“ticket board”と感染症対策ソリューション「MyPass」の連携を開始
~電子チケットシステムと医療IT技術を用いたフルキャパシティのイベント開催の感染管理を~
“ticket board”と感染症対策ソリューション「MyPass」の連携を開始 ~電子チケットシステムと医療IT技術を用いたフルキャパシティのイベント開催の感染管理を~
国内最大の電子チケットサービス“ticket board” を運営する株式会社ボードウォーク(本社:東京都千代田区 代表取締役社長:遠藤政伸 以下 ボードウォーク)は、 株式会社アルム(東京都渋谷区、代表取締役社長:坂野哲平、以下 アルム)が開発した新型コロナウイルス感染対策ソリューション「MyPass」の有用性を高く評価し、“ticket board” と連携し、サービスを開始いたします。チケットサービスと新型コロナウイルス感染症対策ソリューションの連携は国内初となります。
世界初となるワンストップで厳重な感染症リスク管理を実現するソリューション「MyPass」を導入した電子チケットサービスの提供により、2020年初頭からの新型コロナウイルスによる影響が最も大きかったエンタテインメント業界やスポーツ業界をはじめとする、不特定多数の人が密に集まることを避けられない産業においても、科学的に裏づけのある感染症対策を確立したうえでのイベント開催が期待できます。これによって、日本社会の経済・文化活動を1秒でも早く取り戻すための足がかりになると考えております。
新型コロナウイルス感染症対策ソリューション「MyPass」は、“ticket board”でイベントのチケットを購入した方に事前に専用の検査キットを送り、検査結果をアルムが開発した救命・健康サポートアプリ「MySOS」を通じてアップロードいただくことや、イベント当日まで体温や症状、SpO2(血中酸素飽和濃度 ) *1 等をアプリ「MySOS」に記録していただくことで、参加者の感染リスク状況を把握することをベースとしています。
さらに、当日入場時には医療チームが待機し、当日時点で感染の疑いがある参加者にはその場でPCR検査を実施し、基準をクリアした参加者のみが会場に入る仕組みを確立しています。なお、イベント後に参加者から感染者がでた場合でもボードウォークの電子チケット管理システムによって即座に追跡が可能となるため、感染拡大防止にも寄与することができます。また、保険会社との連携により、感染を自己申告した参加者に対する補償制度を用意することで、より正確な感染状況の把握も期待できます。
これらのステップにより感染症リスクを最大限管理することで、数千・数万人規模のイベントでもフルキャパシティでの開催を視野にいれることができ、コンサートや演劇、スポーツ観戦などのエンタテインメント業界の再活動の一助になり、参加者の皆様に対しても安心安全かつ気軽に楽しめる体験の再提供が目指せると考えております。
新型コロナウイルス感染症対策ソリューション「MyPass」による感染対策のためのデータ収集・研究・社会実装は、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による令和2年度 「ウイルス等感染症対策技術開発事業」に採択された「LINEと連携した新型コロナウイルス感染症自宅・宿泊療養患者向けSpO2測定スマホアプリモニタリングシステムの実証研究」(代表機関:株式会社アルム、共同研究機関:東京医科歯科大学 藤原武男教授)の一環として行われます。
“ticket board” × MyPassフロー想定図(アルム提供)
このシステムの監修を務める東京医科歯科大学大学院医歯学総合研究科藤原武男教授(専門領域:公衆衛生学、疫学)は「来場者は、新型肺炎の診断をする上で必要となる「体温」「自覚症状(味覚障害、嗅覚障害、呼吸苦、咳、息切れ、咽頭痛など)」「SpO2(血中酸素飽和濃度)」「呼吸数」情報を10日間測定し、事前にPCRや抗体検査を行います。さらには当日の検温と、感染の疑いがある場合にはPCR検査をするという、包括的な対応のできるこのシステムは画期的であると考えます。感染拡大の防止と経済活動の維持の両立をはかるための中心軸となることを期待しています。まずはこのシステムの有効性を実証実験で明らかにしていきたいです」と述べています。
*1:SpO2(血中酸素飽和濃度)の2は下付きが正しい表記です。
本システムの都合上上記のように記載しております。
■「LINEと連携した新型コロナウイルス感染症自宅・宿泊療養患者向けSpO2測定スマホアプリモニタリングシステムの実証研究」について
国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)による令和2年度 「ウイルス等感染症対策技術開発事業」において、株式会社アルム(代表機関)、国立大学法人東京医科歯科大学、LINE株式会社およびエーザイ株式会社が共同して提案し、採択された研究開発課題です。モバイルとSNSを活用し、遠隔で医療判断に資する多様なデータを獲得できるシステムと各種検査を組み合わせることで、新型肺炎の感染疑い者の受診必要性の判断、陽性患者の自宅・宿泊療養のモニタリングおよび回復期の社会復帰タイミングの判断に関する実証を行います。
■ 株式会社ボードウォーク
「カタチにこだわらないエンタテインメントの楽しさを提供し、ひとりひとりの感動の最大化を目指す」を企業理念に、国内最大の電子チケットサービス“ticket board” の運営の他、デジタルコンテンツ及びグッズ等の企画制作や、ファンクラブ及びファンクラブイベントの企画・提案、会報の制作なども手がけています。
○株式会社ボードウォーク
○本社:東京都千代田区麹町1丁目7番地 相互半蔵門ビル8階
○代表取締役社長:遠藤政伸
○設立日:2010年5月27日
○資本金等:4億7,980万円
○ホームページ URL:https://boardwalk-inc.jp/
事業内容:
・音楽、スポーツ、映画、演劇等、各種イベントチケット販売
・デジタルコンテンツ及びグッズ等の企画/制作/販売
・ファンクラブ、ファンクラブイベントの企画・提案、会報の制作
・ファンクラブサイトの制作・運営
・動画配信プラットフォーム「neo bridge」運営
・チケット販売プラットフォームの提供 など
■“ticket board”について
ticket boardは、コンサートやライブのチケットの申し込みから、支払い、発券、入場までをスマートフォン・携帯電話で行える電子チケットサービスです。
■MySOSについて
株式会社アルムが開発・提供する、自身や家族の健康・医療記録を行い、救急時などのいざという時にスムーズな対応をサポートするアプリです。健康診断結果やMRI・CTなどの医用画像をスマホで確認することができるので、PHRとしても活用でき日々の健康管理に役立てることができます。
■MyPassについて
株式会社アルムが提供する、救命・健康サポートアプリMySOSと各種検査を組み合わせた大型イベント向けの新型コロナウイルス感染対策ソリューションです。感染症リスクを最大限管理することで、イベントの開催前から開催後までのすべての参加者の健康状態を把握できる仕組みです。
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このプレスリリースを配信した企業・団体
- 名称 株式会社ボードウォーク
- 所在地 東京都
- 業種 情報サービス・コンテンツ
- URL https://boardwalk-inc.jp/