~9月1日は「防災の日」~ コロナで変わる防災意識と対策
2020年8月25日
日本製紙クレシア株式会社
~9月1日は「防災の日」~
コロナで変わる防災意識と対策、「備蓄量アップ」は4人に1人
一方で、防災グッズや備蓄の「置き場所」には課題も…
ポイントは“日常時”と“非常時”を分けない「フェーズフリー」なアイテム選び
防災グッズとしても役立つ 「スコッティ ウェットティシュー」
“日常時”だけでなく“非常時”にも役立つ「スコッティ ウェットティシュー」シリーズを展開する、日本製紙クレシア株式会社(住所:東京都千代田区、代表取締役社長:山崎和文)は、2020年9月1日(火)の「防災の日」を迎えるにあたり、「新型コロナウイルス感染拡大以降の防災意識と対策」に関する調査を実施しました。
世界中を一変させた新型コロナウイルス。現在も先行き不透明な状況が続いており、生活者の意識・行動にも大きな影響がおよんでいます。それは「防災」に関しても例外ではありません。
そこで、今回は、新型コロナウイルス感染拡大以降の防災事情について、20~50代男女500名を対象とした調査を実施。感染拡大前後での生活者たちの防災意識・行動の変化を探りました。
◆コロナ以降は、災害自体のリスクだけでなく、避難所での「感染リスク」も懸念する人が多数
はじめに、「新型コロナウイルスの感染拡大以降、災害への不安は高まりましたか?」と聞いたところ、9割近く(87%)が「高まった」と回答。その理由としては、「災害自体だけでなく、避難所で感染するのではないかという不安があり、二重に怖い」(56歳・女性)などの声が多くあがりました。
そこで、「現在、災害が起きて避難が必要になった場合、移動時や避難先での新型コロナウイルス感染を不安に感じますか?」と聞くと、91%が「不安に感じる」と答える結果に。
具体的には、「避難先は密集が想定されるので感染リスクが高まりそう」(55歳・男性)、「手洗いなどの対策が十分にできるか不明」(43歳・女性)、「避難所では除菌グッズなどの物資も不足しそう」(23歳・男性)などの声があがっています。
新型コロナウイルス感染拡大以降は、災害自体のリスクだけでなく、避難所での感染リスクにも注意が必要と考える人が多いようです。
そして、こうした背景から、避難時に持ち運ぶ「防災グッズ」にも変化が生じているようで、新型コロナウイルス感染拡大以降、「防災グッズに除菌・消毒アイテムを新たに追加した」人が約3人に1人(33%)に。「Withコロナ」状況下の防災対策においては、「除菌・消毒アイテム」の重要度が今まで以上に高まってきていると言えそうです。
◆コロナ以降は、防災グッズのほか、家庭における「備蓄・ストック量」も増加傾向に
さらに、新型コロナウイルス感染拡大以降は、こうした「防災グッズ」だけでなく、外出機会を減らすためのまとめ買いや、ネットでのまとめ注文が進み、飲料・食料・生活用品などの「備蓄・ストック量」も増加傾向にあると言われています。実際に、今回の調査でも、新型コロナウイルス感染拡大以降、自宅における備蓄・ストック量が「増えた」人は、実に4人に1人(25%)にのぼりました。
そこで、前問で「増えた」と答えた人に、新型コロナウイルス感染拡大の前後(昨年と今年)で、「家に備蓄・ストックしてあるもののみで生活ができる日数」がどれくらい変わったかを聞くと、以下のような結果に。「飲料・食品」、「日用品」ともに、新型コロナウイルス感染拡大前と比較して、備蓄・ストック量が大きく増えていることがわかります。
【飲料・食品】家に備蓄・ストックしてあるもののみで生活ができる日数
・新型コロナウイルス感染拡大前(昨年):平均「約4.7日」
・新型コロナウイルス感染拡大後(現在):平均「約8.7日」
【日用品】家に備蓄・ストックしてあるもののみで生活ができる日数
・新型コロナウイルス感染拡大前(昨年):平均「約15.5日」
・新型コロナウイルス感染拡大後(現在):平均「約25.5日」
