TVM Capital Life Scienceが応募超過で4億7800万ドルとなった同社史上最大のファンドTVM Life Science Innovation IIを最終締め切り

TVM Capital Life Science

2020/10/28 09:52

AsiaNet 86275 （1957）

【ミュンヘン、モントリオール2020年10月27日PRNewswire＝共同通信JBN】

＊初期段階医薬品開発候補の実績ある「プロジェクト重視企業」への投資戦略を継続

＊後期臨床段階バイオ医薬品企業、医療機器企業、診断企業への投資も継続

北米と欧州の大手生命科学ベンチャー投資企業の1社TVM Capital Life Scienceは27日、同社の最新ファンドであるTVM Life Science Innovation II（TVM LSI II）の最終締め切りを発表した。総投資約束金額は4億7800万米ドルで、イーライリリー・アンド・カンパニーや他の戦略投資家、年金基金、財団、ファンドオブファンズ、資産運用会社、米大手銀行のほか、米州、欧州、韓国の複数・単一のファミリーオフィスから調達された。このファンド投資活動の地理的な重点は北米と欧州である。

TVM LSI IIは大幅な応募超過となった。ファンドはすでに2020年2月に最初の投資を売却した。

TVM LSI IIは、投資家のために収益を最大化し、早期の大きな流動性をもたらす目標で、初めから目に見える魅力的な出口戦略を提供する資産に投資するTVMの重点を維持する。ファンド資本の約50－60％はファンドが過半数を所有し、資本・時間効率の良い方法で早期段階の医薬品候補開発のために設立された「プロジェクト重視企業（PFC）」に投資する方針である。残りの資本は後期臨床段階バイオ医薬品企業と商業段階の医療機器・診断企業に投資される。TVM LSI IIの実績ある重点は、開発の兆候と段階で多様な差別化されたファーストインクラスとベストインクラスの資産のポートフォリオの構築で継続される。

TVM Capital Life ScienceマネジングパートナーのLuc Marengere博士は「TVM LSI IIの既存と新規の投資家の強い支持は喜ばしい。TVM LSI IIはTVM創業以来最大のファンドだ。また、米州と欧州でのTVM LSI II調達でニューヨーク拠点のJoelle Wyser-Pratte OCP兼創業者が果たした重要な役割に感謝している」とコメントした。

Stefan Fischerマネジングパートナー（財務担当）は「TVM LSI IIが投資家のためにTVMの成功物語を続けるだけでなく、まだ治療法のない大きな医療ニーズの患者向けの新たな差別化された治療選択肢の開発への出資も可能にすると信じている」と述べた。

ミュンヘンを拠点とするTVM Capital Life ScienceマネジングパートナーのHubert Birner博士は「この資金調達の成功は、当社が2012年にイーライリリー・アンド・カンパニーとともに実施した革新的で資本効率の良い投資戦略の強力な証明である。TVM LSI IIは北米と欧州に重点を置いた初期段階単一資産PFC16社ほどと後期段階企業10社に投資する方針である」と書いた。

TVM LSI IIの締め切りにより、Stefan Fischer氏はマネジングパートナー（財務担当）に、Sascha Berger博士はパートナーに昇進した。

TVM投資チームはこの数カ月に、Alexandra MacLean医学博士とAlain Thibault医学博士をプリンシパルに、Valentina Agostina博士、Catello Somma氏、Philipp Lechner氏をアソシエートに加えた。

▽TVM Capital Life Science

TVM Capital Life Scienceは北米と欧州連合（EU）の国際的バイオ医薬品・医療技術・診断企業にベンチャー資本を提供する。TVMは初期段階投資と後期段階投資に重点を置く両面戦略に従っている。

www.tvm-lifescience.com

▽メディア・報道関係問い合わせ先

TVM Capital Life Science

Stefan Fischer, Managing Partner (Finance)

TVM Capital Life Science

fischer@tvm-capital.com

+49 89 998 992 36

▽投資家関係問い合わせ先