大型の宮廷ランタンの1つであるこの作品は異なる装飾技術が統合されている

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【成都（中国）2020年11月11日新華社＝共同通信JBN】中国国際輸入博覧会（China International Import Expo、CIIE）が11月5日から10日まで上海で開催された。会場では、Zigong Lantern Culture Communication & Operation Co. Ltdから提供された自貢ランタンが、その東洋的な魅力と芸術的なカリスマ性で大きな注目を集めた。

自貢ランタンは中国四川省・自貢市独自のもので、由緒ある歴史と繊細な職人技で有名だ。CIIEに展示された初の国家レベルの無形文化遺産として、高度に技術的で洗練された4つの宮廷ランタンとCIIEをテーマにした26組のランタンが展示された。中国のランタン文化と装飾照明産業の有機的組み合わせは海外からの出展者と出席者から称賛された。

自貢ランタンは素晴らしいデザインと制作の複雑さで名高く、磁器用品やガラス瓶からカイコのマユ、細長い竹、染色布や絹に至るまでの多種で独自の素材を使って制作される。CIIEをテーマにした26のランタンの1つ、Lotus Step by Step（1歩1歩のハス）は20の大スクリーンとランタン技術を組み合わせて制作され、徐々に開花するハスを描写し、訪問者が歩みを進める際の視覚体験を創出した。

光は、輝き、希望、健康であることを象徴する。唐王朝と宋王朝に遡る自貢ランタンとランタンフェスティバルは8世紀以上も続いているだけでなく、中国の伝統的な民俗習慣から独自の地域特性を実演する祝いの場の文化的イベントへと発展した。自貢の人々は何世代にもわたってそれぞれのランタンを確かな人間的精神で染め上げ、彼らの勤勉さ、英知、献身によってアジア芸術としてのこの魅力的な宝を継承・永続させている。

1990年、自貢ランタンは初めて海外に渡り、シンガポールのチャイニーズ・ガーデンをライトアップして、その過程で「世界最高のランタン」の名声を得た。それ以後、自貢ランタンは全世界80以上の国と地域で輝き、海外のランタン展示会では90%の市場シェアを占め、アジアの輝くアイコンになり、中国の世界との対話、開放の取り組み、世界の隅々との誠実なパートナーシップを見事に明示する存在になっている。

自貢ランタンの生まれ故郷は四川省自貢市である。そこは長い間「数千年の塩の首都、恐竜の本拠地、中国のランタン都市、美食のパラダイス」として有名である。Chinese Lantern World（中国ランタンワールド）、Dinosaur Culture（恐竜文化）、Science and Technology Industrial Park（科学技術産業パーク）、その他独自の文化産業基地の建設が加速している。自貢市は「数千年の塩の首都」伝説を楽しみにやって来る世界中の旅行者を、両手を広げて受け入れる。

CIIEでの自貢ランタンの展示は、「中国のランタン都市」自貢の発展の歴史に新たな栄光の色鮮やかな章を加えるものだ。自貢はランタンを招待状にして世界からの来訪を心から招待し、開放と協力の素晴らしい将来展望を共有する。

ソース：Zigong Lantern Culture Communication & Operation Co. Ltd.

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（写真説明：大型の宮廷ランタンの1つであるこの作品は、エナメル、刺しゅう、内部ペイントガラス、 銅鋳物、刺しゅうとヒスイの掘り込みといった多くの異なる装飾技術が統合されている）

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（写真説明：CIIEで展示された自貢をテーマにしたランタン）

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（写真説明：Lotus Step by Stepランタンのセットは祝福と幸運を表すハスの開花を生き生きと描写する）

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（写真説明：自貢のもう1つのシンボルである恐竜から着想を得たランタン）