また、昨今は、不要なものは持たず、最小限のもので暮らす人をあらわす「ミニマリスト」というワードが浸透していますが、新型コロナウイルス感染拡大以降は、「もともとミニマリスト志向がある(あった)が、コロナをきっかけに以前よりストックや備蓄をするようになった」という人が4人に1人(25%)にのぼりました。新型コロナウイルスは、生活者の価値観にも大きな影響を与えていることがわかります。
◆防災グッズや備蓄・ストックの「置き場所」に困った経験がある人は4割超
一方で、防災グッズや備蓄・ストックが増えた際に気になるのが、これらを収納するスペースです。「これまでに、防災グッズや災害用の備蓄・ストックの置き場所に困った経験はありますか?」と聞いた質問では、4割超(41%)が「ある」と回答しています。
具体的には、「マンションの為、スペース的に狭くて困っている」(56歳・女性)という声が多く、収納先に困って「車に積んでいる」(27歳・男性)、「玄関に置いている」(47歳・女性)などの回答もみられました。また、置き場所が決まらず「普段邪魔にならず、かつ非常時すぐに持ち出せる場所を、今も探している最中」(52歳・女性)という人もいるようです。
◆「置き場所」問題の解決にもつながる! いま注目を集める「フェーズフリー」という考え方
こうした中で、いま注目を集めているのが「フェーズフリー」という考え方です。これは、“日常時”と“非常時”という社会のフェーズ(社会の時期・状態)を取り払い、普段利用している商品やサービスを非常時にも適切に使えるようにする価値を指します。
非常時にのみ使用するアイテムのために広い収納スペースを確保する必要がなくなるため、防災グッズや備蓄・ストックの「置き場所問題」の解決にもつながると注目を集めており、実際に「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品も増えているようです。
今回の調査でも、「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品を購入してみたいと思うかを聞いたところ、実に6割近く(59%)が「そう思う」と回答しています。「フェーズフリー」の商品は、今後ますます広がりを見せていきそうです。
【参考:フェーズフリーとは?】
(一般社団法人フェーズフリー協会 代表理事 佐藤唯行氏 インタビューコメント)
「フェーズフリー」とは、2015年頃から広まりだした「防災」に関わる新しい概念です。
一般的な「防災」は「備える」を前提とした取り組みで、大きな災害の発生直後には人々の防災意識は高まりますがいつしか薄れてしまい、備え続けることはとても難しいため、再び災害が起きた際には大きな被害が繰り返されてしまいます。
このように「備える」というアプローチだけでは繰り返される災害の解決は困難なため、「備えることが難しい」を大前提に、 「日常時」と「非常時」の境をなくし(=フェーズをフリーにし)、日常時に身のまわりで役立っているモノやサービスが、非常時にも私たちの命や生活を守ってくれるようにする、というのが 「フェーズフリー」の考え方です。
現在フェーズフリーは、自治体に於ける施設・施策および教育分野などでの新たな取り組みに導入され、また民間でもフェーズフリーを取り入れた製品・サービス開発などが進んでおり、環境問題に対する「エコ」などと同様に社会に浸透し始めています。
<調査結果まとめ>
本調査から、新型コロナウイルス感染拡大以降は、災害自体のリスクだけでなく、避難所での感染リスクにも注意が必要と考える人が多いことがわかりました。そして、こうした背景から、避難時に持ち運ぶ「防災グッズ」にも変化が生じており、「Withコロナ」状況下の防災対策として、「除菌・消毒アイテム」を準備する人も増えているようです。さらに、新型コロナウイルス感染拡大以降は、こうした「防災グッズ」だけでなく、外出機会を減らすためのまとめ買いや、ネットでのまとめ注文が進み、飲料・食料・生活用品などの「備蓄・ストック量」も増加傾向にあることも明らかになりました。しかし、その一方で、「防災グッズ」や「備蓄・ストック量」が増えることは、収納スペース不足が生じる要因となり、実際に置き場所に悩んでいる人も多いようです。
