阿修羅展を手がけた若き僧侶が書いた「興福寺の365日」発刊!

僧侶が日々の出来事や思いを書きしたためたエッセイを 美しい写真、DVD映像と共に楽しめる1冊です。

西日本出版社

2020年10月14日

株式会社西日本出版社

 阿修羅像でも知られるこのお寺で、見たこと感じたことを、さりげない言葉で僧侶辻明俊は綴ります。添えられているのは興福寺を見続けてきた映像作家保山耕一の動画から選びぬいた写真の数々。ここにあるのは、興福寺の日常そのものです。掲載されている伽藍や乾漆八部衆立像などの写真も見逃せません。

 

付属のDVD(66分)は、「情熱大陸」や「世界遺産」のカメラマンとして知られる、保山耕一が、御仏・祈り・四季を綾なす映像を「映像詩・天平の祈り」として作成しました。著者辻明俊の新型コロナウイルス早期終息のご祈祷シーンも収録されています。

 

興福寺の365日表紙

 

 日本屈指の古刹「興福寺」。僧侶には、厳しい試験が課せられていることはあまり知られていません。平安時代から伝わる僧侶の口述試験、「竪義(りゅうぎ)」です。法相宗の僧が一生に一度だけ受験を許され、失敗すれば寺を去る覚悟で挑みます。そのような「一生一世の試練」を33歳で乗り越えた辻明俊(つじ みょうしゅん、42歳)が、僧侶の日常、修行、興福寺の今と昔、1300年の歴史や寺宝、お寺で起こる怪異な出来事、そして、奈良や鹿のことなど、自由自在、縦横無尽に筆を走らせました。

 

●著者 辻明俊(興福寺・執事兼境内管理室長)

 

 

辻明俊(興福寺・執事兼境内管理室長)

 

 私は僧侶としての法務のほかに、お寺では主に広報や企画事業を担当しています。「お寺に広報や企画の仕事があるんですか?」とよく驚かれます。つまり、僧侶がふだん何をしているのか皆さんはご存じないようです。お寺の数はコンビニより多いのですが、近くにあっても何となく遠い存在ではないかと思い、興福寺の日常を書きました。読んでいただければ少しは身近に思っていただけるかもしれません。(著者談)

 

<著者プロフィール>

辻明俊(つじ みょうしゅん)

1977年奈良県生まれ。2000年に興福寺入山。2004年から広報や企画事業を担当し、現在は興福寺・執事兼境内管理室長。2009年「国宝 阿修羅展」をはじめ、「国宝 仏頭展」や「運慶展」などを担当。2011年には、「堅義(りゅうぎ)」を無事に終え2012年から興福寺・常如院住職。共著に『お坊さんに聞く108の智慧』。

 

<映像作家>

保山耕一 (ほざん こういち)

奈良県在住。フリーランステレビカメラマン、映像作家。第7回水木十五堂賞、第24回奈良新聞文化賞

受賞

公式サイト https://hozankoichi.wixsite.com/profile/blank

 

●書籍データ

「興福寺の365日」

2020年10月14日 初版第一刷発行

著者 辻明俊(つじ みょうしゅん)興福寺・執事兼境内管理室長

映像制作 保山耕一 (ほざん こういち)

判型 A5判並製160pオールカラー

税込み価格1870円

ISBN978-4-908443-53-4

 

DVD 映像詩・天平の祈り(66分)付き

仏像・五重塔などの写真集(20p)

 

●興福寺

奈良・興福寺は、平城京遷都(710年)とともに、藤原不比等が創建した1300年の歴史をもつ日本屈指の名刹。日本人なら誰でも知っている「国宝阿修羅像」や「国宝千手観音菩薩像」など、22件もの国宝を有し、興福寺の代表的な建築物である五重塔の高さは50mに及び、古都奈良のシンボルとして存在感を放ちます。

 

 

中金堂と五重塔

 

国宝・阿修羅像

 

●本件に関する問い合わせ先、注文は

株式会社西日本出版社 担当:内山

大阪府吹田市南金田1丁目11−11-202

電話: 06-6338-3078

メール:jimotonohon@nifty.com

http://www.jimotonohon.com/

本プレスリリースは発表元が入力した原稿をそのまま掲載しております。また、プレスリリースへのお問い合わせは発表元に直接お願いいたします。

プレスリリース添付画像

興福寺の365日表紙

辻明俊(興福寺・執事兼境内管理室長)

中金堂と五重塔

国宝・阿修羅像

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