血栓症研究所(TRI)は、コロナ患者に対する早期LMWH実施の潜在的利益を確認するため、ETHICの臨床試験をすると発表しました

血栓症研究所(TRI)

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血栓症研究所(TRI)は、コロナ患者に対する早期LMWH実施の潜在的利益を確認するため、ETHICの臨床試験をすると発表しました

- 今回の臨床試験は10カ国約1400名の患者に対して今年7月から実施されます。



- 対象患者は診断から3週間以内の期間で、低分子量ヘパリン・エノキサパリン、または現在実施されている標準的治療を無作為に受けます。



- 今回の研究はサノフィからの調査者イニシアチブによる資金で実施されます。



ロンドン, 2020年6月30日 /PRNewswire/ -- TRIはコミュニティーに特化した早期血栓予防の無作為化比較試験ETHIC (Early Thromboprophylaxis in COVID-19、コロナウイルスに関連した早期血栓予防)をオープンラベルで実施することとなりました。 対象となる患者は新規にコロナ感染症の診断を受けた人々のうち、年齢や共存疾患などの理由で感染症をこじらせる可能性の高い人々になります。



今回の研究は、コロナ感染症が重症化すると血栓症にもなりやすくなるという最近の発見を受けて計画されたものです。



今回の研究では、症状の出ているコロナ患者でLMWH(エノキサパリン)を受けている人を、標準的な治療を受けている患者と比較します。入院率や死亡率を含めた完全な結果が出るようになるまでには21日かかり、それ以降のフォローアップは50日と90日時点で行われます。



今回の研究では、症状の出ているコロナ患者でLMWH(エノキサパリン)を受けている人を、標準的な治療を受けている患者と比較します。 入院率や死亡率をフォローアップし完全な結果が出るようになるまでには21日かかり、それ以降のフォローアップは50日と90日時点で行われます。



今回の研究はSanofiの調査者イニシアチブによる研究資金で行われます。



TRIの事務局長アジェイ・カッカー氏は、「コロナウイルスに関連した血栓症と抗凝固療法の役割への理解は、現在急速に発展しつつあるものです。今回初めて世界中の研究者と協働してコロナウイルスに対するコミュニティーという環境下での抗凝固療法の評価にあたることができ、嬉しく思います。この重要な研究に参加して下さる協働者や患者さん達に大変感謝しています。」と述べています。



血栓症研究所は、血栓症の発見と治療に関する革新的なソリューション開発を牽引する研究機関です。サノフィは世界的バイオ製剤企業で、人類の健康に焦点を当てた活動をしています。



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(日本語リリース:クライアント提供)

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