Texas Cardiac Arrhythmia Instituteの医師が心調律異常の遠隔監視用のウエアラブルデバイス、アプリの役割を研究

The Texas Cardiac Arrhythmia Institute at St. David’s Medical Center

AsiaNet 85324 (1434)

 

【オースティン(米テキサス州)2020年8月31日PR Newswire=共同通信JBN】

*デジタル監視プラットフォームは、コミュニティーサポートとヘルスケア提供者へのアクセスを提供し、患者がライフスタイルを望ましいものに変える手助けをする

 

St. David's Medical CenterのTexas Cardiac Arrhythmia Institute(TCAI)(https://tcainstitute.com )の医師は、最も一般的タイプの心不整脈である心房細動(A Fib)患者向けの新たなライフスタイル介入プログラムとデジタルヘルスプラットフォームの試験を行っている。同プログラムはウエラブルデバイスにリンクされたアプリを特徴としており、A Fibの早期発見を可能にするとともに、A Fib患者の管理と臨床転帰を改善するよう設計されている。

 

米不整脈学会員、米心臓病学会員、欧州心臓病学会員でTCAIの心臓電気生理学者兼エグゼクティブメディカルディレクターであるAndrea Natale医学博士は「デジタル監視により、食事や運動などの処方計画を順守して生活の質を向上させる手助けをすることで、患者により良いサービスを提供することができる。医師は、患者にA Fibなどの心調律異常が起きた場合にアラートを受け取ることもできる」と語った。

 

研究中のデジタル監視プログラムにより、医師はA Fibのリスクがある患者を特定し、心筋焼灼治療の前後の再発リスクを減らすため、ライフスタイルを望ましいものに変えるなどの介入計画を作成できるようになる。心筋焼灼治療は、心調律異常を引き起こしている心臓組織の小さな領域を焼灼するために行われる。

 

この研究で使用されているRFMxデジタル監視プラットフォームには、希望する患者の健康データを継続的に追跡するウエアラブルデバイスが含まれている。同プラットフォームはデータを取りまとめ、リモート監視で毎月送られてくるウエアラブルデバイスが取得した情報に基づくヘルススコアカードを作成する。これは、食事、運動、ストレス軽減、睡眠、禁煙、節酒など様々分野で患者を教育、サポートできるよう設計されている。

 

Natale博士は「参加者はそれぞれ異なっており、直面している課題もそれぞれ違う。例えば、太り過ぎの患者は栄養プログラムと運動プログラムに参加し、肥満度指を最低10%減らすことを目指している。デジタルヘルスプラットフォームはこうした変化を測定できる」と語った。

 

医師は、遠隔医療、ウェブベースの分析、電子メール、携帯電話、アプリ、テキストメッセージ、ウエアラブルデバイス、さらに診療所あるいは遠隔監視センサー(体重計、血圧計バンドなど)を使用して、患者の進み具合を追跡する。リスクの高い患者には、必要に応じて医療関係者が健康指導のために介入することもできる。このプログラムは、患者への激励と説明責任のためにコミュニティーサポートも提供する。

 

TCAIは現在、約40人の患者を対象にデジタル監視プログラムの試験を行っている。

 

最近の研究で、早期介入による正常な心拍維持はA Fib患者の死亡率低下と心血管合併症減少に関連していることが明らかになった。Results of the Early Treatment of Atrial Fibrillation for Stroke Prevention Trial(EAST)(脳卒中予防試験のための心房細動の早期治療の結果)は、European Heart Meetingで発表され、8月29日付のThe New England Journal of Medicineに掲載された。

 

▽メディア問い合わせ先

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ソース:The Texas Cardiac Arrhythmia Institute at St. David’s Medical Center

 

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