イタリアのフィンテック企業Finantix、AIによるデータ解析ソリューションで製品ポートフォリオ拡大

AIとデータアナリティクスを活用したウェルスマジメント向けDXツール、Next Best Actionを統合

2020年9月18日

日本フィナンティクス合同会社

イタリアのフィンテック企業FinantixAIによるデータ解析ソリューションで製品ポートフォリオ拡大
NEXT BEST ACTION”は、証券会社、銀行など金融機関のファイナンシャル・アドバイザーが利用するDXツールで、データとAIを活用し個別顧客ごとにパーソナライズされた提案により、より顧客エンゲージメントを高めることを可能にします。

シンガポール9月15日:銀行、資産管理、証券会社、保険などの金融機関向けDXソリューションのグローバルプロバイダーであるFinantix(本社イタリア、CEO Christine Ciriani)は、スイスのフィンテック企業でFinantixグループに加わったin-CubeのAIデータ解析ソリューション“Next Best Action“の製品スイートへの統合完了を発表しました。

”Next Best Action“は、AIを活用し、グローバルECサイトやビデオ配信プラットフォームなどと同様にユーザーが直感的に理解しやすい画面構成を通じて、高度にパーソナライズされたファイナンシャル・アドバイスのためのインサイトをユーザーに提供します。これは、Finantixアドバイザリーコンポーネントと、in-Cubeのクオンティテーティブ・ファイナンス、AI、およびデータ機能と両社の専門知識の組み合わせであり、本年初頭のFinantixによる買収後、InCubeがFinantixとその顧客にもたらす付加価値の一つでです。

 

プライベートバンク、リテールバンクなどのウェルスマネジメント部門は費用を圧縮しつつ収益最大化のためにファイナンシャル・アドバイザーやリレーションシップ・マネージャーが顧客の資産形成のために提供するサービスレベルの高度化という、ある意味、相反する課題に直面し続けています。この課題を解決するため、グローバルでは多くの金融機関がプロセスのデジタル化を進めています。

 

“Next Best Action”は機械学習をはじめとしたAIエンジンを活用し、ハウスビューなどを含む複数のデータソースからのインサイトを使い、ファイナンシャル・アドバイザー、リレーションシップ・マネージャーなどに、顧客情報や適切な推奨金融商品の情報をタイミングよく提供します。これによりマニュアルプロセスよる手間を極力削減し、顧客サービスにかけるコストを最小化します。

 

また以下の利点もご提供します

 

ファイナンシャル・アドバイザー、リレーションシップ・マネージャーなどは、データから抽出した情報を基に、顧客に対してパーソナライズされた実用的インサイトをタイムリーに提供することができます。



インテリジェント・マイニングとクライアントデータ活用により、ESG関連、投資スタイル、投資リスク許容度など、顧客嗜好の全体像を理解し、よりパーソナライズされた推奨アクションを通知することができます。
 

金融機関ユーザー、顧客のデジタル体験(DX)は、グローバルECサイトでのショッピング体験やストリーミング・ビデオ配信プラットフォームでお勧め映画を選択することと同様に、便利で、魅力的で、パーソナライズされています。

 

“Next Best Action”は、使いやすいユーザーインターフェイスで構成されており、金融機関のアドバイザーをはじめとした担当者、管理者が複数のデータソースから関連情報に容易にアクセス、分析を行い、それをパーソナライズされたフォーマットで顧客にデジタルに提示することができます。 また関連する法定要件に完全に準拠させることが可能です

 

InCube Group AG共同創設者ボリス・ランコフ博士
「金融機関におけるデジタル化は非常に複雑なプロセスですが、既存システムと容易に連携可能なモジュール式APIベース・ソリューションの採用により、極めて迅速、かつ低コストに実現可能です。
InCubeとFinantixはどちらも、デジタル化プロジェクトの豊富な実績があり、“Next Best Action”は、AIに関するInCubeの専門知識がFinantixのフロントエンドテクノロジーと相乗効果を発揮できた素晴らしい事例です」

 

“Next Best Action”は複数ソースからデータを手動でコンパイルするプロセスから担当者を解放し、必要な情報を迅速に提供します。顧客の投資方針や保有ポートフォリオに合った情報やアドバイスなど、以前は超富裕層といった顧客にしか提供されなかったプロアクティブでパーソナライズされた高度なサービスを資産形成層など幅広い顧客層にも容易に提供可能となります。これにより、顧客満足度を高め、金融機関は顧客単位の収益を最大化することが可能です。

 

Finantix CEO Christine Ciriani

「”Next Best Action”がFinantixアドバイザリースイートの製品ポートフォリオに統合されたことを非常に嬉しく思います。 顧客の投資方針など様々な情報を活用し、推奨商品をよりパーソナライズすることで、金融機関からの提案成約率を高め、結果として、顧客の金融機関へのロイヤリティーをも高めることができます。”Next Best Action”は、資産形成ビジネスの門戸を広げ、より多くの顧客にプライベート・バンキングレベルのサービス提供を可能にします。」

 

以上

 

Finantixについて

Finantixは20年以上にわたり、お客さまとアナリストから信頼できるテクノロジーを世界の金融業界に提供するリーディングプロバイダーとして評価されています。豊富な業界の知見を活かし提供されたツールにより、金融機関がは顧客とデジタルかつインテリジェントに連携し、インサイトに満ちたアドバイスを提供することができます。AIを包括的かつモジュラーで注入することにより、APIファーストのプラットフォームである当社の実績あるテクノロジーが、総合的顧客インテリジェンスをあらゆるユーザーに提供し、営業およびサービスの生産性を高めます。また個別のオムニデバイスエクスペリエンスを可能にしています。

 

当社の主力プラットフォームは日常の業務を価値のある共同作業に変えることに役立つサービスをクラウド上でも提供しています。金融機関における様々な役割に対しサービスを提供し、デバイス、言語、通貨、国、規制面においても柔軟に対応しています。当社はヨーロッパ、アジア太平洋、北米にて事業を展開しています。

日本では100%子会社である日本フィナンティクス合同会社が国内のお客様向けのビジネスを行っています。

 

www.finantix.com

 

参考:

Twitter @Finantix_FS

LinkedIn https://www.linkedin.com/company/finantix/

 

 

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