QSの2021年経営学修士ランキング－世界中の雇用主の間で最も需要のある専門分野が判明

QS Quacquarelli Symonds

2020/10/12 09:59

AsiaNet 85741 （1681）

【ロンドン2020年10月11日PR Newswire=共同通信JBN】世界的な高等教育・ビジネス教育アナリストであるQS Quacquarelli Symondsは、QS World University Rankings: Masters in Supply Chain Management（QS世界大学ランキング：サプライチェーンマネジメント修士）をリリースした。これは一連の専門的なビジネスマスター（経営関係修士）の一覧表に新たに追加されたもので、一覧表にはビジネス分析、財務、管理、マーケティングの各修士、およびフルタイムMBA（経営学修士）も含まれている。

QSのNunzio Quacquarelli最高経営責任者（CEO）は「Covid-19ワクチンを配布しようと目論んでいる企業であれ、またはパンデミックが始まって以来急速に成長しているｅコマースのようなセクターであれ、世界中の企業がサプライチェーンマネジメントを専門とする人材を採用しつつある（https://www.topuniversities.com/business-masters-rankings/2021 ）。データ分析の分野の成長と同様に、これは今後10年間の新しいキャリアパス（昇進経路）となる。 QSでは、一連のビジネスマスターランキングを拡大し、最も需要の高いキャリア専門分野を含めることで、世界中の将来有望な学生にこの分野で最高のプログラムを探すのに役立つ独立した知見を提供している」と述べた。

ランキングでは、雇用適性（エンプロイアビリティ）、起業家精神、卒業生の実績、投資収益、ソートリーダーシップ、授業と学部の多様性を評価する。全体として、これらのランキングは世界中の雇用主の間で最も需要の高い大学院プログラムを網羅している。

QSのランキング担当マネジャーであるAndrew MacFarlane博士は「プログラム関連の入力情報の分析に加え、QSは3万7000人近くの世界の雇用主と3万4000人を超える世界の学者の観点からの特定のビジネススクールの評価も考慮した。最後に、特定の教育機関に戻った2万7831人の成功した卒業生の教育経路（エデュケーションパス）をマッピングした」と述べた。

スタンフォード大学経営大学院（Stanford GSB）が引き続きQS World University Rankings: Global Full-Time MBA（QS世界大学ランキング：グローバル・フルタイムMBA）（http://www.topmba.com/mba-rankings/2021 ）をリードしているが、ウォートン・スクール（The Wharton School）は2位に後退した。HEC経営大学院（HEC Paris）、INSEAD（インシアード）、ロンドン・ビジネス・スクール（London Business School）およびIEビジネススクール（IE Business School）がトップ10に選定され、今日の主要なMBAプログラムのグローバルフットプリントを浮き彫りにしている。

QSグローバルMBAランキング2021（トップ10）

2021 2020

1 　1= Stanford GSB（スタンフォード大学経営大学院）　　　　　　　　　米国

2 　1= Penn (Wharton) （ペンシルベニア大学ウォートン校）　　　　　　　米国

3 　3= MIT (Sloan) （マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院）　　　米国

4　 5 Harvard Business School （ハーバード・ビジネス・スクール）　　　米国

5 　7 HEC Paris（HEC経営大学院）　　　　　　　フランス

6= 3= INSEAD （インシアード）　　　　　　　　フランス

6= 6 London Business School（ロンドン・ビジネス・スクール）　英国

8 　11 Columbia Business School （コロンビア・ビジネス・スクール）米国

9 　14 IE Business School（IEビジネススクール）　　　　　スペイン

10 　9 UC Berkeley (Haas)（UCバークレー校（ハース））　　　　米国