万博のサウジアラビア館の再建が進行中、「月の船」は常州ハイテク区にとどまる

常州国家ハイテク産業開発区(Changzhou National Hi-Tech District)

 

2010年万国博覧会のサウジアラビア館再建の起工式

 

AsiaNet 86119 (1859)

 

【常州(中国)2020年10月15日PR Newswire=共同通信JBN】2010年上海万国博覧会で「Moon Ship(月の船)」として知られるサウジアラビア館は、千年以上前の中国とアラブ世界の間の海のシルクロードの壮大なシーンを再現し、最も人気が高く最も興味深い展示ホールの1つになった。「一帯一路」文化観光産業の重要な国際協力プロジェクトとして、中国とサウジアラビアの人々の間の深い友情を運び、2つの文明間の交流と相互発見を象徴するシルクロードの宝船は、9月26日、常州ハイテク区(Changzhou High-tech Zone)と江南グローバル港(Jiangnan Global Port)に恒久的に接岸した。

 

2010年万博のサウジアラビア館はYuexing Groupによって再建され、投資総額30億人民元だった。このプロジェクトはSongshan North Road(嵩山北路)の東、Hengshan Road(衡山路)の西、Pujiang Road(浦江路)の北、Gaoyouhu Road(高郵湖路)の南に位置する。その正面は江南グローバル港スタイルに似ており、家庭的体験と文化観光を統合する体験型の商業および文化観光複合施設を創出する。このプロジェクトは、サウジアラビア館のオリジナルの設計コンセプト、青写真、建築、主要エリアの家具配置を尊重し、オリジナルの仮設建築が内在する欠陥を改善し、恒久的な建築物の基準を改善し、内部スペースの機能の快適性を向上し、デザインの最適化を図る。サウジ館の元のマルチメディア機能と画像表示機能を保持し、サウジアラビアの人間性と自然を宣伝する。さらに、最先端のVRマルチメディア技術を採用し、画像視聴体験を向上する。このプロジェクトは2023年3月に完了する見通しである。完了すれば、江南グローバル港と香港の競争力をさらに強化し、文化、ビジネス、観光を統合し、全てが新しい都市観光の名刺になる。

 

中国共産党常州市委員会のQi Jiabin書記は、「月の船」を再建しサウジアラビア館に常設展示することは常州の「一帯一路」構想の実施を鮮明に示していると指摘した。それは常州High-speed Railway New Town(高速鉄道ニュータウン)の文化的意味合いを大いに豊かなものにし、常州市の文化観光産業の開発を促進する。現在、常州市はグローバル観光の理念に従うことにより、国内の一流の観光目的地を構築することを目指している。

 

江南グローバル港も同時に水族館を建設する。「月の船」と共に、「船」を空に向かって持ち上げる水族館は「船」の真下の強力な視聴体験になる。

 

▽常州国家ハイテク産業開発区(CND)について

常州国家ハイテク産業開発区(CND)は長江デルタの中心部に位置している。CNDには1600社を超える外資系企業がある。CNDは最近、開発ペースを加速し、産業基盤の建設への努力を強化しており、機器製造(精密機械)と新材料の2つの柱となるビジネスをより大きく、より強力にしている。新興産業は、新世代の情報技術、バイオメディカル、新エネルギー車両、太陽光発電、航空で構成されている。

 

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ソース:Changzhou National Hi-Tech District

 

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(写真説明:2010年万国博覧会のサウジアラビア館再建の起工式)

 

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