こうした中で、注目したいのが、“日常時”と“非常時”という社会のフェーズ(時期・状態)を取り払い、普段利用している商品を非常時にも適切に使えるようにする「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品です。今回の調査でも、6割近く(59%)の人が、「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品の購入意向を示しました。「フェーズフリー」の考え方を取り入れた商品は、「防災グッズ」や「備蓄・ストック量」が増えがちな「Withコロナ」状況下において、収納スペース不足解消の一助につながっていきそうです。
<調査概要>
・調査内容:「新型コロナウイルス感染拡大以降の防災意識と対策」に関する調査
・調査期間:2020年7月22日~27日
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:20~50代男女500名 (年代・性別均等割付)
◆日常生活でも非常時にも活躍する「スコッティ ウェットティシュー」
そして、日常生活の中で便利に使え、かつ災害が起きた時にも役に立つ日用品のひとつが、「スコッティ ウェットティシュー」シリーズです。
2020年4月にリニューアルした「スコッティ ウェットティシュー」シリーズは、インテリアに自然になじむ、清潔さのある白を基調としたシンプルなデザイン。その一方で、マルチに使える「純水99%」のほか、「除菌 ノンアルコールタイプ」、「除菌 アルコールタイプ」、「消毒(指定医薬部外品)」など、災害が起きた際には避難先で「除菌・消毒アイテム」としても活躍するラインアップもご用意しています(※「除菌」タイプは全ての菌を除去するわけではありません)。
また、ボトルタイプだけでなく、持ち運びに便利なハンディタイプも展開。バッグに入れておけば、普段のお出かけ中も、場所を選ぶことなく手指を清潔にすることができます。
新型コロナウイルス感染対策として、除菌・消毒がこれまで以上に求められるようになった現在。“日常時”も“非常時”も役に立つ「スコッティ ウェットティシュー」シリーズを、生活の中に取り入れてみてはいかがでしょうか。
<商品ラインアップ>
・ボトルタイプ
スコッティ ウェットティシュー 純水99% 150枚/スコッティ ウェットティシュー 除菌 ノンアルコールタイプ 100枚/スコッティ ウェットティシュー 除菌 アルコールタイプ 100枚/スコッティ ウェットティシュー 消毒(指定医薬部外品)80枚
・ボトルタイプ/つめかえ用
スコッティ ウェットティシュー 純水99% 130枚 つめかえ用/スコッティ ウェットティシュー 除菌 ノンアルコールタイプ 80枚 つめかえ用/スコッティ ウェットティシュー 除菌 アルコールタイプ 80枚 つめかえ用/スコッティ ウェットティシュー 消毒(指定医薬部外品)70枚 つめかえ用/スコッティ ウェットティシュー 除菌 ノンアルコールタイプ 80枚 つめかえ用 3コパック/スコッティ ウェットティシュー 除菌 アルコールタイプ 80枚 つめかえ用 3コパック
・ハンディタイプ(携帯用)
スコッティ ウェットティシュー 除菌 ノンアルコールタイプ 33枚/スコッティ ウェットティシュー 除菌 アルコールタイプ 33枚/スコッティ ウェットティシュー 消毒(指定医薬部外品)30枚/スコッティ ウェットティシュー 消毒(指定医薬部外品)10枚
<商品URL>
「スコッティ ウェットティシュー」シリーズ https://scottie.crecia.jp/wet/
本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。
このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 日本製紙クレシア株式会社
- 所在地 東京都
- 業種 パルプ・紙
- URL https://www.crecia.co.jp/
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