使い捨ての岡持ち“OKAMOCHI”」です。

当社は小さな飲食店で、せっかくの発明もこの商品も全国のお客様に届けることができません。そこでこの発明の趣旨を理解していただいた愛知県に本社を持つ株式会社折兼と専売契約を締結いたしました。これにより全国に販路開拓を行い、この「OKAMOCHI」を販売することが可能となりました。日本中が自然に優しい食品容器を使いレジ袋を使わない「OKAMOCHI」に代えることによって豊かな海を取り戻したいと願っています。

 

 

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